「なんかやるせない気持ちになります」オーバー・フェンス パセリさんの映画レビュー(感想・評価)
なんかやるせない気持ちになります
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自由になりたい、思い描く自分になりたい、でもなれない。でもそこからもがこうとはせずになんだかんだ言いながらもフェンスの中に閉じこもってしまうというタイトルの意味はリンクしてて伝わりました。特にさとしが動物を逃がそうとしたのに逃げないシーンが象徴的な役目でした。
みんなそれぞれ人生のギャップに苦しみながら生きていて、見ていてやるせなく、でもなんだかんだソフトボールに夢中になる姿はそこで生きる意思なのか、最後のホームランは前向きなのかよく分からない気もしました。
キャストは豪華ですが、一番良かったのは優香さんでした。あんな大人びた女性の雰囲気が出せるんですね、僕はかなり年下ですが、、、そう思いました。オダギリジョーはこういう雰囲気の映画よく合いますね。
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