ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のレビュー・感想・評価
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途中から面白い
自分はハリーポッター未視聴、厳密には賢者の石の途中で見るのを辞めた勢です。
世界観自体は好きだったのですが、本当に世界観が好きだっただけなので、話についていけないという感じ。
本作はその世界観を現実に引き戻して、その分、話を飲み込み安い形にした作品なんだろうと感じました。
■演技・役者 2.5/5
主人公は大人しめだが、魔法生物を大事に思う優しい男。個人的な感想はあまり味のしない無味無臭のキャラ性。一貫性はあるが、大きい意外性はない。その役割をエディ・レッドメインは演じきれていたと思います。……キャラクター性にそこまで面白みは感じなかったんですが。
脇役のほうがキャラが立っていて、一番キャラを出していたのがジェイコブだと思いますが、演者さんはしっかり演じていました。居ないと寂しい話になっていただろうと思います。
■画・音 3/5
違和感なく、綺麗です。特に魔法生物の映像はよく出来ています。近代風の町並みなので、世界観的な面白みはハリーポッターに少し劣るかも?
欠点は洋画全般に言えることですが、映像が暗い。特に本作は暗いシーンが結構多い。低い彩度も世界観の没入には良いかもしれませんが、激しい演出シーンとかは視線誘導が上手く行ってない部分も多く、暗い画面がそれに拍車を掛けます。残念。
あと、妙に記憶に残っているのですが、ティーポットにオカミーが入る瞬間態々映さない演出意味ありますか?めっちゃ気になってました。
音楽は世界観にあっていて非常に良いです。ただ音量の上下が激しく、映画館でみたので耳が結構きつかった。
■脚本 2.5/5
ハプニングから物語の展開をしていくのは嫌いではないです。ただ、思った程、逃げた魔法動物を探す部分で感情移入は出来ませんでした。多分ハリーポッター見てるかどうかでも結構話に入っていきやすいかどうかが変わる気がします。中盤以降ストーリーラインが噛み合いだしてからは話に入りやすかったです。最後も結構キレイにオチてて良かったと思います。
ニューヨークでの魔法騒動
魔法動物好きの主人公が大舘回り。
ニューヨークでは魔法使いとノーマジが敵対寸前。魔法動物に規制がかかっていた。主人公はある魔法動物を野に放つため来たが街では謎の街破壊現象が起きていて、魔法生物が疑われていた。正体はオブスキュラス(魔法使いの力がぼうそうしたもの)でグリンデルバルドがそれを狙っていたのだ。
曲がよく、演出もいい。魔法動物のCGも違和感がない。固有名詞が多く分かりづらい面もあるが初見でも楽しめる。ハリポタを知ってるとちょっと繋がりがみえる。
魔法動物園
ハリーポッターと同じ世界「ウィザーディングワールド」を共有する作品
以前観て面白かったが、物語のラスト同様に記憶からそっくり消えていたので
ハリーポッターを全視聴した後に再視聴
本作は特に固有名詞が多すぎるという訳でもなく、ファンサービス程度
呪文を唱えると即時結果になるので呪文を知っている必要もない。
次々に登場する魔法生物はシリーズ新規視聴者も特に引っかかることなく楽しめるだろう
吹き替えで観ても楽しめた。
あらすじはこんな感じ
イギリスの魔法生物学者ニュート・スキャマンダーはふとしたきっかけで魔法の鞄から魔法生物を逃がしてしまい、非魔法使いに魔法の存在が知られないように、一匹ずつ捕まえていく。しかし魔法生物による事件の影で闇の魔法使いグリンデルバルドが動いていた。
ストーリーとしてはとてもシンプル
実際にいそうなビジュアル、動きで不思議な力を持った魔法生物たちが魅力的
以下印象的なシーン
・鞄の中の動物園
・1926年のニューヨーク風の風景(これが抜群にいい)
・パイプを移動するネズミに変形した文書
・魔法使いの東部戦線についての言及
・メアリー・ルーが階段に座っていて、手すりで表情が見えにくいように撮影しているシーン
・凍った湖面の下をうごめく光
・雨降るニューヨークと、破壊された街を復元していく魔法使いたち
・パン屋開業ハッピーエンド
惜しいのはほうきでの移動や空中でのアクションシーンがないこと
良作
ニュートと魔法生物の可愛さがすごい
ハリーポッターシリーズよりも単純にCGのクオリティがアップしているのもあって魔法の戦闘シーンがスピーディーで見ていてハラハラする。
主人公であるニュートが奇妙でキュートな魔法生物相手に振り回されて四苦八苦したりコミカルなシーンから、魔法界のシリアスでダークな一面へ切り替わっていくのが本当に引き込まれる。
一番好きなのはやはりニフラー。カモノハシみたいな見た目なんだけれどコイツの動きが本当にかわいくてそれだけでちょっと癒される。
主人公がどちらかというとウェーイ系なハリーたちと違ってちょっと陰なオーラを感じてちょっとこっちの方が好きかもしれない。
そしてまさかの最後のグリンデルバルド登場!
本当にこれは驚いた。死の秘宝のマークがでてきたり、ホグワーツのBGMが流れたりするのもテンション上がる
ハリーポッター好きなら見て損はないと思う。
ハリポタ初心者にはちょっと厳しいか
主人公の行動の目的が分かりにくいのと、成り行きでチームみたいになってしまった2組の男女の結びつきも弱く、救いは、ダン・フォグラー演じるコワルスキーさんのみ。
彼がいなかったら、この世界で何が行われているのか、まったく理解できないまま事態が進んでいくのを淡々と見せられていったことでしょう。
私は、「ハリー・ポッターシリーズ」は「賢者の石」のみ見ただけの、ほぼ初心者ですが、ホグワーツとか、クイディッチとか、ごく当たり前のように言葉が飛び交う。それどころか、オブリビエイト?あの、いかにも悪だくみしていそうな謎の組織っぽいのは何?コリン・ファレルは実際いい人なの?それとも悪役?
変な、黒い墨汁の混じったような空中に浮かぶゼリーは何?
なんか、ドラゴンとハクトウワシをくっつけたような生き物を、アメリカに帰してやることが、どうやらミッションだったようだけど、それなら、あんなトランクに、ファンタスティック・ビーストたちを全部連れて歩くんじゃなくて、そいつだけ持ってくればよかったんじゃないの?
それで、ビーストたちが逃げ出して大騒動って、当たり前じゃん。
脚本も、J.K.ローリングが手掛けたということなので、お話の筋立ては当然考えたんでしょうけど、私には、間抜けな魔法使いがヘマをして、親切な魔法捜査官が尻拭いをしてくれたお話にしか見えませんでした。
主役のエディ・レッドメインはシャイで、優しい、芯の部分はしっかりとしたキャラクターを構築したかったんでしょうが、なんか見ていてイライラしました。「レ・ミゼラブル」は良かったのに。
それと、キャストの一番最後にジョニー・デップの名前がありましたが、どれが彼か分からずじまい。オーダー・オブ・アピアランス(登場順)なので、少なくとも、パン屋さんを軌道に乗せたコワルスキーに「どうしてこんなパンを思いつくの?」とたずねるおばさんの、後に出ているはずなのですが、これもハリポタ見た人ならすぐ分かるんですかね。
そんなこんなで、ほとんど理解できないまま、映画が終わってしまいました。
たぶん、続編は見ないかな。
めざせマジモンマスター。 いくら忙しくても、人の話はちゃんと聞きましょう。
魔法ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズと地続きの世界を描く「魔法ワールド」シリーズの第9作にして、魔法生物学者ニュート・スキャマンダーの活躍を描く『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第1作。
舞台は1926年のニューヨーク。
とある目的のためイギリスからやって来た魔法生物学者ニュートは、不注意からトランクの中の魔法生物を逃してしまう。
同じ頃、ニューヨークでは何者かによって街が破壊されるという事件が発生していた…。
原作はJ・K・ローリング。今作ではさらに、原作者自らが脚本も担当している。
主人公ニュート・スキャマンダーを演じるのは『レ・ミゼラブル』『博士と彼女のセオリー』の、オスカー俳優エディ・レッドメイン。
アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)に勤務する魔女、ポーペンティナ・ゴールドスタインを演じるのは『トランス・ワールド』『スティーブ・ジョブズ』のキャサリン・ウォーターストーン。
魔法保安局局長パーシバル・グレイブスを演じるのは『マイノリティ・リポート』『トータル・リコール』の、名優コリン・ファレル。
新セーレム救世軍を率いる女性メアリー・ルー・ベアボーンの養子、クリーデンス・ベアボーンを演じるのは『ウォールフラワー』『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生』のエズラ・ミラー。
ポーペンティナの妹、クイニー・ゴールドスタインを演じるのは、シンガーソングライターとしても活動しているアリソン・スドル。
闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『チャーリーとチョコレート工場』の、レジェンド俳優ジョニー・デップ。
第89回 アカデミー賞において、衣装デザイン賞を受賞!
『ハリポ』は完結した…。
しかし、金の卵を産むガチョウを放っておくなんて事をワーナーがする訳がない。という訳で、5年間の充電期間を経て、めでたく新シリーズ始動〜🎉
時代設定を大きく変え、それに伴い主人公も交代。ジャンルも少年少女をメインにおいた学園ものから成人魔法使いによるアドベンチャーものへと変更されているし、舞台となる国もイギリスからアメリカへとチェンジ。
とにかく、前シリーズとは趣を大きく変えたこの新シリーズだが、原作者自らが製作/脚本を手掛けているだけあって、核となるテイストは『ハリポ』となんら変わっていない。そのため、前シリーズファンでもすんなりとこの作品に入り込める事だろう。
原作小説の映像化だった『ハリポ』とは違い、『ファンタビ』には土台となる原作はない。
そのため、映像化作品にありがちな説明不足や駆け足すぎるストーリーテリングといった問題が本作では起こっていない。
『不死鳥の騎士団』以降の『ハリポ』にみられる、初心者置いてけぼりな専門用語の嵐も本作では見られず、全く『ハリポ』シリーズを観たことがないという観客でもすんなりと理解できる、間口の広い作品に仕上がっているように思う。
前シリーズは魔法界が物語の主な舞台だったが、今回舞台となるのは人間界。
人間界を魔法使いたちがめちゃくちゃにする、というなんともはた迷惑な物語ではあるのだが、これは前シリーズと上手く差別化出来ている。
人間界の慣習になれない魔法使いたちが、非人間族とも交流を持ちながら事件を解決していく、という流れは『ハリポ』には見られなかった新しい切り口。
『ゴーストバスターズ』や『メン・イン・ブラック』など、往年のハリウッド映画を思い出させてくれるドタバタ感は大変好ましい。今後のシリーズ作品もこのままの流れで描き続けていって欲しい。
ポケモンのような魔法生物たちの見た目は可愛らしいし、全体のドタバタ感は好みなのだが、脚本的には気になる点が多い。
逃げ出した動物たちを捕獲して回る、というのが今回の物語の主な目的だった訳だが、これ結局ニュートが自分の犯したミスを必死になって挽回しているというだけ。
あんなヤバいトランクを持ち歩いているんだから、もう少し気をつけろよ…😅
ヤバい生物が人間界を彷徨いているから、専門家であるニュートがその捕獲のために呼ばれた、とかそういう設定であれば気持ちも乗ったのだが、自分で自分の尻を拭うだけの物語では今一つテンションも上がらない。
あと、今回の登場人物たちはみんながみんな人の話を聞かなすぎ!!
コミュニケーション不足が事態を大きくしている場面がありすぎて、なんか結構イライラしてしまった。
特にMACUSA議長のピッカリーさん。このオバさんが割とどうしようもない。
「なぜすぐに報告しなかったのですか!!」って、お前が話を聞かなかったんだろうがー、えーコラ!!😡
街に逃げ出した魔法動物を捕まえるというメインストーリーの明るさと、抑圧され虐待を受ける子供の力が暴走してしまうという終盤の展開の暗さはなんか噛み合っていないような気もする。
今回は『賢者の石』のような明るい物語かと思っていたので、予想以上にダークな方向へと進んでいったのには驚いた。シリーズ1作目なんだし、もう少し肩の力を抜いた単純なファミリームービーで良かったんじゃない?
時代や街並み、マジック・クリーチャーの造詣は魅力的だったが、ストーリーはいまひとつという感想。
とはいえ、ダンブルドアやレストレンジ家など、聞き馴染みのある人物名がちらほらと登場しており、今後の展開に期待も募る。
『ハリポ』では終盤に出て来たけどさっぱり意味わからん人物だったグリンデルバルドが、このシリーズではメイン・ヴィランとなるのかな?
この「魔法ワールド」がどのような拡がりを見せるのか、オラワクワクすっぞ!😆
ホグワーツ卒が社会に出た姿。
黒い魔法使いは公開当時に友達の希望で見て、面白かっただけに、前作のこちらが微妙なのは意外だった。
ニュートスキャマンダーが後に仕上げる著書が、後にハーマイオニーの動物保護にもしも繋がっているとかならば、先にそれを作中で話した方がハリポタファンをぐっと引き込めた気がする。
魔法界が同じだけで、時代も異なる別物語。
主人公のニュートスキャマンダーはおどおどしているようにも見えるが、心優しく魔法動物の習性を深く理解して保護に努める青年。
ニューヨークで魔女を撲滅しようとする救世軍女性の養子として育ち、魔女の実母を貶され、魔力を封印され、虐待されて育ったクリーデンスもまた、ニュート同様社交的な性格ではないのだが、内なる闇を抱えてしまっているクリーデンスは、感情コントロールがきかなくやると、オブスキュラスという黒い煙のような強力なモヤモヤを街中に暴走させてしまう。
ニューヨークの街は連日オブスキュラスにより突然街がぐちゃぐちゃになり被害者も多数出ているが、ノンマジ(イギリスで言うマグル)は理由がわからず、世間は魔女狩り一直線。
魔法使い達は迫害を恐れて身を隠し、密かに暮らす毎日。
そこに魔法動物を連れてイギリスからやってきてしまったニュートスキャマンダーは、巨大鳥をアリゾナに連れて行き還すことと、なにかの魔法動物をブリーダーから持ち帰る事が目的だったようだが、連れてきた魔法動物は逃げ出すし、逃げた動物達を捕まえようとするとノンマジに危害があったり建物を壊したりで、すごい。
ニュートスキャマンダーの人格は優しいのだが、後先あまり考えず、動物のために社会的NGな事態を色々しでかしても、そこに反省やまずいことになったという意識は皆無のようだ。周りからどう見られるかと言う視点が欠如した、純粋な性格。
クリーデンスのオブスキュラスによる被害をニュートが逃した動物のせいではないかと疑われ、巻き込まれていくニュート。
既にニュートもノンマジまで巻き込んでいるのだが。
魔法省のポーペンティナゴールドスタインという、ヒロインにあたるアメリカ人魔法使い女性も、超ずさん。
捕まえたニュートを家に連れて帰るわ、別案件のクリーデンスについてペラペラ喋るわ。
クリーデンスがオブスキュラスを作り出していたとわかるのは後半。途中までは、オブスキュラスを作り出す子供は10歳まで生きられないのが過去例のため、オブスキュラスを作り出しているであろう小さな子を探し出すよう、クリーデンスはそそのかされている。
その、そそのかしている男こそ、グリンデルバルドという指名手配犯の闇魔法使いが化けていたグレイバスだった。
そして、そそのかされていたクリーデンスこそが、心の中の闇を制御しきれず、オブスキュラスを生み出して暴れさせてしまっていた張本人だった。
10歳はとうに超えて高校生くらいの新しい例。
アメリカ魔法省のポーペンティナ上司にあたる人間達がクリーデンスのオブスキュラスを破壊し、クリーデンスは消されてしまい(多分生きてる)、グリンデルバルドは捕まった。
関わってしまったマグル達は多すぎて、通常通りオブリビエイトで記憶を抹消しきれないため、アリゾナまで連れて行くはずだった巨大鳥をニューヨークでニュートが放ち、その巨大鳥に忘却薬を雷まで運んで貰い雨として降らせて、マグルの記憶抹消を行った。
ポーペンティナとニュートは良い雰囲気になったが、ニュートはイギリスに戻るためお別れ。
ニュートに巻き込まれたノンマジのワコルスキーとポーペンティナの妹も、良い雰囲気になったが忘却薬で一度忘れたワコルスキーのもとを再び妹が訪れる。
と言う結末なのだが、そこに至るまで出てくる魔法動物達に、魔法省は危険と判断していたが、マグルの記憶抹消に使った途端に、ニュートはお咎めなしで放免され、魔法動物に理解が足りなくてごめんなさいねの空気になる。ご都合主義すぎないか?
いやいや悪気なく、めちゃめちゃ破壊する魔法動物達。
動物は好きだが、人間と生息域を決して交えてはいけないだろう。いい加減な作りのトランクを変えないと、また出てくるよ?と思ってしまう。
魔法動物達がCGのため、感情移入しにくいし、空間に合わせて大きさを変えてしまう、身体が蛇で頭が鳥の生き物について、前半で何度も出てきても、そんな習性は全く説明されていなかった。
ニュートさん、説明不足で周りを危険に晒すのは控えて欲しいです。
動物を捕まえるため、ゴキブリを捕まえてティーポットに投げ入れるなんて、非現実的すぎるでしょうよ。
たぶん、
「子供を温かく育てないと。子供を抑制してしまうと、子供でも内に闇を秘めてしまったら大人を、社会を脅かしてしまうんだぞ。」
と警告をされていると思うのだが、闇の魔法に堕ちずとも、ホグワーツ卒でかなり蹴散らかすニュートもハリー達同様、目的は良いのだが社会ルールを無視してしまい理解されにくいタイプなようで、割とお困りもの。
小さいけど、二フラーも絶対あかん。
習性でも、連れてる限り誤解しか生まん。
魔法使い側に「頼れる大人」な印象の登場人物はハリーポッターシリーズ含め今作でもあまり出てこず、
ノンマジのジェイコブスワコルスキーの人柄が目立つ。
たとえ缶詰工場勤務でパン屋さん開業資金が出征期間が長くて準備できなくとも、どれだけ巻き込まれても受け入れて力を貸そうとする良い人。
多分いつも「良い人」で終わってしまうと思うのだが、ポーペンティナの妹の、心が読める美人魔法使いクイニーが好いてくれて、良かったね。
ポーペンティナは、なんとなく松本若菜。
クイニーは、キャメロンディアス系。
アメリカ人はポーペンティナタイプより、こういうのが好きでしょ?とイギリス人は思っているのかな?
大人版ハリー・ポッター。あからさまな子供向け描写は少なく、ワクワク...
大人版ハリー・ポッター。あからさまな子供向け描写は少なく、ワクワク感はあまり無かったが、シンプルに纏まっている感じがした。
そして素晴らしい映像技術。CG部分が本当に素晴らしくまだまだ日本のレベルの低さを痛感した。
特にニュートのトランクの中の魔法動物達の世界は思わず涙ぐむ程美しかった。
キャラクターも魅力的で特に強欲なニフラーと笑、真面目で純粋な”ノーマジ”のジェイコブは観ていてとても可愛く癒された。
そして最後の、パン屋のキモカワなパンと、そこにお客として訪れる彼女のシーンで終わるのが良かった。
脱走パニック!…"最悪"の蠢動…
ウィザーディング・ワールド第9作。
"ファンタスティック・ビースト" シリーズ第1作。
友人と通常スクリーンで鑑賞(吹替)。
原作(幻の動物とその生息地)は未読です。
多種多様な魔法生物のかわいさやカッコ良さに魅せられながら、気弱なニュート・スキャマンダーの成長と仲間との友情の物語にハラハラ・ドキドキ、そしてウルウル…
光と闇の壮絶な戦いを予感させるラストが秀逸。ポストクレジット・シーンで明かされたグリンデルバルドを演じるジョニー・デップのカメオ出演に目玉飛び出ました(笑)。
※以降の鑑賞記録
2022/04/01:金曜ロードショー
※修正(2023/03/22)
新しい主人公像
どこか自信なさげ
オドオドする主人公に もう少しハッキリしてくれないかなぁ
新しいタイプの主人公だなぁ
暴走の画面暗いなあ
そうかこいつ助かったのか
そうか〜こいつが死なないなら 続編あるなぁ
などと少しのイライラとドキドキしながら 見ました
悪くなかった
主人公的立ち位置のニュート・スキャマンダーとジェイコブ・コワルスキーはじめ、皆のキャラがとても立っていておもしろい。ニュートについては普通のイケメン俳優とは違って若干影りある変人的な部分がとてもよくでていて、面白い俳優だなと感じた。そんな彼は普遍的な主人公の正義、勇気、凡人的気質とは少し離れて見えて、人間とのかかわり合いを求めているというよりは、動物の調査保護活動をしているという所に意外性を感じたのとそのような性質の彼に主人公の立ち位置を歩かせることができている脚本を素晴らしいと思った。そういうところはジェイコブについても同じ。ノーマジという事と、ビジュアルがイケメンではない肥満中年男性というキャラクタにより、より視聴者的目線に立った凡人的気質を持ちながらも視聴者の理想像=主人公であってほしい像とは真逆であるために、彼はいってみれば主人公の友人的な立ち位置で物語をすすめる配役となっている。彼だけが唯一、主人公周辺の立ち位置の中では現時点では何者も持ち合わせていないが、その人間性によって活躍を見せ、最終的にニュートとのかかわり合いでニュートを感化し魔法使いの美人の心を射止め、パン屋を開店させることに成功している。二人ともに一般的な主人公像からずれた存在であり、そのような主人公を活躍してみせる面白い作品を作れた事は素晴らしい事だと思う。
他に印章に残った所としては、アリソンスドルは胸元が深く開いた衣装でとてもセクシーで、言葉遣いもセクシーではあったが、酒場に入ったときのドレスなんかは肌色の衣装で一瞬裸になったのかとドキッとさせられた。また、今作で多数登場する魔法動物の中で特にフランクが印象に残った。足洗邸の住人という漫画で出てきた鵺の妖怪のビジュアルにそっくりで、どこかに参考元となるものがあるのだろうと感じ、調べてみたいと思う。
動物保護というテーマの元、様々な個性ある魔法世界の動物の紹介による楽しさと、様々な立場の個性ある人物たちが絡み合う作品。見る価値はある。
面白い。だが、展開が雑。
ハリーポッターシリーズと同じ世界観であるということを最大限に活かした非常に楽しい映画。しかし、それぞれキャラクターの行動の動機がわかりづらく、そして展開が極端。
特にアメリカの魔法使い関係の機関(詳しい固有名詞は忘れてしまった)の役人の行動は非常に突飛だし不可解。いきなり○刑にするのかよ…。そしてそれが許されるのかよ…。
このような引っかかる点はあるが名作であり楽しい映画なので見ることをすすめたい。
ホグワーツ指定教科書『幻の動物とその生息地』著者のNYでの冒険譚と宿敵グリンデルバルドとの因縁の始まり
時はハリーポッターがホグワーツに入学するおよそ70年前。
ホグワーツOBで魔法動物を愛する「はみ出し者」ニュート・スキャマンダ―が主人公の本作。
魔法動物の生態調査及び保護の為、世界中をフィールドワークしている彼は第一次世界大戦後、いわゆる「狂騒の20年代」の米国NYに渡る。
そんな米国(魔法界)は慣習や法律により魔法族と非魔法族(マグル)との交流を厳しく制限している息苦しい社会であった。
それは魔法が非魔法族にバレることでまた大きな戦争を引き起こしかねないと危惧する米国魔法議会による厳しい制約と魔法族の解放及び人間界支配をもくろみ暗躍するグリンデルバルドの存在が影響しているのだろう。
そんな中自身の不注意で魔法動物を逃がしてしまったニュートは成り行きで知り合った非魔法族の青年ジェイコブと米国魔法族のゴールドスタイン姉妹と共に逃げた魔法動物を探すこととなる。
一方で「得体のしれない何か」による破壊行為や殺人事件がNY市内で多発。
魔法動物を探し出す中でニュートたちは魔法界・人間界双方を巻き込んだ一連の騒動に巻き込まれることとなる。
はたしてニュートたちはこの難局を乗り越えられることはできるのか?
そしてNYの街を脅かすものの正体とは?
ハリー・ポッターより面白い
ハリー・ポッターがシリーズを重ねるごとに次第に暗く面白くなくなっていって完結してしまいましたが、また新しい魔法使いの話ができて嬉しく思います。まず、特撮に驚かされますが、ストーリーもしっかりしていて最後まで楽しめました。
最後に、パン屋を開いて繁盛しているところに現れた女性、主人は記憶をなくしてその女性を知らないはずであるが、何か感じるものがあるようなラストは、特に気に入っているシーンでもある。ある種、「君の名は。」や「時をかける少女」(大林監督のほう)にも似ていると思うのは私だけでしょうか。
中身が薄いドタバタ劇、それでいいじゃない!個人的にはいろんな魔法生...
中身が薄いドタバタ劇、それでいいじゃない!個人的にはいろんな魔法生物大博覧会を見てるだけで十分満足。むしろこのタイトルでほかに何を求めてたんだ?
ハリポタシリーズ1~3作目みたいなファンタジーな世界観に浸りながらちょっとしたドタバタが起きるのを楽しむのが好きだった人には受けると思う。一方、4~8作目みたいな重苦しい雰囲気・ちょっとドロッとした人間関係のイザコザ・ミステリー風味な味付けが好きだった人には不評だろう。ただ一応5部作の予定とのことなので、後半になるにつれてそういう成分も増していくんじゃないかな?グリンデルバルトとダンブルドアの関係とか。
不満があるとすればハリポタシリーズとつながるイースターエッグをもっとたくさん散りばめておいて欲しかった。
コリンファレルがジョニーデップに変わるあの瞬間を見るだけでも価値が...
コリンファレルがジョニーデップに変わるあの瞬間を見るだけでも価値があるのでイケオジ俳優が好きな同志には
勧めたいですね
ハリーポッター全盛期の身からすると
なんかちょっとこれは違うな〜という気持ちが否めないけど男性俳優のキャスティングが最高なのでまぁええか
エズラミラー❤️
ほんで思い出したけど、
虫嫌いとしては
あんな緻密なゴキブリのアップまじで勘弁して
レトロモダンでビターでカラフル、ファンタスティックな新章!
新作公開にあたり、書き損ねていた1作目を今更ながらレビュー。
最初に白状すると、僕は前シリーズ『ハリー・ポッター』7部作についてはファンではない。
作風の変わった3作目や最終作あたりはかなり好きだが、最初の2作の印象が自分の中で
イマイチだったこともあり、最後まで乗り切れなかった感。なので、この新シリーズ
5部作の企画を聞いた時も「あ、まだやるのね」くらいにしか思っていなかった。
そんな立場の人間と前置きした上で書くが……
『ファンタスティック・ビースト』、めっちゃ面白い!!
『ハリポタ』ですでに世界観やある程度の魔法を説明済みな点がまずプラスに働いていて、
序盤からとにかく出し惜しみ無しでバンバン派手な魔法が繰り出されるのが爽快。
だが決してド派手なだけのファンタジー映画などではなく、
欠点も含めてファニーで魅力的な主人公たち、そして
まさにファンタスティック!な魔法動物たちが織り成す
魔法世界が、徹頭徹尾楽しかったんである。
...
多少長くなるのを覚悟の上で、主要人物4人と魔法動物について書く。
主人公ニュート。
いつも伏し目がちで言葉も少なく、序盤は何を考えているか
あんまり分からないのだが、彼の旅の目的が明らかになる
研究室のシーンで、一気に魅力的なキャラになる。
人と合わせるのは苦手だし、夢中になるとまるで周囲が見えなくなるが、
魔法動物に関する知識、そして彼らを守りたいという情熱は超一級。
最初はろくな会話もできなかった彼が、今回の物語
を通して少しずつ人に心を開いていく様子も素敵。
そして、相棒ジェイコブさん!
前シリーズでは主人公ハリー自身が観客と等身大の目線で
魔法世界を見せてくれたわけだが、今回は風貌も外観もおよそ
ヒーローには見えないジェイコブさんがその役目を負っている。
ニュートと偶然出会ったばかりに大騒動に巻き込まれる彼。
最初はおっかなびっくりだが、ユニークで美しい魔法動物や
クイニーとの出会いは、彼の消したくない想い出になっていく。
最後の別れの雨に涙。忘れられなかった記憶で造った
美味しそうなパンと、クイニーとの"初対面"にほっこり。
ヒロイン・ティナもキュート!
マジメな彼女は常に張り切り過ぎて空回り気味だし、
あまり他人とも積極的に打ち解けられないタイプ。
そしてたぶん、彼女自身もそんな自分を好いていない。
不器用ながらも懸命に優しい正義を貫く姿勢が素敵。
内面は情熱的なニュートに惹かれているのになかなか
気持ちを口にできない姿がいじらしいし、最後に
ちょっとだけぴょんと跳び跳ねるシーンは超可愛い。
その妹クイニーは屈託のない美人さん。
心が読めてしまうので自分が周りからどう思われているかも
知っているけど、元来の性格なのかナチュラルに優しい。
「傷ついた心は読み易いの」と語る彼女はむしろ
普通よりも他人の心に敏感に気を使えるのかも。
見た目で人を選ばず、とにかく根が善人過ぎるジェイコブさん
に惹かれていくあたり、彼女も相当に純粋な善人である。
...
そして、ファンタスティックなビーストたち!
宝石泥棒ニフラーはウルトラキュートな上に笑いも
かっさらうし(ゆっくり宝石をしまうな(笑))、
壮麗なサンダーバードは単なるcreature(怪物)
ではなく、まさにbeautiful creature(美しい創造物)。
他にも出るわ出るわ、フシギでブキミでユニークな魔法動物の数々。
わがまま枝っ子ピケット、伸縮自在の蛇鳥オカミー、可愛い預言者ドゥーガル、
凶悪トリックスター・スウィーピングイーヴルに巨大発光サイ・エルンペント、
紅葉蝶に電球虫に巨大フンコロガシ、テレポートアヒルに風船ライオン!
本物の動物たちのように生き生きと描かれた動物たちで溢れかえった
研究室の場面は、とびきりカラフルで珍しい動物園のみたいで最高に楽しい!
...
そんな魔法動物たちの騒動と共に描かれる、凶悪犯グリンデルバルドの影。
まさかのジョニデ参戦にはビビった(久々の大作出演
だったコリン・ファレルがちょい可哀想だが……)。
これは『ハリポタ』最大の脅威ヴォルデモート誕生に繋がる物語なのか。
抑制不能なオブスキュラスを操る謎の青年クリーデンスを巡るミステリも、
次作への伏線として物語をしっかり牽引。
魔女狩りや子どもへの暴力など『ハリポタ』以上に影のある場面も多く、
より現実的だがロマンチックなキャラも含め、『ハリポタ』を読んで育った大人向けの
ファンタジー映画として、しっかりした見応えの作品に仕上がっていた。
レトロモダンな1920年代ニューヨークとファンタジーな世界観の組合せも絶妙で、
クラシカルでクールな衣装、風光明媚な石造りの都市で繰り出される
大スケールの魔法合戦は実に“画”になる。
...
というわけで、はい、もうメチャクチャ楽しめました。
キャラクターも世界観もエモーショナルな見せ場もしっかり!
特に、隅から隅までしっかり作り込まれた世界観は圧巻です。
史上最大級のファンタジーシリーズと呼ばれるだけのクオリティ。
大満足の4.0判定です。4.5判定でも良いかも。
ニュートと魔法動物たちの次の旅行記が楽しみ。
<了>
4Dでみました!
ワクワク感がありました!
ハリポタシリーズはにわか程度にしか観ていないのですが、ファンタビはしっかり観ようと思って観ました^^
ニュートがかっこよすぎるのが印象的です、
4Dについてですが、雨の降っている描写で雨が降らなかったり煙が割としょぼかったり思っていたよりという印象でした。
でもアトラクション感があって楽しかったです!
ニュートやティナの行動にイライラする局面もありましたが、結局は大団円という形でまあスッキリしました。
子どもの頃、ハリーポッターを愛した大人たちへ向けられた作品。
とりあえず、どうしても書かないといけないのは、主役のニュートを演じたエディさんの演技力と、絶妙な存在感。周りを殺さず、且つはっきりと印象が記憶に残る。役毎にきちんと変わる表情の作り方もすごい。
ハリポタ(特に初期)のノリで観ると重厚さに潰されるということ。炎のゴブレット以降くらいの暗さやシリアスさを想定していった方が良い。
次はトランク! キーアイテムとは言え、やたらとプッシュされるよなぁと思ってたけど、本当に夢が詰まってた。この世界観ほんと好き。来世は魔法使いになる
ほんで他のキャラね。これは色々なところで言われてるけど、キャラクター全員が本当に個性的。そしてインパクトが強い。これから続くシリーズのことを考えれば尚更無駄がない
シナリオは予告で見て想像していたよりも入り組んでいて、シリーズに向けての伏線というか、キーワードがたくさん散りばめられてた。もちろん、1作目だけでも完成度は高いんだけど、早く続き! これはどうなんの! って感じ。
もうそろそろ最後にするけど、これが1番言いたかった。オブリビエイト(忘却術)にはロマンが詰まってる。わたしが求めていたシチュエーションがガッツリ入ってて、途中泣きそうになったのは堪えたけど、最後のあの店でのシーン、堪えきれず泣いた。
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