「冷静すぎる大物かあちゃん」湯を沸かすほどの熱い愛 TRINITYさんの映画レビュー(感想・評価)
冷静すぎる大物かあちゃん
余命3ヶ月の家族物
お涙頂戴の暗い映画を予想してましたが、見事に予想を裏切る、暗さのかけらもない、ほのぼのとしたシュールな家族の映画でした
もし自分の余命があと半年無い事を知ったらどうするか?
慌てふためき、泣きわめき、落ち込み、周りに迷惑かけまくるだろう
そして落ち着いたら、間違いなく残ったお金で自分の生きたい所へ行き食べたい物を食べる
自分に問うてみたところで、出てくるのは自分の事ばかり
正直主人公のような、こんな大きな器は持ち合わせていない
残される家族の為に何かする心の余裕がある、こんな主人公のような死に際は格好良いよね
そんな自分を顧みることのできるとっても良い映画です
死ぬ間際こそ、こんな立派な自分でいたいですね
絶対無理だけど
色々無理矢理設定詰め込んだ感はあるけど、家で観るには悪くはないね
2021自宅鑑賞2
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