「夢破れた大人へ向けた物語?」ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 NAOさんの映画レビュー(感想・評価)
夢破れた大人へ向けた物語?
ハリーポッターシリーズは少年が主人公。
基本的に児童書がベースのこういったファンタジー作品は当然ながら、少年が主人公となることが圧倒的に多い。
だけどこの主人公はモンスターオタクで、コミュ障気味の青年。そして事件というか物語に関わってくることになるには、投資依頼を袖にされたしがない労働者階級の中年オヤジ。異例な組み合わせ!
またヒロイン?も米国の魔法機関で左遷された地味〜な女性。
誰を取っても主人公になりそうにないキャラをメインに持ってくるというのはハリーポッターの中でのお約束なんだけど、大人界で見るとこれは新鮮ですな。。
まあ、誰でもない君でもヒーローになれるんだよスキームが、大人でも生きるのか。。
個人的にはあんまり。立場的な感情移入はできなかった。
地味だなぁ。。。と思ったしニュートもなんかこうはっきりしろよ!みたいな感じでw
CGで表現されるモンスターはユニークで面白かったけどね。
あと事件の黒幕の悪役が最後に出てくるんですが、ええええ?っていうキャスティングだった。
エンドロールで名前確認しちゃいましたよ。
これだけのために?みたいな感じだった。
続く意図があるのかもだけど。。
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