「地味にリアル」この世界の片隅に Bratscheさんの映画レビュー(感想・評価)
地味にリアル
「この世界の片隅に」を観てきました。
良い映画でした。
衒いがないのが良いですね。
変な正義感を振りかざすとか、問題提起してくるとかなくて。
あの時代に、どこかで本当にあったであろう「日常」を集めて描いただけ。
それだけで、十分に胸に刺さるし、十分に温かかった。
父は島根の出身でして、終戦翌年の9月に生まれてます。
祖母は、島根の山の中で「戦争に行った夫」を待っていた頃に、原爆の光を山の向こうに見たそうです。
映画のシーンさながらです。
きっと、あのようなことが広島では本当に起きていたことでしょう。
平和な世の中を保持しなくては。
それが、私たちの世代の使命ですよね。
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