「自分を捨てた親に会いたいですか?」湯を沸かすほどの熱い愛 ゆっくりランナー1号(名前を11/28変更しました)さんの映画レビュー(感想・評価)
自分を捨てた親に会いたいですか?
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主人公の双葉(宮沢りえ)は一人で娘の安澄を育てている
夫は蒸発し、家業の銭湯も休業している
ある日、パート先で倒れ
ステージ4の癌であることが分かる
残された時間は2~3か月
それまでにやらなければならないことは・・・・
という物語
ここまでの設定は良いのだが
この後の話が全く共感できない
私は10歳の時に母と別れて育った
映画の双葉とほぼ同じ状況だが
自分を捨てた母親に会いたいと思ったことは無い
でも、映画やドラマの登場人物は
自分を捨てた親に「会いたい」と願う
何を根拠に脚本を書いてるのか質問したいくらいだ
普通に両親に育てられた人たちは
離れ離れになった親子の再開は100%ハッピーだと思ってるのだろうか?
そんなのは戦争の混乱期の話だろ
この作品の母親は、自分の価値観を娘に押し付けすぎ
安澄を生んだ母親が別にいるとしても
会うか会わないかは本院が決める事
自分は母に会いたいのに、
なぜ子供たちを母親から引き離したのか
家族を捨てて女のところへ行った父親を連れ戻すことが
娘のためになると思えない
日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞は理解できるが
世間の評価が高かった分、期待外れだった
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