TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬのレビュー・感想・評価
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命は大切に!
我が家には、長瀬さんが出る作品は絶対に面白い。という言い伝えがあるので見に行きました。
公開から結構経っているのにわりと人がいた。
神木くんの高校生は、高校生らしく軽くて妙に前向きで面白かった。画面は激しく揺れるし、テンション高いし、地獄は赤いし、変な人ばかりだし、ロックガンガンでかなり疲れる(笑)
あと、少し時間が長く感じた。でも、音楽はカッコいいので、映画館で聴けて良かったかな。地獄に戻った大助を見て、仲間の存在は大きいなーって思った。
10年が早い。
公開前に運悪く事故が起こって公開が延期になった本作。
相変わらずのハチャメチャな脱線ネタや舞台演劇らしい
演出のオンパレードで、楽しい映像には事欠かないけど、
コレ映画なのか?といつもながらに思ってしまう中弛み
感もハンパない。青年は冒頭間もなく地獄に堕ちるので
あとは輪廻転生の繰り返し、さらに地獄と現世を10年と
いう隔たりが時を進める…あっという間に、オバサン➝
おばあさん…となっていくヒロインも切ないが、そこは
ビシッと宮沢りえなんかを持ってきて哀愁感を持たせる
心憎い演出。インコにゴリラにザリガニに柴犬まで出演、
ミュージシャンも錚々たるメンバー(ヨッちゃんチャー他)
なのでお祭りらしい豪華な出演陣だけで大いに楽しめる。
長瀬の赤鬼がもっとハジけると思ったのが意外と想定内
にイイ人(近藤さん)で纏まっていたのと、今回ヒジョーに
練習した神木くんなどもさすがに演技面では巧かったと
思うんだけど、皆川猿時がほとんど持ってっちゃったね。
(今だにおやつにバナナ持参?しかもそれが元凶だなんて)
宮藤官九郎の映画はこうじゃない
宮藤官九郎はやはりドラマの人だと思う。
1クール十分な時間を使って細切れにストーリーを作ったほうが上手いと思う。
舞子Haaaaan! 以来の映画は面白くない。
今回の映画はバラエティとしては面白いと思うけど、映画にする必要はあったのだろうか?ドラマ化したほうが面白いのではないかね。
頭から一貫して神木は森川とキスをするということを目指して地獄で頑張っていたのに、ラストでかなり端折った挙句、なんだかよくわからないラストに仕上がっており、曖昧。
ブラックコメディとしての面も持つと思うが、それもクスッと笑えるレベルなのでそうとは言えない。
この映画で評価したいのは、インコに転生したシーンをどうやって撮ったのか。あのインコの飛び方が不自然な気もしたが、かわいかった。
また、キャストはさすが宮藤官九郎。いい色を出していた。中村獅童とか。みうらじゅんに一番笑ったけど。
ヒロインである森川葵のシーンは少なく、彼女目当てで見に行った人はがっかりしたのではないか。もう少し見たかったところ。
小野真知子のほうがかわいかった。
結論、宮藤官九郎のやりたいようにしかやっていない感じがしたので☆2つ。
ロックンロールコメディ
思ってた以上に音楽要素が多い。
曲もミュージシャンも豪華で満足。
テンポのよいコメディで期待通り馬鹿馬鹿しくてたくさん笑えた。
近藤さんのエピソードと超美しい名曲に思いがけずホロリ。
ラストの展開、超好み。ハッピーエンドでエンドロールまでたっぷり楽しめました。
個人的には序盤で登場する地獄の鬼に関本大介が混じってていきなりアガった。
主人公と名前似てるし。笑
神木隆之介という稀有な存在
アレもシたいコレもシたいの青春真っ只中の17歳の少年が何の前触れもなく、好きな女の子に好きとも言えずに、突然バス事故で死んだ上に何故だか地獄に叩き落とされながらも、持ち前の若さとバカさで地獄専属ロックバンド地獄図に加入し、7回限り許された転生でインコにされたり、アザラシにされたり、精子にされたりと紆余曲折ありながらも最終的には天国に行くも、つまらないと一蹴し、地獄にアンガスヤングみたいな姿で戻り、地獄図ギタリストとしてハッピーエンドというチンプンカンプンなストーリー。
クドカン節が爆発した今作品。ストーリー性皆無で振り切ったコメディがたくさん。主に下ネタ方面において笑。
ティーンの欲求全開の主人公演じるは神木隆之介。今年23にして学生役笑。違和感なし笑。
地獄やら鬼やら正直寒い話になりそうな匂いプンプンだったビジュアルのこの作品においてフツーの学生をフツーに演じる。底抜けにバカな演技がこんなにうまいと思わなかった。
いまどき電気に打たれてあばばばばばばばみたいな演技するか?こんなイケメンが?笑
そしてもう1人のメイン、長瀬智也。
クドカン映画+長瀬智也
これだけで観る価値がある。それほどまでにIWGPは自分の中で大きな作品笑。
弥次喜多以来11年ぶりにクドカン映画出演の彼が演じるは鬼。まさかのキャラモンに正直萎えた笑。
しかしそこは長瀬智也。だいたいどの役も長瀬っぽくなる笑。変顔とキレ芸とオラつき演技は未だ健在。ジャニーズだからとか関係なしに彼はカッコイイ。
だいたいどんな髪型もカッコよく見えるが今回の髪型(近藤時)が新しすぎてとても新鮮だった。というか近藤さんのときがアジカンの後藤さんに激似でゴッチ何やってんのってなった笑。
そんでクドカン名物脇役が豪華も見所。しかし今回はミュージシャンが多いためちょっぴりマニアック。Charがギターを弾き倒したり、快速東京が巻き舌全開でちょい出演するなどまあマニアック笑。
そして皆川猿時が暴れ倒す笑。元からごちゃごちゃだった話に輪をかけてカオスにしたのは間違いなくヤツ笑。
のくせ楽曲のクオリティ死ぬほど高い笑。メタルの演奏にアイドルボイスとか旬すぎて高まってしまう笑。
何より主題歌が耳に残る曲ですごい良かった。THIS IS 向井秀徳が手掛けた曲も流石の出来。今回流石に出演はしてくれなかった弥次喜多の時みたいになんかしらで出てくれないかなと少し期待してた笑。
クドカン映画にしては最後まで面白いと思えた作品。でもやっぱクドカンはドラマの人かなってちょっと思う。この人の良さは2時間の映画では伝わりきらないような気がする(誰?)
ノリ
制作チームが、冒頭に出てきた本見ながら地獄の方が楽しそうだよね~映画作っちゃうか!ってノリで作ったような映画!
神木君はとにかくかわいい。特に動物になったとき。
キラーKは現世で結構弱々しい人だったから、通常は堂々としていても時々ビビりになるのがたまらなかった。
ヤバイ!笑える!でも少しウルッと来る所も!
最初の入りからテンション高~!
わぁ、ついていけるかなぁ~
最後まで大丈夫か~自分~(⊙_☉)
って、思ったけど
流石クドカンワールドでした!
飽きずにグイグイ引き込まれ、最後は納得の行くスカッとしたいい気分!
楽しかったなぁ、また観たい!
地獄っていいとこなのかも?あんな地獄なら楽しそう!
20代後半から30代のバンド経験者は必見!
バンド経験者やバンド音楽好きのツボをこれでもかとまでに押さえまくっていて、
ジミヘンは左利きだから上手くいかない〜とか、
Fのコードが上手く弾けてないとか、
難しいコードで指が届かないとか、
このあたりの場面は、主人公と同様高校時代にバンドやってた身としては爆笑。
最後の「H」のコードをみんなでひとつになって奏でるところや、最後キラーKに変わって天国で「天国」を熱唱するところは、バンドとしての、またロックとしての魂を感じて謎の感動をしました。ちょっとだけど。
また、ずっとおバカ路線なのかと思いきや、急に真面目でしんみりとした場面になったりと、緩急の付け方が上手くて映画としての質も高かったです。
全体を通して、青春って、音楽って、バンドってええなぁとひしひしと思わせる作品でした。
普通に観ても楽しく面白いですが、バンドの知識があると100倍楽しめる、そんな作品です。
そして元バンド経験者は観終わったあとに心の奥にある何かが奮い立ってくる…はずです。
そんな私は家に帰ってつかさず久々にギターを弾いてみたら、Fはちゃんと弾けたけど、Bが少し怪しくて悲しくなった、そんな今宵。悲しみを「顔でチョーキング」することで誤魔化そうと思います。
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(´- `).oO(高校生、おばさま、おばあさまと三代で登場したひろみちゃんと年齢が変わらない主人公、過ごしている時間の流れが違うというあたりでどこか”インターステラー“が頭をよぎりました。)
(´- `).oO(あと、劇中の挿入歌のクオリティが高いなと思っていたらZAZEN BOYS(ex.ナンバーガール)の向井が曲に携わってて「おぉっ」っとなりました。彼の言う“繰り返される諸行無常 よみがえる性的衝動”と今回の作品のテーマはどこかリンクしてるよなー、なんてことを思ったり。)
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