「ドノヴァンの交渉術!」ブリッジ・オブ・スパイ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ドノヴァンの交渉術!
クリックして本文を読む
スパイの弁護を引き受けるなんてと世間から冷たい目で見られ、アメリカ国内ではアベルの次に憎まれるという災難。そして、数年後に両国における捕らえられたスパイを交換するための交渉役として選ばれたのだ。あくまでも政府の人間じゃなく、民間人として・・・
折しもドイツベルリンでは東西の壁が作られていたが、運悪くアメリカの学生が東ベルリンにいたためスパイの容疑で拘留されてしまう。ドノヴァンはパイロットのパワーズと学生のプライアーの二人を天秤に乗せて、アベルと捕虜交換しようと考えた。プライアーは完全に無実であるから後回しにしろという周りの声にも耳をかさず、堂々と2対1の交渉を開始する。それも相手はソ連、東ドイツの2国なのだ。
重い雰囲気の映画ではあるが、どこか飄々とした性格のドノヴァンのおかげで、かなり楽しめました。真実の話ということで、エンディングにはドノヴァンの功績もテロップに流れ、凄い人物だったのだと驚きも・・・ブリッジの意味は単なる交換場所である橋じゃなく、交渉役の意味もあるのかとずっと考えてしまいました。
コメントする