「今年みた漫画原作映画のなかで、最高でした。」orange オレンジ takuさんの映画レビュー(感想・評価)
今年みた漫画原作映画のなかで、最高でした。
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漫画原作の映画化は、今まで先に原作を読んでいると楽しめないものばかりでした。
でも、orangeは違いました。
原作が大好きな作品だったので、不安でしたが、世界観をしっかりと表現してくれていました。表現しようとしているのが、とても伝わってきました。
もちろん、2時間ちょっとという時間のなかに収めようとするので、原作と違う点も出てきます。
でも、原作と違うからといって、決してそれが悪い方にはいってないと感じました。
原作とは違って、過去からの手紙が届くのが菜穂と須和だけだったことには、正直、驚きました。
ただ、あとから振り返ると、その方が、過去の後悔から救おうとするだけでなく、今の友情によって、翔を救おうと、みんなが動いていくようになってるんだと思いました。
翔が本当に友情のなかで救われて、この後にどんなことがあっても、その友情のなかで救われ続けるだろうなと思うと、涙が出てきました。
根本にあるメッセージは、映画も原作も同じで、大切なことを教えてくれました。
それに、映画だからこそ映し出せる、松本の景色の素晴らしさ、冒頭のサクラ、ラストのオレンジ色の夕日の美しさは、今なお目に焼きついてます。
また見に行こうと思います。
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