奇跡の2000マイルのレビュー・感想・評価
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キャメルレディと黒い犬
人生
目的は何?
何も起こらない系の映画
オーストラリアの自然
約40年も前に、女性が1人で、砂漠の多いオーストラリアを2000マイルも歩いたということに、まず驚いた。色々な危険が想定されたと思うが、彼女は、その旅のために、八か月も無給で働き、だまされ、それでもラクダの調教を学び続け、資金を得るため雑誌に手紙を書くなどもした。
旅で見た自然は、厳しいときもあるけれども、美しく、その中を歩くロビンたちも、自然に溶け込んでいて、調和がとれているように感じた。また、行く先々で出会う人々は、幸いにも親切な人が多く、文化の違う人々にも、ロビンが尊重して接し、歩み寄る姿が素晴らしいと思った。
孤独や、悲しみ、辛さを味わう旅で、なぜ彼女がその旅をしようと思ったのかとか、説明は少ないが、過去を振り返り、そうしないではいられないような気持ちがあったのかな、と思った。
彼女の気持ちについても、その旅についても、もう少し言葉での説明があった方が、観る人に伝わるのではないかと思った。
From Alice to Ocean
とにかくミア・ワシコウスカ!
ロビン・デビッドソンのベストセラーは未読だから、どうこう言えないが、たぶん書に忠実な活劇。ハリウッド産なら、もっとドラマティックに脚色されただろうが、同舞台同様豪州の空気を感じる。非常にシンプルで粗い。でも二時間ダレない不思議な魅力がある。
そして、1にも2にもミア・ワシコウスカの映画です。
ほんと彼女はいい。アリスで国際俳優になったが、元々はポーランド系豪州俳優。賞向きの役にとらわれないから、まだ大ブレイクはないけど、何だろ時折魅せる表情演技が堪らなく巧い。この映画でもスチールで止めたくなる目線・喜び・悲哀・希望を彷彿させるシーンがいっぱいある。最後に映されるロビン本人のスチールが瓜二つなのに凄い感銘した。ミーハー俳優にならず、この路線を貫いてほしい。賞賛する人はちゃんと解ってますから。
公開されただけ良しも、こういうシネマスコープを大劇場(TOHOTCXとか)で観れるのは奇跡なんだろうな・・。超何年ぶりにスバル座へ行ったが、いい感じで生き伸びていた。頑張れ!!
感じる映画
これを見てラクダの旅を始めたくなる人は多いだろうな!
ひょっとしたら、日本でこの映画に一番詳しいと思いますので
良い所とそうでない所を色々感じました。
五つ星の評価を付けたい所もあれば、評価なしにしたい所も。
先入観なしで観てもらいたいと思うので、真ん中の三ツ星です。
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