「息苦しくなるようなリアリテイ」この世界の片隅に SUZUKI TOMONORIさんの映画レビュー(感想・評価)
息苦しくなるようなリアリテイ
のん が良い演技でした。すず の画や人間性にとてもあってる。キャスディグがグッドジョブだ。
当時の日常を淡々と描いていている。だんだんと戦場になって行く様子が、息苦しくなるようなリアリテイで描かれる。過剰な演出はないけど、すずの感情をうまく画にしている。アニメーションだからこそのリアリテイが発揮される。
映画館で観るべき映画です。
しかし、立ち見満員御礼の映画館は30年ぶりかもしれない。もっとも大手シネコンは立ち見客なんて入れるわけがないだろう。当たり前のように立ち見客を入れるテアトル新宿は最高だ。
2時間かけても観に行く価値あるぞ。
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