「多少寝た」エクス・マキナ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
多少寝た
寝不足の自分が悪かったことは間違いないけれど、青い若者が見事に手玉に取られる単純な展開に何度も落ちた。
自然の絵は雄大に美しく捉えている割に、室内で展開される絵は全く惹きつけるものがなく、見た目にも面白味に欠ける。もしかしたら対比なのかなとも思いつつも…落ちた。
ナチュラルなCGはまったく違和感ない。もはや質のいいCGそのものは映画の売りには成り得ないと認識した。表現のための強力なツールでしかない。作品の表現がよくなければ、せっかくの力の入ったCGもさらりと見過ごされる。
なんとなく想像がついたエンディングではあるけれど、その描き方は悪くない、というよりかなり気に入った。特段新しい表現ではないけれども、無機質な中でも美しい表現というのがまさに人工知能という表現に合っているのかなー。
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