「小さい子には怖いかも?新しい魔法シリーズの始まり。」ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
小さい子には怖いかも?新しい魔法シリーズの始まり。
【賛否両論チェック】
賛:「ハリー・ポッター」シリーズの知識がなくても楽しめる。様々な魔法動物が登場するスケールアップした世界観に、思わず引き込まれる。魔法界のタブーに触れた主人公の活躍にも期待大。
否:悪役のシーン等、小さい子が結構怖がりそうなシーンが多いので、家族サービスには向かないかも。
さすが、
「今度の魔法はもっとスゴい!」
と銘打っているだけあって、不思議な魔法動物達が次から次へと登場し、スクリーンをところ狭しと大暴れします。
同時に、人間界に知られないよう、秘密を保持し続けようとする魔法界の内部対立に巻き込まれた主人公が、どうその汚名を晴らしていくのか、その活躍にも要注目です。動物学者でもある主人公が語る、“1番危険な『人間』という動物”という表現が、なんとも皮肉です。
ちょっと小さい子が怖がりそうな、不気味なシーンが多いのがたまに傷ではありますが、特段の予備知識も不要ですので、是非不思議な魔法の世界を堪能してみて下さい。
コメントする