「魔法動物が主役ではなかった」ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 よしよさんの映画レビュー(感想・評価)
魔法動物が主役ではなかった
魔法動物の研究者であるニュートが、魔法動物を助けたり、貴重な魔法動物と出会ったりしながら本を完成させる話を期待していたら、普通に魔法界の大人の事情と、人間のエゴの話だったからがっかりしてしまった、、。
ニュートはもっと魔法動物を愛していて、魔法動物のために行動するような人かと思ってたけど、普通に法律と規約に翻弄されているし、当然のように魔法動物を使役していたから、動物と平等というより、上下関係があるような印象だった。ハグリッドの方がよっぽど魔法動物を愛してませんか……?
結局、作者が描きたいのは動物の生態じゃなくて人間の生態なんだろうな、でもそれ、もう散々ハリポタでやったじゃん…。
魔法というフィールドを使って新しい冒険が見られると思ったのに、とっても狭い世界の話だった。
あと、話の全体が暗いのに、ニュートも暗いからシンプルに救いがない。
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