「素晴らしい映画」この世界の片隅に Hagiさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい映画
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今後も語り継がれるであろう作品だと思います。
本当に素晴らしかった。
誤解されがちだが、「戦争はダメだ!」とかいったただの反戦映画では無いという事。
戦時中の広島ともあればそう捉えられるのも無理は無いが。
(自分も最初はそう思ってました笑)
あくまですずさんやその家族のただの日常がメインのストーリーです。戦時中だって日常はあるし、楽しいことも悲しいこともあるし夢を持ったり愛を育んだり。ほんとに今と変わらない人達の普通の営みがそこにはあって、そこにたまたま戦争があっただけの話なのです。
でもそのたまたまの戦争によってすずさんは日々試行錯誤を繰り返しながらもご飯を作り洗濯をして。でもその戦争によってすずさんの好きな絵を書くことまで奪われてしまう。。。
それでもすずさんは前を向いて一生懸命生きようとする。。
その姿に心を奪われるのです。
でも基本はほのぼのしていてしかも結構笑える映画です笑
原爆が落とされた「あの日」のシーンの直後にも笑えるシーンがあるくらいこの大きな戦争という要素に物語が負けていないのです。
そして勿論戦争の恐怖もあります。
カウントダウンしていく演出の為自分達はその日付を知っています。
「早く春にならないかなぁ」の後誰もが「いや、ならないほうが・・・」と。。。
ただ全体的にはほのぼのしていて笑える映画であり、愛もある映画なので誰もがみやすい映画であることは間違いないです。
そしてやはりすずさんの声ののんさん!
すずさんはのんさんである!
素晴らしい映画です。
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