「1人の検事の存在が、アウシュビッツの真実を伝える!」顔のないヒトラーたち ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
1人の検事の存在が、アウシュビッツの真実を伝える!
スタンフォードの監獄実験や、ミルグラム実験のように、全良な一般市民でもその場の状況や環境によって、人は命令に従い悪魔のようになれる恐ろしさを感じました。
アウシュビッツの看守達も、戦争が終わればパン屋だったり教師だったり普通の生活を送っています。
数十年前は何十人、何百人もの命を殺めたはずなのが信じられません…。
裁判によってその真実が明かされますが、反省の色を一切見せない彼らは一体どんな心境なのでしょうか…。
裁判で少しでも、加害者達の心の内が見えてくることを願います。
第二次世界大戦は、誰もが被害者であり加害者でもあったのだと、改めて感じました。
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