64 ロクヨン 後編のレビュー・感想・評価
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あ〜ぁ、、やっちまった後編
原作は読みました。
前編は良かったと思います。緊張感持続できていたし、役者陣の演技は鬼気迫っていたし、銘川老人のくだりはちゃんと泣けました。星4つ。
これなら後編も期待できるかなーと楽しみに鑑賞しましたが、、、結論から言うと陳腐な作品に成り下がったと思います。
まず冒頭いきなりでかいネタバレ。なんで?せめて顔は隠そうよ。
あと中盤ヘリウムガスが切れ、聞き覚えのある声が!って次の場面でバラすんかい!
なんでもかんでも映しすぎ、説明しすぎ、カットバック多すぎ。
そして何より付け足された脚本が雑すぎ。横山先生怒ってないのかなー。凡百のTVドラマレベルだよマジで。
付け足しのクソ脚本をねじ込んだせいで尺がなくなっちゃって、原作のクライマックスの熱量、カタルシスが綺麗さっぱりなくなっちゃったー。あー。
最後まで原作忠実に、前後編分けないで3時間くらいにまとめていたら、傑作になった可能性がないとは言えない。
日吉の引きこもり姿とか、幸田の変声電話姿とか、演出が下手でギャグにしか見えないとこはまだご愛嬌だが、結末をわざわざ変えてあんな終わり方じゃあ、残念としか言いようがないよね。
またしても原作から遥かに劣る映画ができてしまいました。
断定が過ぎる
それぞれの立場を全うです
被害者家族の、その後
凄惨な傷害事件や、むごい殺人事件。
メディアでそれを知らされる度に、その被害家族の心情を思い、胸が詰まる。
そんな思いは、誰しもするはずだ。
でも、その思いは、長くは続かない。
せいぜい、その報道がなされる2〜3日の間だろう。
その後は皆、日常に戻っていく。
だけれど、被害者家族本人たちは、果たしてどうだろう。
決して忘れられず、忘れられるわけもなく、当時起こったことや殺された家族や、当時の感情や…全てにとらわれ、想像を絶する苦しみや憎しみの中で、それでも日々を重ねている。
この映画では、彼らの、その、筆舌に尽くしがたい感情と気の遠くなるような空白の日々の積み重ねを、これでもかと見せられた気がした。
こういった被害者家族の、その後の人生というのは、いったい誰が救えるのだろうか。
彼らの人生とは、いったい何なのか。
その膨大な日々の積み重ねに、涙が出ました。
オリジナル部分はいかに
後編は、わかり易かった
大人の映画
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