朝鮮名探偵2 失われた島の秘密のレビュー・感想・評価
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最後までずっと楽しい
なんでそんなに面白いのかわからないのだけれど、 とにかく面白い! キャラクター設定なのか さりげなくちりばめられたコメディなのか 謎解きなのか 展開のテンポの良さなのか どこがどうと明確に面白さを捉えることができないくらい、 ずっと楽しい! 録画したものを観ては止めて用事をして、終わったら続きを観てという形での鑑賞で、 他のことをしていても早く続きが観たくて、結局用事を後回しにして観たくらい(笑)、 満足感いっぱいの映画。 韓国語学習者としての観点からも。 子役の台詞は語学的には簡単なので勉強になる。 方言の台詞をきくのも楽しい。 衣装や髪型など昔の朝鮮文化を観られるのも楽しい。
オダルス
オダルスは相変わらずどんな役でもハマって良い感じ。でもこんな娯楽物でも、子供が死んでしまったり、箸で喉刺されたり、どうにもならない貧富の差が描かれたりするのが流石。ただ出来は良くも悪くもない感じ。
映画は「間」だ
この「朝鮮名探偵2」、娯楽映画であることは間違いない。時代劇、歴史ものである。名探偵とその相棒が登場する探偵ものでもある。アクション映画でもある。だが、歴史ものとしては、史実や時代考証がちゃんとしているわけではなく、昔の朝鮮王朝時代を舞台にしたというだけだ。探偵ものとして素晴らしいかというと、もちろん意外な人物が犯人ではあるのだけれども、きちんとした伏線があって、なるほどと手を打ちたくなるような展開はない。アクションは全く体を張らない。女優さんは美人ではあるけれども、なかなか他の女優と見分けのつかないよくいる韓国美女である。 では、どうしようもないくず映画かというと、とんでもない。2時間笑いっぱなしの上出来のコメディタッチの娯楽映画だった。2時間楽しい時間をすごして満足して映画館を出た。何といってもくすぐりの間がいい。探偵の性格の設定や相棒との関係も特にオリジナリティがあるわけではないが、ついつい映画の世界に引き込まれて笑ってしまう。時代劇としても、探偵ものとしても、アクション映画としても、どこかで見たことのあるような映画なのに、しっかりその世界に入り込んで楽しんでいる自分がいた。やっぱり、映画も笑いも「間」が大切だということだ。楽しい映画だった。
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