探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海のレビュー・感想・評価
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個人的には好き
玉木さん、よかった。 ストーリーも面白かった。 けど。 助手はただ...
たりないのは
テンポの良い作品
土プレに引き続き良かった✨
題材良しも、詰め込みすぎか?おまけに、たった一人の下手な演技で、映画が台無しになった。
ドラマ先行が良かったかも・・・
ミタライの態度と言動が、序盤からあまりにも劇中確立されてるのがちょっと違和感あり(^^;;
ただ瀬戸内の情緒ある風景とテンポのいい展開にレビュー評価より楽しめましたよ。
連ドラか2時間スペシャルで、やってから映画化した方が、間違いなくヒットしたんちゃうかな!?とは、思いますが・・・
ガリレオと同じ感じなので、二番煎じ的に見られるかもね。。。☆3.5
石岡君が出てないなんて。
超人的頭脳のジェットコースターに乗って
御手洗潔シリーズの初映画化で、主人公を玉木宏が演じている。
ポスターや予告編から、「御手洗は、もう少し変人っぽいイメージがあるんだけれど、こんなイケメンでいいのかしらん」と少々危惧したのですが・・・
数々の難事件を解決してきた脳科学者・御手洗潔(玉木宏)のもとに、女性編集者・小川みゆき(広瀬アリス)がやってくる。
御手洗が解決してきた事件を小説の形で執筆してきた石岡和己(出張中で不在)に代わって、自分が助手を務めるから、新たな事件を解決してほしいというのだ。
提案された事件のなかから御手洗の目に留まったのは「死体島」と見出しの付いた記事。
その島では、ここ数か月の間に何体もの死体が上がっているというものだった・・・
という出だしで、その前に、冒頭、豪雨の滝壺で杭に縛られた夫婦と、首を折られた乳児の死体が発見されるというエピソードが描かれる。
さらには、外国人女性の変死体や、村上水軍、忽那水軍など歴史秘話が登場し、謎(というか事件)は、てんこ盛り。
それを御手洗の超人的推理(というか一発で見抜いている)が次から次へと紐解いていく。
この映画、原作はミステリーだろうが、映画としてはミステリーではない。
通常のミステリーだと、
1.謎(多くは殺人事件)が提示されて、
2.その謎を読者(映画では観客)と共有して、
3.その謎を解いていく過程を愉しみつつ、
4.結果(多くは意外な犯人や意外な殺害方法など)に驚く、
という起承転結がオーソドックス。
で、多くの探偵たちは、次から次へと起こる事件を「後から」追いかけて、犯人に追いつけないのが常である。
(結果として、金田一耕助は、ああぁ~といいながら頭を掻き毟る)
でも、この映画の御手洗は、起こった事件を観察して、瞬時に次の行動に移り、「先回り」をする。
特に顕著なのが、外国人女性の変死体発見の件(くだり)。
すぐさま、犯人一派を待ち受けるという行動に出る。
つまり、事件は提示されるが、提示された時点で謎ではなく、単なる障碍(ハードル)になっている。
障碍を、危機に置き換えれば、冒険活劇であり、御手洗=インディ・ジョーンズとなる。
インディの超人的身体能力に代わって御手洗が持っているものが、超人的頭脳と超人的長広舌である。
なので、事件の全容が御手洗の口から説明されたのちに登場するのが、水上活劇となるわけだ。
そういう映画であるから、御手洗のジェットコースター的頭脳の活躍の流れにのって、あれよあれよと展開する物語を愉しみたいものだ。
シリーズ化希望
もうひとつの相棒
イメージは上質な2時間ドラマ。歴史に隠された衝撃の真実とは。
【賛否両論チェック】
賛:謎に満ちた奇妙な事件の数々が、最後に1つに繋がっていくのが圧巻。主人公の飄々としたキャラクターも、痛快で好感が持てる。
否:雰囲気としては〝2時間ドラマ”の域は出ないので、興味がないと白けてしまいそう。グロいシーンも意外と多い。
世界観は、さながら“2時間サスペンス”といったところ。瀬戸内海を取り巻く不可解な事件の連続が、やがて綺麗に1つに繋がっていく様子は、圧巻でもあり痛快でもあります。一見ピースの部分部分は解けそうなのに、前代像がなかなか最後まで明かされないのも、ミステリーとしてはステキですね(笑)。
主人公の頭脳明晰で、それでいてつかみどころのないキャラクターも、個人的にはとても印象深かったです。
グロいシーンが案外多いので、それだけお気をつけて。本格ミステリー好きな方に、是非オススメです。
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