「ちょっと辛口に」アントマン kalichan88さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと辛口に
盗みの罪で刑務所に入っていたスコットは、出所してから娘の為に人生をやり直そうとする。しかしなかなか上手く行かず困り果てていたところに、世界を救うべくミッションが彼の元に転がり込む。それは自分の大きさを小さく出来るスーツを着てのミッションだった…。
マーベルにしては軽く弱い。期待せずに普通のエンターテインメントを求めるなら十分に楽しめる映画になっている。しかし、他のヒーローものに比べてスケールが小さい。例えば、主人公がヒーローになるという展開にドラマチックさが欠ける。彼自身の話よりも、仕事を依頼するハンクやその娘ホープの方がキャラに深みがあるというのも、そう感じる理由だろう。この映画の一番面白いところはたぶん、マーベルユニバース内なので、アベンジャーズやS.H.I.E.L.Dが出てくるところだと思う。
そもそも、私は物を大きくしたり小さくしたりできる手裏剣のようなものを扱ったり、蟻をコントロールしたりできるというだけでも、スーパーパワー的なんじゃないかと思った。蟻をコントロールできるって凄いよ。
蟻の大群がたくさん出てくるので、虫が苦手な人は辛いかもしれません。
コメントする