この世界の片隅にのレビュー・感想・評価
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色々な物が大切に丁寧に作り込まれて
絵が凄い
視点や観せ方が凄い
話が凄い
と言うことでアニメが好きな人も映画が好きな人もドラマが好きな人も全ての人が心に残る映画だと思う。
戦争が背景にある映画は土色や灰色が残る物が多く、
悲しみを背負ってしまってテーマが何かしら強く頭を打たれたり絞められたりする。
でも、この映画は色とりどりの物が目に残りつつ、
頭でなく胸が感情で浸されたように悲しいものもあるけど潤う。
小さな仕草
風景
小物
人物全てが細やかに自然に描かれてる下地がより一層『感じ』させてるんだと思う。
原作者の方の話の作りも素晴らしいけれど、映画化にする上で映画監督、スタッフの力が素晴らしく
観て良かったと温かく泣ける映画だと思います。
日常のようで日常ではない
尋常ならざる秀逸さは奇跡
アニメ映画「この世界の片隅に」を観た後のえもいえぬ感動は、過去のすべての映画の概念を覆すものでした。えもいえぬ、つまりコトバで表現することは野暮だと思うほどのものです。私自身還暦となり、これまで観た1000本以上の映画に、この作品に比するものは見当たらない。何故そんな感動が得られるのか、そのコトバを探そうと地元の映画館3館で7度鑑賞しました。一つの作品にそこまで魅せられた事は初めてでした。スクリーンの大きさや音響設備も異なる環境で鑑賞し、その都度発見される小さな事柄にも何故だか凄く喜びを感じ、得した気分を味わい。原作も読み、他のグッズやサウンドトラックもブルーレイも購入し見たり聴いたり、そんな事をしても、私のコトバは陳腐な表現しか思いつきません。この映画は総合芸術の最高位にあると私は感じています。例として挙げるならば長谷川等伯の「松林図屏風」を目の当たりにして、立ち尽くすだけしか出来ないという気分に似ています。これはもはや国宝級だということです。
普遍的価値を持つ芸術作品に理屈はいらないのですね。
海外では「火垂るの墓」と較べられているようですが少なくとも日本人である私にとっては、全く異質な完成度の違いを歴然と感じるのは、この作品の成り立ちを日本人として充分に理解し、その感動を、より多くの人達と末長く共有したいと願うからです。
その為、この映画は毎年一度は大きなスクリーンで鑑賞したいのです。毎年の8月の恒例行事となるよう願ってやみません。
抜けるような青空、コトリンゴさんの歌が流れる。もう涙が出てしまう。この作品に関わった方々に感謝です。ありがとうございます。
ちょっとブルーになりました。
等身大の日本人
素敵でした。
新感覚でした。
原爆と言えばマイナスなイメージがあるのに
こんなに明るく(いや決して明るい訳じゃないけど、火垂るの墓などと比べれば)映像化することができるなんて思いませんでした。
たまに挟んでくるリアルな描写に胸がグッときました。
私が見てきた映画の中では回りくどい描写が多いのが普通なのですが、この映画は考察もしやすくわかりやすい映画でした。特に心に残ったのが、「でも全部は食べないようにしよう、また明日も明後日もあるんじゃけぇ」みたいなセリフです。また明日も明後日もある…その言葉に何だか戦争というものに対してイメージが変わりました。
戦争=ダメなもの、としてしまっては、その時代に懸命に生きた人達が何だかなかったことのようになってしまうような気がしました。広島に原爆が落ちても、生き残り、懸命に今日を生きた人がいる…。
最近、北朝鮮がミサイル打ったりして、近々戦争が起こりそうですが、私も1日1日を大切にして生きていこうと思いました。素直に泣きました。
周作とすずの2人が仲良くなっていく過程も素敵だと思いました。すずが「広島に帰る」と言った時に、周作が言った言葉がグッときました。
本当にあっと思わされる映画でした。
優しくて悲しい…
絵柄も話も優しかった
一番心に残る映画
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