「戦時下の日常」この世界の片隅に bakyokunさんの映画レビュー(感想・評価)
戦時下の日常
戦時下もある日常が思いの外、重くなくその風景が伝わってきたのは
主役のすずの性格によるところもあるのでしょうか。
現代では仮に戦争が起きてもあのような国民全てを巻き込む総力戦になる可能性は低いが、戦時下が日常になるのはしんどいと思う。
最後のエンドロールですず達がワンピース姿に変わっていったが、
戦時下の日常が、復興の日常になっていく場面を表していたのではないでしょうか。
余談ですが
すずが姪の命と共に右手を失った爆弾について、米軍の空襲では焼夷弾、1t、500k、250kの炸裂弾であるが、あれは炸裂弾が不発状態になってなにかの弾みで復調し爆発したのだと思う。劇中では時限式不発弾のような取り扱いをしていたがそれはないと思う。
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