「超満員」この世界の片隅に たまるるさんの映画レビュー(感想・評価)
超満員
年末休みのせいもあってか、まさに満員御礼の札止め。なかなか最近では観られない光景。
作品は、ほのぼのとした水彩画や色鉛筆画のような色彩の画面と、可愛らしいタッチの登場人物。優しい人々やほんわかとした主人公の人柄、そしてやはり優しい歌声の挿入歌。おそらく片田舎の、戦時中の日常的な生活風景なのだろう。しかし、突然に激烈な爆音がそれら全てをぶち壊す。そのギャップが凄まじい。その凄まじさを際立たせる為に、あえてそれ以外の要素をほんわかと表現しているのではなかろうか?
実はアニメ作品は滅多に観ないのだが、実写ではないからこそ効果的に伝えることができることもあるのだなぁと感じた。
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