エール!のレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
・最後の歌に向けた壮大なフリ。両親に向けた旅立ちの歌詞が泣けてくる。
・発表のときに音声がなくなり、聴覚障害者として舞台を見るシーンが◎
・家族愛の素晴らしさ
夢、勇気、家族愛、恋、友情、師弟愛
子供からの家族への思いやり
子供からの家族への思いやり、長女としての使命。
私もいつも感じています。
親にわかってもらいたい自分のやりたいことは、裏切り行為ではない。
そんなことは思っても、重苦しさはなく、見られるのは自分自身は思慮の浅い人間だからでしょうか。
毒親
家族愛っていいね
素晴らしい
全く期待してなかったため、高得点に…
本当に素晴らしい映画でした。
特に終盤の手話付きオーディションシーンは
涙が溢れてしまった。
父親、母と多感な兄弟に友人
聾唖という問題を決して特別視せず
家族の一部として描く姿にも感動しました。
観てよかった。本当に良かった!!!
私的には、家族あるある
母が…成長と共に視覚障害を患っていった私にとって、この映画は家族あるあるなシーンを沢山含んでいた。
冒頭の方に出てくる、学校へのお迎えのシーンで、悪意もなく、非常識なわけでもないけど、ハンディによって他の大人と違うことをしてしまう自分の親を恥じる気持ち。そして、そんな自分を何より恥じてしまう気持ち…
言いたいことがあっても、親のハンディに踏み込んでしまう発言だったり、他の子の親ならああしてくれるのに、こうしてくれるのにという、思わず出てしまう気持ちと、それを抑える愛と理性で、口を閉ざしてしまうところ。
私にとっては、思春期の頃の、抱えきれない不安とか、支えたい気持ちとか、苦しみを見ているようだった。
それ故に、ラストのオーディションで、誰の前でも物怖じしないという強い気持ちで堂々と手話と共に歌う彼女に魅せられ、心から感動しました。
もっともっと、メジャーになって欲しい作品です。
こういうのをテレビでやってくれたら良いのにな。
地味だけどなかなか
気持ちいい明るい涙
無関心•••4•好/並••3••凄
無••••5涙/無1••••固ゆで
無•2•••社会派/大衆1••••狂信
よかった/勧める
俺の満足度 80点
作品賞ノミネート可能性 80%
よかった。
最後に尽きる。大泣き。気持ちいい明るい涙。こういう瞬間のために映画を観ている。
このエンディングは、そこまでの明るさがあってこそ。障害でなく個性だ、と心から思っている父親によって、どれだけ周囲が幸せであることか。障害者へのエールであることはもちろんだが、これは健常者にもエールだ。教育的という言葉の対極にいて、それでいて遥かなる高みへの啓蒙。監督に敬意。
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2022/7/29追記
「コーダ」と「エール!」 どちらも聾唖者と音楽。
娘が歌うことの道を進むと自分達は不便になる。歌うことの素晴らしさは、聴こえないので全く知ることはできない。体感できない。つまり自分たちには、娘がその道を選ぶことを肯定する要素は一つもない。
だけれど、娘がやりたい道を進むことを(納得し)祝福する。これって、けっこうすごいな。愛ってこんな感じなんだな、と思いました。
俺が「コーダ」に若干冷たいのは、「組合を立ち上げて直接売る。聾唖者の自分たちでやる」という取組みがいかに大変か、主人公なしでそれを続けられるか真剣に悩んでるという両親の不安をさっきまで描いていたのに、決断の後は、エンディングで「でも大丈夫でした」的な映像が流れるだけって、さすがにご都合主義過ぎないかなあ、と感じたためです。
「エール」より「コーダ」では、両親と兄の取組みが大規模化したので、違和感もだいぶ大きくなっちゃったんですね。映画の主題にはコンサート、オーディションの演出含めとても感動しています。あくまで個人の感想です。
見た人にエールを送ってくれる映画
個性的な家族のチャーミングな笑いに溢れた心温まる映画。
フランスの片田舎で暮らす少女が歌の才能を見出されていく物語。特に家族が全員聴覚障がい者であることを除いては、極めて王道なストーリー展開と言っていいかもしれない。しかしそれはこの映画にとって必ずしも欠点ではない。その王道の分かり易さが実に心地よく、安心感があるからだ。最後の最後に、手話を用いながら歌う姿など、分かり切っている展開だと思いながらも、やっぱり感動を覚えてしまった。寧ろ、こう来てほしい展開にちゃんと来てくれた!という快感に近い感覚。それは王道の醍醐味。
しかし、それ以上にこの映画を愛したくなるのは、主人公含める家族全員のチャームが輝いているからだ。彼らは全員、陽気でユニークで個性的でとても面白い人々だ。突然村長選に出馬を決めた父親も、派手好きでヒロイン気取りの母親も、年頃でマセた弟も、そしてもちろん歌の才能を開花させる唯一健常の主人公も、全員が全員粒だった個性を持っていて、その個性的な彼らの繰り広げる言動の可笑しみが喜劇に活力を与えて何度も笑いに誘われる。本当に愉快で楽しい。主人公の歌の威力にまったく負けないチャーミングさを全員が持っているからこそ、コメディとして力強く成立する。
2時間を常に温かい気持ちで過ごせる映画、というのはやっぱり嬉しいし大切だと思う。家族は聴覚障がい者だけど、映画は特別にこの作品を通じて障害について考えてほしいなんてことは(いい意味で)恐らく考えていないのだろう。だから何の押しつけも感じることなく、素直に物語を楽しめる。
「ハートウォーミング・ムービー」「フィールグッド・ムービー」と呼ぶと、どこか毒にも薬にもならない映画を皮肉ったみたいに聞こえてしまうことがあるけれど、作品に少しでも嘘があると一瞬にして破綻してしまうのがハートウォーミング・ムービーの難しさ。それを難なく飛び越えて軽やかで爽やかな喜劇を楽しませてくれたこの作品。愛らしくて可愛くて愛おしくて好きになりました。
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