劇場公開日 2016年3月19日

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「合わぬ人種宗教あれば合う家族あり」最高の花婿 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0合わぬ人種宗教あれば合う家族あり

2025年4月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

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様々な人種が混在し、それ故多くの問題も。人種のるつぼであるアメリカが真っ先に浮かぶが、フランスも。
移民大国であり、多種多様な人種や宗教が混在し、人種差別も多い。パリコレで日本人がアジア人差別を受けたり。
そんなフランスに於ける人種問題を“結婚騒動”として描き、2013年にフランスで大ヒット。後にシリーズ化。

設定は面白い。
フランスの地方の町シノンに暮らすヴェルヌイユ一家。
4姉妹で、上3人はイスラム教徒、ユダヤ教徒、中国系の男性と結婚。カトリック教徒の父母はあまり良く思っておらず、特に父クロードはあからさまに言動に出る。
それでも徐々に距離が縮まった時、四女の相手が黒人と知り、猛反対。相手の父親も大のフランス人嫌いで…。

傍目には今の時代を象徴するような多様性家族だが、ひと度顔を合わせれば各々の人種や宗教ですぐ口論。
父クロードは言わずもがなだが、3人の花婿もチクチク言動。
四女の相手はフレンドリー(多分花婿たちの中で一番性格いい奴)だが、父親が厄介。
片や黒人嫌い、片やフランス人嫌い。結婚反対!結婚反対! 似た者同士で、意外と気が合いそう…?
人種や宗教で揉めるのは男連中ばかり最初は四女の結婚に反対していた姉3人だが、妹の本気を知って協力。父親同士は険悪(それとも仲良し?)だが、母親同士は打ち解け合う。
何処の国も男ってバカね。

単純にとある家族の結婚騒動として面白いが、それぞれの人種や宗教を知っていればより深いのだろう。
カトリック教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、中国系の性格、価値観、人生観。
相手の父親は何故フランス人嫌い…? コートジボワール人で、かつてコートジボワールはフランスの植民地だった。
ド・ゴール主義者って…? 最初は知らなかったが、フランスの英雄と呼ばれる実在の軍人/政治家の思想を元にした政治イデオロギーなんだとか。
これらを知っていれば、もしくは該当の人種や教徒ならば、共感や痛感するものがあって、風刺が効いてより面白いであろう。
そこら辺がよく分からないのが、自分に対しての減点。

人種や宗教の揉め事は無くなる事はない。人間が繁栄し続ける限りは。
対立や戦争にも発展するが、分かり合う事も出来る。
この家族たちの結婚騒動の果ては…
いいものであった。

近大
りかさんのコメント
2025年4月8日

コメントありがとうございます😊
あの父親もキョーフ😱する画家の娘役です。
また機会があればご確認ください、
何回観てもおもしろいです🤣

りか
りかさんのコメント
2025年4月3日

共感ありがとうございます😊
本作シリーズ大好き❤です。
きわどかろうが、好みです。
難しい🇫🇷作品は苦手ですが。
『最強のふたり』に出ている鼻血🩸ブーの画廊の女性が、本作中国人夫の娘役だとお気づきですか?
オモロ過ぎ。

りか
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