奇跡の2000マイルのレビュー・感想・評価
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キャメルレディと黒い犬
ミアワシコウスカ。何の期待もしていなかったのだけれど、凄く面白い。ずーっと見ていたくなる娘とラクダ4頭とディギディ1匹の旅。素晴らしいオーストラリア映画であり、動物映画であり、ロードムービー。また破れたネルシャツだったり、巻きスカートだったり、ミアワシコウスカのスタイリングが素晴らしい。エンドロールの曲も凄くいい
人生
ラクダと犬との旅。実話。特に起伏のある内容ではないが、人生と同じなのでは、って思った。何の為にではなく、旅に行きたいから行く。何の為に生まれてきたのか、生まれたから生きていく。って事なのかな。旅は人生と一緒だなって改めて思ったりして。
目的は何?
ナショナルジオグラフィックに掲載された実話と言う事だが この冒険の原動力は何だったのか 映画を観終わっても分からない、しかし何かに感動した場面はあった、成し遂げる喜びは途中の過酷な日々があるからこそだと思う、体力と孤独と恐怖とそして出会いと人びとの優しさといろんな要素の詰まった良い作品だった。
何も起こらない系の映画
見事に何も起こりません。
ただただ荒野や砂漠を歩いていく物語です。
悩める都市生活者が旅に出るっていうよくあるテーマですが、この映画ではなぜ旅に出るのかという点はあまり描かれていません。
とにかく歩く、歩きまくる映画です。
なのでミア・ワシコウスカとオーストラリアの僻地の景色を楽しむことに特化した映画かもしれません。
ミア・ワシコウスカは飛び切りの美人って感じじゃないけど、やはりとても魅力的だなぁとしみじみ感じました。
オーストラリアの自然
約40年も前に、女性が1人で、砂漠の多いオーストラリアを2000マイルも歩いたということに、まず驚いた。色々な危険が想定されたと思うが、彼女は、その旅のために、八か月も無給で働き、だまされ、それでもラクダの調教を学び続け、資金を得るため雑誌に手紙を書くなどもした。
旅で見た自然は、厳しいときもあるけれども、美しく、その中を歩くロビンたちも、自然に溶け込んでいて、調和がとれているように感じた。また、行く先々で出会う人々は、幸いにも親切な人が多く、文化の違う人々にも、ロビンが尊重して接し、歩み寄る姿が素晴らしいと思った。
孤独や、悲しみ、辛さを味わう旅で、なぜ彼女がその旅をしようと思ったのかとか、説明は少ないが、過去を振り返り、そうしないではいられないような気持ちがあったのかな、と思った。
彼女の気持ちについても、その旅についても、もう少し言葉での説明があった方が、観る人に伝わるのではないかと思った。
From Alice to Ocean
"It is when we settled that we became strangers in a strange land, and wandering took on the quality of banishment," she writes, and then later adds: "I shall probably be accused of romanticism."
とにかくミア・ワシコウスカ!
ロビン・デビッドソンのベストセラーは未読だから、どうこう言えないが、たぶん書に忠実な活劇。ハリウッド産なら、もっとドラマティックに脚色されただろうが、同舞台同様豪州の空気を感じる。非常にシンプルで粗い。でも二時間ダレない不思議な魅力がある。
そして、1にも2にもミア・ワシコウスカの映画です。
ほんと彼女はいい。アリスで国際俳優になったが、元々はポーランド系豪州俳優。賞向きの役にとらわれないから、まだ大ブレイクはないけど、何だろ時折魅せる表情演技が堪らなく巧い。この映画でもスチールで止めたくなる目線・喜び・悲哀・希望を彷彿させるシーンがいっぱいある。最後に映されるロビン本人のスチールが瓜二つなのに凄い感銘した。ミーハー俳優にならず、この路線を貫いてほしい。賞賛する人はちゃんと解ってますから。
公開されただけ良しも、こういうシネマスコープを大劇場(TOHOTCXとか)で観れるのは奇跡なんだろうな・・。超何年ぶりにスバル座へ行ったが、いい感じで生き伸びていた。頑張れ!!
実話だから凄くワクワクする展開とかではないけれど、大切な事を教えて...
実話だから凄くワクワクする展開とかではないけれど、大切な事を教えてくれる感じで、ずっと砂漠の映像なのに飽きずに最後まで観れました!
感じる映画
個人的に大好きな内容で、お勧めです。
日々理屈ばかりに追われている人達(私も含め)には、癒しの映画となるかもしれません。
ある種淡々と続くロードムービーの中に、人や生き物や自然に対する慈しみが詰め込まれています。
中でも、自然の描写は圧倒的に美しい。そして、言葉の通じない原住民や、旅のパートナーとしての動物達との心の触れ合いが印象的です。
ドラマティクな展開がお好みの方には少々退屈な内容かもしれませんが、ただ淡々と繰り返される旅の流れの中に、この作品の魅力があるように感じます。
これを見てラクダの旅を始めたくなる人は多いだろうな!
ひょっとしたら、日本でこの映画に一番詳しいと思いますので
良い所とそうでない所を色々感じました。
五つ星の評価を付けたい所もあれば、評価なしにしたい所も。
先入観なしで観てもらいたいと思うので、真ん中の三ツ星です。
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