ちはやふる 上の句のレビュー・感想・評価
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非常に楽しめました。
全ての人におすすめ。
競技かるたの世界
完全な映画化
競技かるた。
原作は例によってマンガ。かなりの人気作のようだが、もちろん原作は知らない。
都立高校1年の千早(広瀬すず)が競技かるた部を作るために奔走するところから始まる。
小倉百人一首は、僕にとっては非常にハードルが高いもので、本作を観ても、やりたい、とはけっして思わなかった。
よってかるたに対する思い入れもまったくないし、登場人物たちがかるたに熱心になる気持ちは理解の外であった。
小泉徳宏の狙いは、かるたを描くことになかったのは明白で、たぶん世の多くの人が、かるたの代わりに何かをあてはめることで、彼女たちの奮闘ぶりに共感できるようにしている。
競技かるたの最低限のルールだけ説明して、あとは青春群像劇に徹している。
2部作についてはいつも批判的だが、本作のような構成ならやむなしかもしれない。
都大会で優勝した彼女たちは、次は全国へ向かう。
「下の句」にも期待。
松岡茉優を観たくて観に行ったらまさか下の句のみでした笑 全体的には...
かるたの魅力
感動要素満載!!
原作があるのは知っていましたが、全く読んだことはありません。人気の原作を、人気の広瀬すずがどう演じるのか興味があり、見てきました。そして、思いきりハマりました!
競技かるたを通して、千早たちがチームとして結束していく大筋の中で、チームの一人一人がきちんと描き出されていることがすばらしいです。太一が過去の自分と向き合い、机くんが心の底をさらけ出していくあたりは、目頭が熱くなりました。もちろんそこには千早の存在があり、千早の真剣な眼差しや心からの思いが、仲間たちの心を揺さぶっていくのですが、これは広瀬すずの演技あってのものだと感じました。今この手の役をやらせたら、広瀬すずの右に出るものはいないんじゃないでしょうか。
また、競技かるたのシーンもすごい迫力で、読み上げの瞬間はこちらも息をのむほどでした。それに、百人一首の名句のストーリーへの絡め方もわざとらしくなく、自然に和歌の世界を感じ取ることができました。これを機に、日本の伝統文化である和歌が見直されてほしいなとも思います。
これでいよいよ下の句が公開されますが、ここに新がどう絡んでくるのか。松岡茉優との戦いはどうなるのか。今からワクワクします!
かなり良い(^o^)
作品自体は以前から知っていたが、原作もアニメ版も未見で予備知識は殆どなかったけど、主演の広瀬すずさんの風に吹かれた様な躍動感を感じる劇場ポスターに興味を惹かれて鑑賞。
とても面白いです。
主役の千早を中心に置いての進め方は勿論だが、他のメンバーの光の当て方も割りときちんとしていて、数合わせ的な感じがしないのが良い。肉まん君が良い味出してる♪ 単なるムードメーカーでないのが良いね。
机君も秀才ではあるが、競技かるた部では他の人よりも力が劣る事で劣等感を感じる10代の多感な葛藤を描いている。千早・太一・新と言った主要メンバー以外でこういったシーンが描かれているのが驚いた。時間尺が限られている中でこのシーンを取り入れた事で作品自体の完成度が高いと感じました。
難を言えば、肉まん君や机君に比べて、同じメンバーのかなちゃんの当て方が薄いのと、新の当て方が太一と比べても若干薄いかな?と感じるけど、下の句で活躍を期待したい。
その他の出演者も良いが、なんと言っても主演の広瀬すずさんが良すぎ♪ 千早をコミカルに演じながらも熱く切なくひたむきな千早を演じてます。劇場ポスターでは大学生的な美少女なイメージに見えますが、作中では等身大の高校生を表現されてます。それがまた良い♪
競技かるた自体は殆ど知らなかったけど、なんとも伝統がありながらも躍動系な感じで興味津々。競技かるたの聖地が自分の出身地の京都の隣の滋賀県と言うのも初めて知りました。
周りで原作やアニメ版を見ている人達の感想は「話をはしょり過ぎ」と原作やアニメ版贔屓の視点で感想がチョイと辛口な意見もありますが、予備知識無しで観る分にはモーマンタイ(問題無し)です。
現時点で観た2016年の邦画作品の中では屈指の面白さです♪
このまま、原作もアニメ版も未見のままで下の句を鑑賞してから、原作とアニメ版を見たいと思います。
下の句も大いに期待してます♪
原作の良さを損なわない良作
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