劇場公開日 2016年9月17日

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オーバー・フェンスのレビュー・感想・評価

全113件中、61~80件目を表示

4.0北の街感、北のリアル

2016年11月7日
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北国および関東周辺に住んだことのある身にしてみたら、非常に「北っぽい」映画だと感じました。北の風景、北の常識、北のナンパ、北の暴力、北の笑い、北の鬱屈、北の男と女。北国の、ひとつのリアルなストーリー。ぐるっとまわって、爽やかでした。

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その

2.0諦めた人生のリアリティ

2016年11月4日
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泣ける

笑える

幸せ

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いぱねま

4.0佐藤泰志の函館三部作のトリ

2016年10月28日
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鳥の求愛ダンスを踊ってみせる女が普通なわけはないと、わかってはいても・・・しかし病んでる女は迫真。
「お前は自分がぶっ壊れてるって言ってたけど、俺はぶっ壊すほうだから、お前よりひどいよな」
ホームランで〆るところがしっくりこない。
優香もしっくりこない。
ギリギリの光量できれいに撮れているところ。
オダギリジョーが失うものが何もないと自暴自棄になっている普通の男をさらっと好演。

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消されるので公開しない

3.5すごくよかった

2016年10月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

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吉泉知彦

4.0かつまたさんのおかげで。

2016年10月25日
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鑑賞方法:映画館

ああ、田村さんみたいな女性は苦手だな。
でも田村さんみたいな女性って、いつも、誰かに、守ってもらえるんだよね。

かつまたさん、良かったな。
若造と交じって同じ目線で話せるじじいっていいよね。
ナンパのシーン、最高だな。

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4.0妙なリアリティ

2016年10月24日
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楽しい

妙にリアリティがあって良かった。
台所で体を洗うシーン。職業訓練のところで切れるシーン。
いやあ、まあそんなことがあったからかけるんだろうね、演じられるんだろうねって思った。

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khapphom

4.5心にしみわたる作品

2016年10月23日
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鑑賞方法:映画館

観ようと思っていながら公開してから時間が過ぎて行き、どうしようか迷いつつも観に行きました。
期待以上の作品でした。

オダギリジョー演じる主人公を始めとする職業技術訓練校の生徒たちの素顔が少しずつ見えてくるたびに面白さが増してきます。

蒼井優演じる女の子の精神不安定さ、それを過剰に優しい訳ではないのだけれど、何度も言い争いをしながらも受け止めてくれる主人公がいいです。自然体でした。

オダギリジョーが「俺、失うもの何も無いから」と言うシーンがあります。
この言葉に自分を重ねられる人にとっては、オススメの作品だと思います。

恋愛、再生・・色々詰まっていました。

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ama

4.0ズレてるのは誰なのか

2016年10月16日
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鑑賞方法:映画館

オダギリと蒼井優の演技というか、叫びが、心に響いた。
蒼井優演じるサトシの素直な感情表現に共感できた。
ズレてる子として扱われるし、精神も不安定だけど、言ってることはいつも正しい。
相手を求める気持ちが強くて、相手の気持ちに敏感なんだよね。

オダギリ演じる白岩さんは、ソツなくいい人と言われる人、でも側にいるひとを寂しい気持ちにさせてしまう。
サトシがストレートにぶつけてくるから、心を開くことが出来たし、楽になれたんだろうね。

久々にのめり込めた。

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asm

3.0精々いまのうちに笑っておけよ

2016年10月16日
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鑑賞方法:映画館

函館の職業訓練校建築科に通う白岩(オダギリジョー)。
妻と別れて、故郷に戻ってきた次第だ。
訓練校に通う面々も、何かしら生きづらさを抱えている。
ある日、クラスメイトの代島(松田翔太)に連れて行かれたキャバクラで、ホステスをしている聡という名の女性(蒼井優)と出逢う。
彼女は、いつかの昼間に道で連れの男に向かって、鳥の動きを真似て踊っていた女だった・・・

といったところから始まる物語は、何かしらの生きづらさを抱えた人々の物語であるが、前2作と比べて、閉塞感を少し打ち破るような希望を持った物語である。

が、どうも観ていて、しっくりこない。
よくわからないのだけれど、脚本が狙うところと、演出が狙うところが少しズレているような感じなのだ。

高田亮が書いた脚本は、先に書いたように「生きづらさを抱えた人々が、互いに信頼しあって、最後に少しだけ希望を持つ」物語なのだが、山下敦弘監督の演出は、あくまでも「生きづらさ」にこだわっているようにみえる。
全体的に、ロングショットの長廻しで、俳優たちが醸し出す「生きづらさ」の雰囲気をつかみ取ろうとしている。

そんな中、たまたま誘われた酒席で、若い女性を前にして、突然、くすぶっていた怒りを噴出する白岩のシーンが、静かな口ぶりで怒りをあらわにする白岩の顔をアップで撮っている。
そのときの白岩のセリフは、こうだ。
「何が面白いんだ・・・まぁ、精々いまのうちに笑っておけよ・・・なにも笑えなくなる日がくるんだから・・・」

ありゃりゃ、ここなのか、監督がいちばん力を入れているシーンは。

なので、本来、力を入れるべき「フェンス」(生きづらさの象徴)が、妙に取っ散らかってしまう。
動物園の檻。
開けても飛び立たないハクトウワシ。
聡が、発信していた叫びの象徴であるダチョウ・・・
職業訓練校のフェンス・・・

これらのメタファーが、どうにもうまく、心の中で一つになっていかなかった。

期待が大きかった作品なので、失望度も大きかった。

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りゃんひさ

4.0その壁の向こう側

2016年10月10日
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には、たぶん皆違う世界がある。

良いことばかりではない壁の向こう側。
逆に良いことなんか少ないことの方が多い。
でも、そのフェンスを乗り越えて生きて行く。

人が死ぬときに後悔するのはやってしまったことの後悔より、やらなかったことの後悔。

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ゴモラ

4.5かっこ悪くてもフルスイング。

2016年10月10日
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笑える

悲しい

幸せ

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だいず

3.0向こう側にあるもの

2016年10月9日
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 タロットカードの'死神,。破滅、終焉、死。この絵札、逆さまにすると、意味が変わるそうです。
 ゴルゴこと、デューク東郷が、死神を正位で背負う者とすれば、本作の原作者さん、逆位の死神を握りしめて、執筆されたのかも。
 人と人が惹かれ合う姿、普通、スクリーンで美化するのですが、なんだか描写が痛い。笑えない現実を、笑えないまま受け入れようとするスタンスは、やはり人を選ぶと思います。
 とはいっても、古来より男と女は、バラとアザミ。近づくほどに傷つけ合う宿命です。それでも、フェンスの向こう側に、何かあると思いたいのも、人の性なのでしょう。
 「海炭市叙景」より感傷的なのは、監督さんの人柄かな?。絶望と転生の狭間で、揺れ動く日々に、思いあたる方は、脚を運ぶことをお勧めします。そうでない方も、観てね。マイノリティのレポートだと思って。

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機動戦士・チャングム

3.5モラトリアムな日々

2016年10月8日
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何度目かの、
山下監督演出のモラトリアムな日々。

とても心地よく拝見しました。

主人公たちの人生に対して、
何らかのアクションや、変化が起こる、
ほんの少し前の予兆のようなものを感じるまでの日々を淡々と描く。

いつも思います。

どうして観れてしまうのか。

特に大きな何かが起きるわけでもない。

でも、少しずつ少しずつ変化していく何か。

この目に見えない推進力のようなものを
感じさせてくれる。

なんかすごいなと思います。

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十ロ九

3.0函館ってやっぱり寂しさ漂う

2016年10月8日
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曇った函館って寂しい。室蘭の次くらいに寂しい。
なんとも言えないやるせなさや寂しさが、これでもかってくらい滲み出てる40歳バツイチ男性が地元の函館に戻り職業訓練校へ通っている。
皆んなそれぞれモヤモヤしながらも少しずつ前に進もうとしている。
最後に晴れ空に飛んでくボールをみて、少しだけ清々しい気持ちになれました。

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ペンペン

4.0気持ちに染み込む

2016年10月7日
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自分が、自分の人生が、何か特別なものになると思っていた若いころ。
普通に女性と出会い、結婚し、子供を作って何も特別でない生活をなんとなく過ごしている。
そうでなくなった時、泣くんだな。

人の心は、バランスが大事だと最近思う。
それを確認するために、こんな映画がある。

じんわり涙です。

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亞lex

5.0小さな幸せの尊さ

2016年10月6日
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特別ではない人が、今日という日を生きる事の尊さを感じる、自分の体温より0.2度だけ高い様な作品です。

特別な能力が無い
やり甲斐がある仕事では無い
満足できる収入では無い
使命感が感じられるワケでは無い

そんな人達が世の中の多数。
そんな人達でも幸せを感じて良いのだよ、
そんな人達を味方してくれている。

「見下した目で見るな」

自分が自分の生き方を生きていれば良い。
人を見下す、人と比べる事は必要無い。

救いはどこかにある。

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COZY

3.0キャスト勝ち。

2016年10月6日
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キャストで見に行った作品だけど、キャストがよかった。このキャスティングじゃなかったら成立しないかも。
途中、ちょっと飽きてしまったし。
世界観は嫌いじゃないけど。
聡の抱えていた闇が気になる。

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oz

4.0とてもいとおしい作品。

2016年10月5日
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泣ける

楽しい

幸せ

大好きな映画館「テアトル新宿」で、
今年83本目の映画『オーバー・フェンス』
を鑑賞。
山下監督好きですね。 キャスト陣も
良いですねオダギリ、蒼井優他。
苛立ちや哀しみ笑い、普段の生活、
営みがとてもいとおしく感じられる
作品。
オーバー・フェンスの後が気になります。

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kazkinkh

3.0オダジョーのやるせなさ感

2016年10月3日
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オダジョーの何もかもフワフワさせた感じはとても上手いと思った。

何かが悪かったとは思うけど何かは分かってないような。

蒼井優の壊れ方はちょっと怖かったかな〜

地味に義弟が上手かった。
あと、訓練校のみんなの笑いのセンスが高くて微笑ましかった。

色々と含んでるようで、軽めのタッチなのが良かったです。

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キムチ

4.0終始オダギリジョーがかっこいい。 一人一人の人生、人間らしさを感じ...

2016年10月3日
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終始オダギリジョーがかっこいい。
一人一人の人生、人間らしさを感じる作品。
「壊してる方だから…」ってなんかあぁってなった。

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mmmmm