「平和への祈り」この世界の片隅に ぴくにっくさんの映画レビュー(感想・評価)
平和への祈り
観終わり、友とこの話題が出るたびに泣けてきた
今でも…思い出すと何故か右目から涙が出る…
この涙は、戦争に対する悔し涙なのか…
いや、周作とすずのピュアな夫婦愛に共鳴するのか…
12週連続してトップテン入りしているだけある中身の濃い名作です。
市井の人々は戦争に巻き込まれ振り回され…
哀しみだけが残る…
でも、ひたすら前を向いて生きなきゃいけない。
こんな理不尽な事は、二度とあってはならない…。
すずの心が壊れたシーンが辛かった…
どれだけ心を亡くした生活を送ってきたかが
延々と描かれています…
でも、すずの嫁いだ家族や夫との温かい思いやりに心が洗われます…
広島の呉市には昨年、夫と「大和ミュージアム」に行った経緯があり、
広島港から船で渡ったのですが…
自衛隊の船が何隻も間近に見え、
美しい海との対比を強く感じました…
この名作から
平和な世の中の今、日々に感謝し強く生きなさい
との温かいメッセージが聴こえます…
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