劇場公開日 2016年3月19日

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「競技かるた。」ちはやふる 上の句 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5競技かるた。

2016年4月29日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

原作は例によってマンガ。かなりの人気作のようだが、もちろん原作は知らない。

都立高校1年の千早(広瀬すず)が競技かるた部を作るために奔走するところから始まる。

小倉百人一首は、僕にとっては非常にハードルが高いもので、本作を観ても、やりたい、とはけっして思わなかった。
よってかるたに対する思い入れもまったくないし、登場人物たちがかるたに熱心になる気持ちは理解の外であった。

小泉徳宏の狙いは、かるたを描くことになかったのは明白で、たぶん世の多くの人が、かるたの代わりに何かをあてはめることで、彼女たちの奮闘ぶりに共感できるようにしている。
競技かるたの最低限のルールだけ説明して、あとは青春群像劇に徹している。

2部作についてはいつも批判的だが、本作のような構成ならやむなしかもしれない。
都大会で優勝した彼女たちは、次は全国へ向かう。
「下の句」にも期待。

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mg599