「典型的なファンタジーで楽しむだけは十分」ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 レインオさんの映画レビュー(感想・評価)
典型的なファンタジーで楽しむだけは十分
映画全体は3.5(普通)、3Dで楽しめた分は0.5プラス。
一言で言えばファンタジー。
ユーモアあり、笑いあり、涙あり(個人によるかも...)
魔法の面白さで観客を引き寄せる。
物語的には単純すぎる。唯一現実とつながるにはノーマジのあの「おじさん」だけど、マグルと魔法使いの区別は最後しか強調されていない。この映画には「人間vs魔法使い」の部分を深く考えるのは難あり。また「動物vs人間・魔法使い」だけをも引き出しにくい。
最後唯一妙に上記の二つの「vs」側面と関連し、現実とつながり、動物とつながるのはノーマジの人の記憶を奪うアメだった。核心の事件はビーストと関係ない分、最後記憶消去にあの鳥(?)の力を借りる。そして雨が人に現実に戻らせ、魔法の痕跡を消すという。
第2点目の中、魔法に関わるニュースも豪雨のに代わり、過去ニューヨークの豪雨と関連づけるかも???実際に観客に魔法の存在を信じさせて現実逃避を行い、より一層楽しめるポイントは現実世界とのそのような関係性だろう。
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