劇場公開日 2016年11月12日

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この世界の片隅にのレビュー・感想・評価

全1027件中、721~740件目を表示

5.0心が震える!歴史に残る名作だと感じます

2016年12月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

現時点で7回観に行きました。リピーターです。
この作品の凄いところは、時代考証を徹底したリアルな描写によって、観ている側が自然とその時代の生活と主人公すずさんの日常に感情移入してしまうパワーを持っていることだと感じています。
ヒロインのすずさんはごくごく普通の一般的な庶民の女性ですが、だからこそ観ている側はすずさんに対してまるで自分の家族か知人のことように感情移入してしまい、すずさんの身に起きる様々な出来事に強烈に心を揺さぶられるのだと思います。
鑑賞1,2回目の頃は、すずさんが物語の中で失うものの大きさに心が押しつぶされ、映画が終わっても暫くは涙を流したままボーッとしてしまうほどでした。
しかし鑑賞を重ねて次第に物語の全体像が自分なりに整理出来てきた今では、ラストのエピソードがとても心温まるもので、これはこれですずさんにとってはいくつもの苦難の先の明るい希望だなと思えるようになりました。
人により感じ方は違うかも知れませんが、この物語は、色々あったけれどそれでも切れぎれの小さな幸せを紡ぎながら、希望を見出して日々は続いていく、というメッセージが込められていると思っています。
戦争を主題とした作品ではないので、そこは勘違いしないで観るべきですが、戦時下の日常ではどういうことが起きていたのか、ささやかな日常をも破壊する戦争の恐怖が、これまでになく説得力を持って伝わってくるので、そういう点でも是非多くの方に観ていただきたい作品だと思います。
あと、すずさん役の「のん」さん、超絶ハマってます!是非映画館で体感してください。

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nekolove

4.0心和む

2016年12月6日
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鑑賞方法:映画館

怖い

幸せ

戦禍のヒロシマを舞台にしていながら、主人公すずの飄々としながらも逞しく生きる姿に笑いや感動があり、何故か心和む素晴らしい作品です。

絵を描く事が好きな、すずの絵も効果的に使われて、戦争の非道や命ののはかなさを伝えます。この様に言うと、地味で暗い作品の様ですが、美しい絵と、すずの日常がリアルに描かれた楽しい作品になっています。

「君の名は。」が大ヒットしてる中、この様な作品にも皆の注目が集まれば良いなと感じました。

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Masaya

5.0里帰りじゃわぁ。

2016年12月6日
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泣ける

笑える

悲しい

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kayoikomachi

5.0ヨハネの黙示録 第8章6節

2016年12月6日
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主題歌の「悲しくてやりきれない」の前に流れる讃美歌111番「神の御子は今宵しも」。その後に映るエンゼルがトレードマークの森永キャラメルの看板。題名の「この世界の片隅に」もイエス様の誕生を祝うクリスマスからスタートなのだから当然なのだけれど何か関連がある?ある日突然に、平穏な生活を打ち破る空襲を告げる音色は聖書を連想させるし。

色々な読み解きができそうな短い場面がいっぱいある。観るたびに発見もあれば謎も残って何回も観たくなる映画です。

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劇場の天使2

5.0戦時アニメ最高傑作!今後教材になりそうな映画

2016年12月6日
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ビシャモン

5.0映画で泣いたのは初めて

2016年12月6日
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鑑賞方法:映画館

泣かせる映画はいくつも観てきたが、涙がこぼれるほど心の底から泣いたのは初めてだった。
悲惨だから泣いたんじゃない、何かに対して感動して泣いたんだけど、何にであるのか言語化できない。
いくつも悲しさを誘う要素はあるけど、それだけなら他の映画と変わらない。どんな魔法が仕掛けられているのか、時間をおいて観直してみようと思う。

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ys

4.5とても美しい

2016年12月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

クラウドファンディングでの融資が話題になっていた本作、原作の空気感をどう表現できるかが気になってたのです。
これが見事に再現されていました。
端から端まで細かく描かれていて、何よりカットがとても美しい。
コトリンゴの音楽もとても合っており、作品に広がりを持たせていました。
キャラデ・作監の松原秀典さんも、原作の雰囲気を生かした見事なキャラクターを描き出しています。
戦争がテーマの作品ですが、重く苦しい内容も主人公すずの視点なので、どこかコミカルでふわふわした雰囲気に描かれています。
のんさんの演技もそうさせるのでしょう。
また随所に食べ物をうまく差し込んでいて、当時の食事事情や主人公の心持ちが伝わりやすいのも良かったと思います。
その食べ物というキーに合わせてなのでしょうか、玉音放送を聞いたすずが慟哭するシーンのセリフが変わっていました。
ある意味とても重要なところなので、とても思い切ったシフトだと思います。
そして何と言っても絶対作品を作ると決意した監督の気概でしょう。
静かな作風なのに力強さを感じるのは、そんなところもあるのかもしれませんね。
今回クラウドを使って素晴らしい作品が作れるという、一つの指針になったのではないでしょうか?
同じ戦争の映画で真逆のような作品ですが、塚本監督の「野火」と同様に一人でも多くの人に観てもらいたいと思いました。できるだけ長く上映してほしいものです。

私は今回この映画と出会えた事が嬉しくてなりません。
儚くも強くて温かい、とても喜びに満ちた作品です。

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白波

5.0エンドロールの最後の最後にメッセージあり!必見です。

2016年12月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

映画「この世界の片隅に」を劇場で見ました。

私の表現力では表せない感度で心に残るとってもいい映画でした。
多くの方々に見て欲しい、感じて貰いたいと思いました。
ネタバレするので詳しく書けないのがもどかしいです。

ただ言える事は、
エンドロールが流れても会場が明るくなるまで
最後の最後まで絶対にスクリーンを見ていて欲しいです。
そのメッセージを含めて映画が完成されていると思いました。

映画の始まり
すずさん(のんさん)の愛らしい声にグッと心をつかまれて
一瞬で主人公すずさんとのんさんが一体化し、映画の中へ連れて行かれました。

劇中の昔ならではのモダンな感じは、おしゃれでステキだと感じました。
逆に生活の様子は、今のような家電もなく水道もなく、
朝早く水汲みから始まり苦労や工夫をして暮らしていた様子をみると、当時としては当たり前なのに、懸命に生きていたんだと感じました。
今、私は、はたして懸命に生きているだろうか?と、自問自答してしまいました。

後半は、
ぜんぜんお涙頂戴的には作られていないのに、自然と涙が流れて止まりませんでした。
くどいようですが、エンドロールの最後の最後までが見所です。
明るくなるまで、絶対にスクリーンを見ていて下さい!

感動って、心が動くって、こういう事なんだと実感し、
嬉しい感動だけじゃなくて、苦しい感動、切ない感動、この映画で様々な感情を味わいました。
見ている途中から、「それでも生きている」「それでも生きて行く」って事を改めて考えていました。
戦争シーンでは息を飲み胸が痛くなるほど怖くて、心の底から戦争はイヤだとも思いました。

原作も読んでいますが、のんさんの声はすずさんでした。
そして「クセになる声」だと思いました。
もう一度、二度三度と見に行きたいです。

とにかく沢山の方々に見て頂きたい、とても心に残る映画でお勧めです!
最後の最後のメッセージをぜひ劇場でご覧になって下さい。

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☆ら〜ら☆

5.0すずがなくした右手が問うもの。涙を流すだけでなく考えてください。

2016年12月5日
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さぽ太

5.0普通の日々の愛おしさ

2016年12月5日
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ストーリー、アニメーション、美術、音楽、声優の演技など、派手さはないが全てが丁寧に作り込まれていて、文句の付けようがない傑作。

主人公たちが生きている普通の日々が、とにかく愛おしくなるから、それを破壊する戦争が素直に憎いと思える。

鑑賞から少し時間を経て、登場人物たちの政治や戦争に対するスタンスが全く見えないのが、少し疑問として浮かんだ。
描くのを避けたのか? それとも、そういう話は家族の中でもあまり話さないものだったのだろうか?

いずれにせよ、何度も見返したくなる映画。

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ほにゃらら

5.0すずの残りの人生も観て観たい。

2016年12月5日
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泣ける

幸せ

とても余韻の残る映画で、素晴らしかったです。
観終わってす直ぐに、また、すずに会いたいと思いました。
そして、すずとのん(能年玲奈)が、一つになってました。
正直、のんが声優と言ってもと、少し懐疑的でしたが、のんは、まさにすずで、すずは、まさにのんでした。
じわじわと、君の名は。を追い掛けて行くのでは無いでしょうか。
もう一度、すずに会いたいですね。
その後も、残りの半生も・・・

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かっちゃん

4.5素晴らしい

2016年12月4日
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是非是非、たくさんの人が見て欲しい

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陸恵

4.0能年玲奈の声が素晴らしい。

2016年12月4日
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能年玲奈改め、のんの、素晴らしい声優振りがうれしいですね。決して単純ではないキャラクターの主人公すずに、ぴったりとはまっているような気がしました。

とても厳しい いろんな状況や環境の中で、困った天然、と言ってしまっては、身も蓋もないんだけれど、他人よりも少し緩やかな気持ちの持ちようだったり、感覚がまわりと微妙にずれるあたりがキュートで切なく、でもそれが、なんとなくまわりを和ませていくような感じが、彼女のイメージとぴったりでした。

ストーリーは、大変に重いもので、戦前からの広島、呉を舞台にしていること自体が、やがて来る悲劇を当然に予感させます。だからこそ、日々の人たちのやり取りや、自然が、一層愛おしく美しい。運命の日が来るのを知っている我々は、そこに至る過程と、そこからの救いを期待せざるを得ません。

そういう意味で、私にとっては、大きな救いがある映画でした。戦後の日本の復興は、こうしたドン底からの希望があってこそ出来上がっていたんだなーと、素直に思わせてくれる映画でした。声高く言う必要はありませんが、日本人として見ておく映画と思いました。

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Trss

5.0観ればわかる

2016年12月4日
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映画を観にいく行動というのはそれなりの熱量を必要とするので
プロモーションの段階で躓いていることは大きなマイナス。
作品としては5点満点で100点だがプロモーションでマイナス95点。

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ch229

4.0奪われたもの

2016年12月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

後半部からずっと、隣席で妻が泣いておりました。
鑑賞後、1日たっても、何か胸の内で疼いています。
淡々とした表現でありながら、内包するテーマはずっしりと
響きます。それは命、生活、平和の重さ。

エンドロールで、クラウドファンディングで支援をされた
方々の名前が出てきますが、最後の最後の画像に
少し違和感があり、それが引っかかっていたのですが、
ようやく気づきました。
すずさんから、彼女が失ったものを託されたのです。
そして、我々はそれを奪われてはいけない。

原作者の「夕凪の街」「桜の園」での3部作を望みます。

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曲則全

4.5これが父さんの生まれた時代か、と思った。

2016年12月4日
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餃子

4.5敢えて苦言、識者の評価への違和感

2016年12月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

この映画を観た自分の素直な感想は、たしかにいい作品だと思いましたが、気分が重くなるのでもう一度観たいとは思わなかった。あと、今までの既成概念の範囲内で固定観念に捉われた人にとっては特にいい映画だろうという印象でした。この映画を高評価している理由にリアリティーを追及しているからというのがあるが、それならドキュメンタリーでいいのではないか?また、そのような人は「君の名は。」については辻褄が合わなくて矛盾が多いことや過去を変えることに批判的なような気がする。自分としては思考が現実を創っていると思っているので、人間が想像できるものは全て現実であり、実現可能だと思います。般若心経の色即是空、空即是色や現在の量子物理学などでも或る程度は理解されているはずです。自分で現実を創っているのにその自分で創った映像に対して「依存」「崇拝」や「批判」することは自分の創造性を他人に委ねることになると思います。自分の考えとしては惟神や他力は受け身とは違うものと理解しています。

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栃麺棒

5.0観てから3週間くらいたっちゃったけど。

2016年12月4日
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●観た直後はレビューする言葉が浮かばないくらい感動しました。本当に大切な作品になりました。

●「戦争」映画だから敬遠してしまいがちな人も、これは本当におすすめできる。基本的に笑えるから。だからこそラストの感動は筆舌に尽くしがたいんだけど…。

●それから、これはフィクションであるからこその感動なんだと思った。フィクションであるからこそ、人生賛歌ともいうべき内容に、変な説教くささがないのかも。

●しかし、映画館で普通に涙が溢れてきたのは何年ぶりだろうか…。クリードも泣きそうになったけど、確か涙は出てない。本当にすごい映画だなぁ。

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ふぃじー

5.0最高としか言えない

2016年12月4日
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生きるとは。言葉にならない。

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桜井杏奈