「庶民派ヒーロー!」アントマン たくっちさんの映画レビュー(感想・評価)
庶民派ヒーロー!
3D字幕版で鑑賞。
3D字幕版の劇場少なすぎんよ…まぁ需要が無いだけなのかもしれませんが。
作品ですが、自分は結構気に入りました。
基本MCUのヒーロー系って、超人的な力を授かったら
考え方が人じゃなくなるじゃないですか。
(人類の…みたいな形で、考え方も超人的になってしまう)
ところが、このアントマンは自分がヒーローになろうとも
中身は変わりません。
・あくまでも「愛娘」第一主義。
・頼る仲間が蟻、そして元の泥棒仲間
(妙に人間臭い、また作戦会議の場で博士にこりゃダメだと
言われるほどの馬鹿っぷりを見せておきながら、ラボ内のあの動き)
この人物設定が、彼に絶妙な親近感を与えてくれます。
キャップやアイアンマンみたいに、自分の能力でどうにか
してしまう常人離れした感じではない所がいいですね。
ポンコツヒーローというか…、そんな感じです。
もちろんマーベルらしく、笑いのポイントは隅々に。
アベンジャーズをネタに出していいのかよ!w
ファルコン出てきちゃったよ!(嬉しいサプライズ)
あ、ファルコンやっちゃったよw
プールのシーンで電球にジュッって…、そこでカメラ引くなよ!
笑うしかないだろ!w
娘の部屋でカメラ引くなよ!笑うしかないd(以下略
あの視点を変えることによるギャップの演出はズルいと思います。
まぁ、そこがこのアントマンのキモだと思うんですけどね。
3Dで観ましたが飛び出るといった感覚の映像は殆ど無し。
どちらかというと、小さいアントマンにカメラが寄った際に
際立つ、周りの風景画にリアリティが出る感じですね。
そういう意味では、2Dでも問題ないかもしれません。
またマーベル作品ではお約束ですが(冒頭にもメッセージが出ますが)
キャラクレジット後に1回、更にエンドロール後にもう1回、
それぞれ違う予告が出てきますので、
鑑賞の際は一番最後まで席を立たないようにお願いします。