「人は死せども、想いは残る」追憶の森 居眠りんタカちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
人は死せども、想いは残る
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アーサーとジェーンの痴話喧嘩で、自殺を図ろうと思ったのかなぁとか思って観ていたけど、最終的には前を向いて進もうとした矢先、またしても苦難がアーサーを襲った。確かに、あの落差は死を意識すると思う。
何故、樹海なのかはこの際問題ではなく、樹海と言う一種の森を通じて、アーサーが人生を再認識していくことに主題が置かれている。
冒頭から出てくるタクミは、アーサーの見た幻覚で血だらけなのは、アーサーの心の中を表しているのかなと。ストーリーが結構前後するので、ついていくのが大変だったけど、色んな所にヒントになるようなモノが出てくるため、苦もなく視聴出来た。
二箇所だけ解らない所があって、最初に青木ヶ原を目指しているのに、静岡市を通り過ぎて浜松方面まで新幹線で行こうとしてしまうこと。もうひとつは、空港でチケットを確認する女性と、最後の方に出てくる、アーサーが病院から退院してから受けていたカウンセリングをしていた女性が、記憶している限り、同じ女性だったような…。もしそうなら、何を暗示しているのかがわからなかった。
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