「原作既読でも感涙」ちはやふる 上の句 島田庵さんの映画レビュー(感想・評価)
原作既読でも感涙
感動的部活映画。
展開知ってても泣いた(T^T)
エピソードの順番を変えたり、
キャラ設定をちょっと変えたりしてたけれど、
大筋は変わってなくて、そのまま使ってる台詞も多く、
それでも単なるダイジェストじゃなくて
上手く作ってたと思う。
そして何より
競技かるたの迫力満点。
ただ一点だけ文句を言うと、
原作にはなくて言わずもがなのあの台詞を
言わせちゃうのは無粋だよ監督さん。
役者さんたち皆よかったけど、
とくによかったのが、
かなちゃん役の 上白石萌音さん。
舞妓役をやったこともあってか
挙措がとっても美しく、演技もキュートだった。
ちなみに音楽が、
ももクロの曲もたくさん作曲してる横山克さんで、
これまたよかった。
そしてなんと
映画化に当たって役者さんたちが、
平田オリザさんのワークショップに参加したらしく。
そもそも平田さんが「幕が上がる」を書いたとき、
「ちはやふる」を何度も読んで参考にしたらしく。
なるほど~、と納得。
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