SPY スパイのレビュー・感想・評価
全77件中、1~20件目を表示
007は私の番号…?
ジュード・ロウ、新たな007に就任か…?
ってぐらい、スーツ姿で任務を遂行。カッコよくキメる。
プレ・シークエンスなOPやあの主題歌と言いタイトルバックと言い、『007』を意識。…いや、パロディ?
開幕の雰囲気から分かる通り、コメディ。くしゃみして誤ってターゲットを射殺してしまうし。
彼はCIAエージェントのファイン。そんな彼が活躍するスパイ・アクション・コメディかと思いきや、序盤で早々に殉職。
変わって任務に当たるのは、彼の“内勤”パートナー。
CIA分析官のスーザン。見た目はぽっちゃり体型の普通のオバサンだが、パートナーとしてのサポート能力は秀でたもの。ファインの活躍も彼女のサポートあってこそ。
二人でスーツケース型小型核爆弾を有する男を追っていた。ファインが誤って殺してしまったので、その隠し場所を知っているだろう娘に接近。が、娘レイナはファインを返り討ち。しかもレイナは他のエージェントの名も顔も知っている。内通者が…?
核爆弾の闇取引を阻止せよ!
が、現職のエージェントたちは顔を知られ、動けない。
そこで名乗りを上げたのは、スーザン。私なら顔も素性も知られていない。
これには口悪く俺様気質のエージェント、フォードは憤慨。
唯一の最悪の最善案。上司のエレインは許可。
危機を回避する為に。何より、パートナーの無念の為に。
スーザンはいざ、初任務&初現場へ…!
普通のオバサン…失礼、内勤エージェントが現場に出るというのが、本作のミソ。
スパイのリアル実状は知らないけど、こういう“異例”はまず無いのかな…? それとも時と場合によってはあったりするのかな…?
初現場に高まる興奮が抑えられないスーザン。“スパイグッズ”、本当に支給されるんだ…! でも、思ってたのと違う…。
サポート役として優秀だが、現場のエージェントとしては…。尾行や監視だけと言われているのに、ちょいちょいヘマしたり、目立っちゃう…。
“我が破天荒道を往く”のフォードも何故か現場に来ていて、余計面倒に…。
そんな中、思わぬ状況からレイナに接近。素性を疑われるも、咄嗟の機転で彼女の信頼を得る。
私はあんたの父親に雇われた護衛係よ!
口から出任せは人一倍…? ところが、場を圧倒させる度胸もかなりのもの。
格闘にチェイスとアクションも奮闘。
そして、遂には取引現場に…!
意外と現場向き…?
実は、スーザンは元々現場スキルは充分。が、試験の時やり過ぎちゃって…。ファインに丸め込まれてしまったのか、内勤担当に。
ほとんど行き当たりばったりだが、スーザンも敏腕エージェントなのだ!
メリッサ・マッカーシーがさすがのコメディエンヌぶりを発揮。身体を張ったアクションまで披露。まるで女サモ・ハン!? 笑いもアクションも、彼女の活躍が痛快。
レイナ役のローズ・バーン。『ピーターラビット』などでキュートなイメージだが、傲慢ちきな悪女もなかなか。
スーザンが現場に出たので、彼女の内勤パートナーになる親友同僚ナンシー役のミランダ・ハートもユニークでナイスなサポートぶり。現場にも出向いちゃって、メリッサとの掛け合いは愉快。
上司アリソン・ジャネイはビシッと。
スパイ映画と言ったら男メインがほとんどだが、本作は主役も敵もパートナーも上司も女性が占める。
それに引き換え男たちは…。チョーウザいフォード。だけど、それを演じたジェイソン・ステイサムが大金星。
いつもなら男臭く、カッコいいステイサムのヘッポコぶりが笑える。しかも自分ではスーパーエリートと思っていて、実際はチョーおバカ。あの“武勇伝”は本当…? 通常のステイサム映画なら本当だろうけど、本作では盛ってるね。
メリッサとの“口撃”も息の合ったもの。相手はドウェインだけじゃない。
ステイサムからこんなコメディの才が…! このキャスティングだけでも★一つ献上。
スーザンに協力する(ナンパばかりする?)現地エージェントも好サポート。素顔はどっち…?
序盤で退場してしまったジュード・ロウだけど…?
オバサンスパイの大活躍!
アクションも笑いもふんだんに。
内通者は…?
まさかの人物が…!
敵側も裏切り、裏切られ…。
話もテンポ良く、軽快で飽きさせない。
メリッサとは名コンビ、キャストの魅力も引き出し、ポール・フェイグのコメディ手腕は快調。
アメリカや世界中ではヒット。
にも関わらず、日本では何故未公開…!?
日本とアメリカの笑いの違い。ジュード・ロウやステイサム主演かと思いきや日本では今一つ認知度低いメリッサ主演であれこれ言う輩いそうで、まあ日本でヒットしたか?…と言われれば何とも言い難いが、見て損はナシ!
次なる“ミッション:インポッシブル”も期待。もう8年も経つが、待ってます!
日本未公開/ジェイソン・ステイサム出演、映画『SPY/スパイ』作品レビュー
映画『SPY/スパイ』は、2015年に公開されたポール・フェイグ監督によるアメリカ合衆国のアクションコメディ映画。メリッサ・マッカーシー主演ですが、共演がジェイソン・ステイサム。 ステイサムファンにとって見逃せない1本です。
この映画の主人公は、スパイ映画なのにもっぱら普通のオバサンなのです。職業はCIAの内勤分析官。だけどもっぱら現場エージェント情報アシストする役割で、現場経験はゼロ。そんな素人が、自分が担当してきたお気に入りのエージェントがスーツケース型核爆弾の闇取引を阻止しようとする過程で殺されてしまったことに奮起。仇をとるため現場のエージェントになる姿を描いているのです。ステイサムも同僚エージェントとして出演はしているものの、主役のオバサン素人スパイの前に、完全に脇役へ。スパイ映画なのにステイサムが脇役扱いとは、当初信じられませんでした。
作品は71の国と地域でアメリカと同時期に公開され、台湾、大韓民国、フィリピンといった日本近隣国でも公開されているにも関わらず、日本では劇場公開されずビデオスルーとなっただけに、この傑作の存在も知らない映画ファンは結構いるものと思い、紹介することにしました。
CIAの内勤分析官スーザン・クーパー (メリッサ・マッカーシー) はワシントンD.C.エリアにあるCIAオフィスから、ブルガリアのヴァルナで任務を遂行する彼女のパートナーエージェントのブラッドリー・ファイン (ジュード・ロウ) をサポートしていました。
ミッション中、ファインはスーツケース型核爆弾の隠し場所を唯一知るティホミル・ボヤノフを誤って撃ち殺してしまいます。
CIAはボヤノフの娘レイナ (ローズ・バーン) が彼女の父親の爆弾の隠し場所を知っているかもしれないとにらみ、ファインに彼女の家へと潜入させていたのでした。しかしスーザンがオンラインで見ている中、ファインはレイナに射殺されてしまうのです。
射殺する直前、レイナはファインとリック・フォード (ジェイソン・ステイサム) を含むCIAのトップエージェントの身元を知っていると発言。そこでレイナに身元がバレていないスーザンが現場エージェントになると申し出、彼女の上司エレイン・クロッカー (アリソン・ジャネイ) はそれを許可してしまったのです。
スーザンに任務が与えられたことに嫌気がさした、フォードはCIAを去ってしまいます。
スーザンはセルジオ・デ・ルーカ (ボビー・カナヴェイル) を監視するためパリへ送られます。 同じ頃、フォードもデ・ルーカを追ってパリに来ていた。スーザンはデ・ルーカに雇われた暗殺者ニコラ(ジュリアン・ミラー)と連絡係 (ナルヒス・ファクフリ)が、フォードのリュックを爆弾が入ったものに取り替えるのを目撃する。スーザンはフォードに警告し、暗殺者ニコラを追い詰めるものの、戦っている間に誤って殺してしまいます。
スーザンがニコラの遺留品であるデジタルカメラのデータを確認すると、隠し撮りと思われるフォードの写真が多数出て来ました。確認中、ニコラのもろ出し自撮り画像がスパイ本部のモニターにでかでかと表示されてしまうが、動画にはデ・ルーカの姿があったのです。
スーザンはデ・ルーカを追ってローマへ行き、そこで呑気なイタリア人連絡係のアルド (ピーター・セラフィノウィッチ) と落ち合います。スーザンはカジノでレイナと会い、彼女の暗殺を阻止することによって信頼を得ます。
レイナのプライベートジェットでブダペストへ向かう途中、キャビンアテンダントがレイナを殺すためボディーガードとパイロットを殺しますが、スーザンが彼を制圧し飛行機をブダペストで無事着陸させました。レイナはスーザンがCIAのスパイだとにらみますが、スーザンはレイナに父親が雇ったボディーガードであると信じ込ませてしまいます。
ブダペストには、クロッカーに援護として派遣されたスーザンの親友ナンシー (ミランダ・ハート) が居ました。通りで銃撃を受けた後、スーザンはナンシーにレイナを保護しろと頼み、銃撃犯の車を追います。銃撃犯はCIAの二重スパイ、カレン・ウォーカー (モリーナ・バッカリン) であり、彼女はレイナにエージェントの名前を売った張本人でした。彼女がスーザンを撃とうとした時、ウォーカーは謎のスナイパーによって射殺されます。
その日の夜、スーザンとナンシー、アルドは核爆弾の買い手と会うため、レイナに同行する。連絡係はデ・ルーカの仲間のリア (ナルヒス・ファクフリ) でした。ナンシーはスーザンがプロの殺し屋であるリアと戦えるように、会場の注意を引きます。その時突然信じがたい人物が登場し、スーザンの危機を救うのです。そして物語は大きく二転三転していき、先の読めない展開に。
スーザンの危機を救う、物語の隠し玉は誰なのか。そしてスーザンはスーツケース型核爆弾を奪取し、世界を救うことになるのか、この続きをお楽しみに!
もちろんここまで出番の少なかったステイサム演じるフォードも後半では、持ち味のアクションで大活躍します。
見どころはスーザンを暗殺しようとした銃撃犯とそれを追うスーザンとのカーチェイスシーンです。ド迫力で銃撃犯を追跡するスーザンは、もう立派なエージェントに成長していました。さっきまで普通のオバサンだったとは思えない活躍です。
本作では、マッカーシーとバーンの演技とステイサムの意外なコメディの演技が、海外のマスコミで賞賛されました。
メリッサ・マッカーシーと監督/脚本のポール・フェイグのコンビは最高で、腹の底から笑えることでしょう。
製作年:2015年
製作国:アメリカ
収録時間:DVD・ブルーレイ120分
こんなボディーガード欲しい!🤩
最初はワクワクドキドキのスパイ映画だったのが、だんだん笑える面白さが入ってきて更に画面から離れられなくなるほど!
どハマりしました!
2022年に見てるという自分ですが、サイコーだった!楽しい夜の映画鑑賞でした🥳😁
サモハンキンポー的な映画人メリッサ
かなり過激で、下手すればPG12指定程度の暴力シーンがありますが、主演のメリッサ・マッカーシーのおまぬけスパイぶりがちょうどいいスパイスになって、緊張と、緩和が波になって押し寄せてきます。
笑いあり、恋あり、冒険ありと、彼女のことが好きなら、大好きな一本になるはず。
内勤のCIAエージェントだった彼女が、惚れた相棒の敵討ちに、一念発起して、実戦へ。これが思いもかけない戦闘力で、強敵を次々に倒していき、やがて核爆弾の取引へたどり着くという、骨太のストーリーに、爆笑のずっこけぶり。
テイストは違えど、まるでジャッキー・チェンの映画を見ているような楽しさでした。アクションも、CGに頼らず、スタント・ワークを駆使していて、気合が入っています。近年はスパイ映画が豊作ですが、最も笑える一本でしょう。
それもこれも、彼女をスパイ役にキャスティングしたミスマッチが大ヒットしたのでしょう。
これは続編にトライしてほしい作品です。
マイナスポイントは、人がバタバタ死んでいくことと、尺が長すぎることぐらいかな。
それと、お話はかなりご都合主義で、「そんなことってある?」の連続です。すべてはキャラクターの面白さと、勢いで流れていきます。
個人的には、日本語吹き替え版よりも、字幕の方が楽しめました。
2020.9.4
新しいステイサムの使い方笑
正直ステイサム目当てで鑑賞したので、新しいステイサムが見れて良かったです。アクション映画と聞いて見に来たら、かっこ悪いステイサムでしたね笑
この作品自体としては、結構面白い作品でコメディ要素は個人的に結構好きでした、スパイ映画で、こんなおデブちゃんが頑張る姿は面白くも応援したくなりましたね笑なんにも考えずに見れる映画で、結構好きな映画でした。
カップルか友達とみたい!大爆笑!
スパイ映画だけど、
マヌケな主人公たち♪
ハングオーバーみたいな
コメディ要素があって笑える!
だけど映像の迫力や
アクションシーンはカッコいい!
友だちや恋人と
観るときにいいと思います♪♪
面白かった!!
映画館で観るよりはワイワイ突っ込みながら
軽快ながらも割とシリアスに始まったかと思いきや、かなりコメディ色強め。
「そんな緩くてスパイなんか務まる!?😂」というノリで進んでいくので、キャラクター全員が何だかマヌケなのだけど(笑)、そういう作品と思って観るのでストレスは無い。映像迫力はそこそこあるのだけれど、緊迫感あるようでないのも含めて、緩さが売りの作品かなと感じた。笑
最も、スパイらしくないスパイ
ジュード・ロウにジェイソン・ステイサムが出ているスパイ映画なら誰でも本格的なアクション映画の期待に胸躍るが、なんと二人は刺身のつまだった。お刺身はメリッサ・マッカーシー、彼女とサンドラ・ブロックの「デンジャラス・バディ」がお下劣過ぎて酷かったので嫌な予感が襲ってきた。
ポール・フェイグ監督を知らない人が観たら詐欺だと騒ぐかも知れませんね。
どう間違ってもポール・フェイグ監督には007の依頼は来ないでしょう、だから自分で造ることにしたのでしょう。ただし正面きっての勝負は避けもっともスパイらしくないスパイを描くことにしたのでしょう。
ぽっちゃりのおばさんがジャッキーチェン顔負けのアクションプレイ、キッチンのフライパンさばきもお見事、女性ならではの格闘シーンとしてグッドアイデア、まさかヘリにまでぶら下がるとは、恐れ入りました。普段は内気で控えめだがやる時はやります、このギャップが堪りません、どこかキャメロン監督の「トゥルーライズ」のスパイに目覚めた奥さん(ジェイミー・リー・カーティス)の面白さにも通じますね。
アバンタイトルは本職のジュード・ロウに任せ、タイトルバックも007風の影絵、ロケもパリ、ローマ、ブタペストと本家顔負け、お馬鹿映画に予算をケチらないところが凄いですね。
ただ、デブいじりやセクハラもどきで笑いをとるのは頂けません、それにしても女性同士のマウンティングはセクハラより酷いですね。
ぽっちゃりキャラはマザコン男子には受けるのかも、性格の良さも相まって素敵に思えてきたから大成功でしょう。ラストの方で背高の相棒のナンシー(ミランダ・ハート)と並んで歩くところはスターウォーズ、R2D2と3POに見えました。エンドクレジットのおまけシーンも007風なのでしょうが最後のステイサムとの下ネタは要りませんね。こんなドジに徹したステイサムは初めて見ました。
ステイサムどないしたん いつもクールで超絶モテキャラみたいな役ばか...
ステイサムどないしたん
いつもクールで超絶モテキャラみたいな役ばかりなのに
変人のおっさんキャラって最高〜〜
普段2枚目キャラばかり演じてる人の反対側の演技って
めちゃくちゃテンションあがる
主役と相棒がモテないデブとノッポなのも良いし、
悪役は美人なのも良い
配役天才❤️
ミッションインポッシブル + 007 + デブゴン + ポリスアカデミー + マツコ・デラックス + 下品
いうなればこの映画、
ミッションインポッシブル + 007 + デブゴン + ポリスアカデミー + マツコ・デラックス + 下品 的な感じw
主人公のメイクのせいもあって、途中からマツコ・デラックスが冒険してるように見えてきた 笑
ジェイソン・ステイサムが、コメディするの初めて見た 笑
あと、ローズ・バーンが、10倍色気すごい沢尻エリカ様でよかった!
これやっぱり007意識したコメディですよね。007好きなので、あの...
これやっぱり007意識したコメディですよね。007好きなので、あの世界観を絶妙にずらして笑いにしてるのすごく面白かった。あーそこ揚げ足取りましたか(笑)っていうポイント見つけるのが楽しかった。
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