「普通の人のリアルな日常」この世界の片隅に あひるさんの映画レビュー(感想・評価)
普通の人のリアルな日常
この映画には私たちのおじいさん、おばあさんのような大勢の普通の人たちのリアルな日常がたくさん詰まっているように感じました。決して悲惨一辺倒ではなかったし、だからこそなんでもないところでじわっと来てしまう。その時代を生きた人が世を去って個としての記憶にアクセスすることはできなくなったとしても、このような形で記憶は継承されるのですね。
主人公すずの得意な絵と絡めて織りなされる表現も素晴らしかったです。
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