「耐えた…」ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 佐藤かよさんの映画レビュー(感想・評価)
耐えた…
どこが見どころだったかよく分かりませんでした。
悪い意味で心に残り、正直見なければ良かったです。
以下レビューというより悪口に近いかもしれません…
まずメインである筈の魔法動物に私は魅力を感じませんでした。というかみんな可愛くない…能力的にも微妙。
悪役と主人公の戦いのシーンでも呪文を唱えない事が多く、魔法使いというより超能力者のようでした。
あと町の破壊シーンの連続で竜巻映画を見ている気分にもなりました。
ハリポタのネタも挟みすぎな印象です、しかも予測がつきやすいところに。
絶対これダンブルドアって言うよ、はいはい、ダンブルドアすごいねーってなってしまいます。
別物ではなかったのですね、これならば映画のタイトルにbyハリーポッターなど付ければいいと思います。
あとはストーリーが全体的に重苦しく悪役に同情してしまうようなエピソードがあるため余計に主人公などに腹が立ってきます。特にクリーデンスの人生が悲惨すぎる、力を押さえつけて虐待にも耐え味方だと思っていた人に裏切られ最後は大暴れして死にますが彼は何のために生まれてきたのか不憫でなりません。これなら10歳で死んだ方が良かったのかとか考えてめちゃくちゃ胸糞悪いです。
あと最後悪役の変装がバレますがその時点では意味が分かりませんでした。
最初にちょろっと出てきた指名手配犯だとは…そこに注視していなかった私が悪い(他にも伏線があった?)のかもしれませんが。微妙すぎませんか。
続きがあるそうで風呂敷は広げるだけ広がってる状態でどれもこれも消化不足です。これから面白くなると言う人もいますがこれではちょっと続きを見ようと思いません。
これだけ書きたい事を書けてスッキリしました!
今年一番つまらなくて腹立たしい映画だった!