「雰囲気は◎、ストーリーは浅いかな。」ハッピーエンドが書けるまで だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気は◎、ストーリーは浅いかな。
リリーコリンズとジェニファーコネリーが、眉強めの黒髪美女で、雰囲気似てるので、親子に違和感なしでした。
サマンサがバカ男ばかり選んでとセックスするけど愛は信じてない設定です。親が離婚したので母が許せず愛なんてないといってるわけです。しかしよく知らない人とするってのが理解できないので共感できず。信じられへんならばセックスもなしでいろよと思うけどそこは欲に忠実ということなんでしょうか。惚れないように馬鹿なひとを選んでるらしいけど、そんなセックスよかったん?と思いました。
弟くんはかわいい。好きな女の子はドラッグ依存気味だけど、精一杯好き!って感じが可愛い。できない事ばかりだけど、彼女も守れなかったけど、これからよ少年!
しかし、葉っぱ(大麻)は許される悪さで、コカインはだめなん?いろんな映画で疑問に思うんやけど、アメリカ文化とドラッグの関係がいまいちわからないです。
作家のおとーさんは出て行って再婚済のおかーさんが諦められずにストーカーしてて、実はおとーさんも昔おかーさんを置いて浮気してた時期があるから今度はおとーさんが待つ番なんよってゆうオチでした。うーん、何年とか何ヶ月という単位で浮気した相手を許して夫婦を再築するって、謝罪や抱擁で切り替えられるもんなん?
難しい時期を経て続いていく男女関係としての説得力はなかったような…
感謝祭から始まって感謝祭で終わる一年の話でした。缶ビールに七面鳥被せて焼くのね〜。へぇーと思いました。
セロリ切るのもボウルに移すのもボロボロこぼしてもったいねーなーと思いました。
楽しく観られたし、良かったんですが、雰囲気の良さ以上の深みはないのかなという印象です。
ルーのおかーさんが亡くなって、サマンサは三年口聞いてなかった自分のおかーさんに会いに行って抱擁するけど、あれ?そんなもんで解決すんのかしら?と思いました。でもうるっときてしまったのは悔しいところ。
無くしてから後悔しても仕方ないから素直に母を求めようという変化なのかな?
ルーが良かったです。ウォールフラワーの彼です。
一番どうでもいいけど印象的だったのが、ルーがベース弾いてたバンドのボーカルくんが、若い頃のオダギリジョーに似てて、すごーく好み!と思った事です。
1日の土曜だってのに5人位しか客がおらず中々快適でしたが、この映画館、潰れたりしないよね?みたいな余計な心配もしました。