「鳥肌立った」ブリッジ・オブ・スパイ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
鳥肌立った
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法廷ものかと思ったら粘り強い交渉映画になったので驚いた。立派な功績をした立派な人物をきちんと讃えようという意図で作ったと思うのだが、それが存分に感じられる素晴らしい出来栄えでなおかつとても面白かった。コーエン兄弟の脚本も素晴らしかった。
今まさに壁ができんとしているベルリンの様子がすごい。東ベルリンの寒々しい感じが身も凍るほどだった。
ソ連のスパイのおじさんのメンタルの強さが素晴らしい。トム・ハンクスともどもまさに不屈の男であった。
全てやり遂げてベッドに突っ伏している場面で鳥肌が立ってしかたがなかった。
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