ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
全369件中、361~369件目を表示
ララランド ヤバい。
凄い映画を見てしまった…演技 音楽 演出 どれも最高。 更に話の持っていきかたも今まであったよくある恋愛映画っぽい展開かと思いきやそれを全部ぶち壊してます。ラストの余韻はヤバいです。誰かと意見を交わさんと爆発してしまいそうになります。普段レビューとか書かないたちなのに書かずにはいられなくてこれを描いたぐらいですから。
まあともかく冒頭のミュージカルパートはともかく必見! これだけの為に何回観に行ってもいいと思えるぐらい素晴らしい。音楽とダンスが気持ち良くマッチしています。てかミュージカルパートはすべてよかった。
この映画は前半、後半でかなり雰囲気が変わってきます。後半はちょいシリアスって感じ。そしてここの話の流れは、時間が行ったり来たりしてsf映画のパラレルワールドをおもいだす感じです。いろんな世界線が存在していてこれはあり得た未来だったのか、ただの理想なのか…どれが現実なのかすらも分からない…この辺りは色々考えると様々な解釈ができてキリがないです。是非この辺りは人と話合いをしてみて欲しいです。多分観る人によって違う解釈をするはずです。
観た人が色々な感想を持つことができ、そして尚且つ観る人を選ばない万人向きな素晴らしい映画だと思います。はやく知り合いと語り合いたいです。
グイグイ引っ張る音楽の力
冒頭からミュージカルと音楽のパワーで一気に観客の心を惹きつける。
デイミアン・チャゼル監督の音楽の使い方の素晴らしさは前作セッションでも既に折り紙付きだが、今回もやはり凄い。
夢と現実の狭間でもがく二人の甘く切ないラブストーリーというと陳腐だが、ある意味そんなベタな展開でもミュージカル&音楽パワーで落涙。
変なたとえだが、トルネコが武器屋持てて良かった感がライアン・ゴスリングにはあった。
確かにこのご時世にいい気なもんだ感はあるのかもしれないが、映画くらいいい気にさせて貰ってもバチはあたらない。
万人に勧めやすい、普段映画観ないような人にも安心して勧められる映画だと思います。
ロサンゼルスを舞台にした素敵なミュージカル
現代のロサンゼルスを舞台にした素敵なミュージカル映画だ。女優を目指す主人公がジャズピアニストの男性と出会い、恋に落ち、お互いの夢を目指す。
挫折しそうになる主人公に大きなチャンスが訪れる。恋人のジャズピアニストは、今が夢を叶えるために頑張る時だと主人公を励まし見送る。
それから、季節は巡り5年後、主人公は6年前にアルバイトをしていたペストリーショップに現れる。アルバイトをしていた頃、夢み憧れていた女優として。
夢を目指す青春とその中での出会い、そして、その数年後を描く。楽しく、そして、余韻の残る、甘く切ない素敵なミュージカル映画だ。
カラフル可愛い
アカデミー賞ノミネートされる前からアメリカで話題になっていて気になっていた作品。早く観たくてうずうずしてたけどやっと観れた!
ロマンス映画だと思ってて、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが頑張って夢を追いつつ幸せになるんだろうなと思ってたらまさかのラストでちょっと切なくなった。
夢を追う2人は色々と寄り道とか回り道しながらもまっすぐで自分もこうやって夢を追うことのできる強い人間になりたかった。
セットや衣装がカラフルで可愛かった。特にエマ演じるミアとミアのルームメイトたちなど女性陣の水着やドレスなどの服が可愛かった!ストーリーだけじゃなくて視覚でも楽しめる映画って感じ。
音楽は個人的にあまり詳しくないし、ジャズはあまり好きではないけど楽しめた。ライアン・ゴズリングのピアノはかっこいいし踊りも可愛い。City of Starsはすごく頭に残ってしばらく離れなかった。笑
予告みても予想つかない展開とジョンレジェンド
オリジナルっていうのが凄い。
クラシカルなのに撮り方は新しい。
舞台劇を見ているかのよう。
ミュージカルは好きじゃないけどこれはイケる
朝が来たら明日になる
主演2人は歌も演技も本当に素晴らしかったです。夢と現実がミックスした世界観、演出には一瞬で引き込まれました。セブとミアのキャラクター、それぞれの夢、現実の見せ方は新鮮でした。いやあ、ああゆう見せ方があるんだなぁ。
ちなみに同じくデミアン・チャゼル監督の「セッション」を本作鑑賞前に見ていましたが、本編中セッションと近い部分も色々見受けられたと思います。(例えば、ピアノを演奏するセブとそれに合わせて踊るミアをカメラが移り移り撮ってるとこ、セブがジャズを狂愛してるとこなどなど)
ラストは展開的に夢のままで終わったら切ないぞ!!!!!泣、と思ってたら、ちゃんと2人とも救われました(と僕は見てて感じました)。夢がお互い叶ったことが確かめられ、微笑み合い、
The End.
「朝になったら明日になる。」良い歌詞だなぁ。
君の名は。に続き、憎めないリアルでハッピーなリア充を発見できましたよ。
100点!
えっ、こんなんでいいの?
今年2017年のアカデミー賞本命と噂されている映画です。
きっとこの映画『ラ・ラ・ランド』が今年のアカデミー賞を射止めるのではないかとぷー子も思っています。
だって、映画評論家のレビューを読んでいてもすっごいハイプ(誇大広告)なんですもの。
このハイプでアカデミー賞受賞にならないと、この映画は正真正銘のクズだってことになります。
ぷー子はこの映画をベネチア国際映画祭のオープニングで観ました。
映画のはじまりにエネルギーがあって、ノリノリで、かっこいい!
ハイウェイを閉鎖して、百人くらいのキャストを使ってのどんちゃん騒ぎ。
制作にお金かかっているなあ、と感心したよ。
だけどね、映画が進むうちにつれてエネルギー切れ。
ロマンチックな恋愛物語が、こんなにつまらなくていいの、と思ってしまった。
映画鑑賞中、あくびの連発。
エマ・ストーンの演技はいつものように素晴らしかった。
だけど歌や踊りになると、あれでいいの? と思ってしまった。
ベネチア映画祭で最優秀女優賞を受賞したんだけどね。
でもそれもね、「売れない女優が努力して成功する」という役が審査員の心をくすぐったみたいよ。
彼女のハスキーな声は素敵なんだけど、歌唱力にパワーがない。
踊りも、らららー、と手を抜いて踊っていた感じ。
ライアン・ゴズリングはいい役してました。
ピアノを弾いている姿もキマってたしね。
だけどライアンもエマと同じで、あまりダンスに歌に、の役者ではない感じがした。
どうせミュージカル映画に出演するんだったら、もうちょっとダンスや歌の練習して欲しかったな、と残念な思い。
この映画『ラ・ラ・ランド』は、ミュージカルだから音楽についても書いておかないと。
音楽を担当したジャスティン・ハーウィッツと監督は昔からのチーム。
今回の音楽も彼が担当している。
まあ耳に残る音楽を作ってはいるんだけど、でも、でもね、これでいいの?
おフランス映画『ロシュフォールの恋人たち』から音楽をパックってない?
似たような曲があってもいいと思うけど、あからさまにパックってはダメなんじゃないの?
『ロシュフォールの恋人たち』もミュージカルなんだからさ。
どうせパクるなら、他のところからこっそりパクろうよ。
監督のデミアン・チャゼルは、当たり外れが多い監督だと思う。
彼の前作『セッション』はすごいよかった。
でも彼の処女作、『Guy and Madeline on a Park Bench 』では、こけたわ。
これもラブストーリーだったな。
チャゼル監督には恋愛物語は向いてないかもね。
だけど『セッション』でアカデミー賞作品賞を受賞できなかったものだから、チャゼル・ファンの映画評論家のお方たちが、「今度はぜったいチャゼルにアカデミー賞を取らせるぞ」って躍起になっている感じがします。
だから今回はアカデミー賞を受賞できるかもね。
まあだから、ってわけではないけれど、観ておいた方がいい映画かもしれません。
力作だけれど、チャーミングには程遠いなぁ
ゴールデングローブ賞7部門受賞、アカデミー賞13部門ノミネートと前評判の高い作品。「観るもの全てが恋に落ちる・・・」という謳い文句も刺激的なこの一篇。
米国ロサンゼルス。
冬でも雪など降らないこの町に、女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、自分の店を持ちたいジャズピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)がいた。
大渋滞のハイウェイですれ違ったふたりは、オーディションに落ちたミアが、ピアノの音色に惹かれて立ち寄った店で再会する。
けれど、セブは店主(J・K・シモンズ)から馘首を言い渡された直後だった。
その夜はクリスマスイヴ・・・
というところから始まる物語で、一言でいえば、ボーイ・ミーツ・ガールもののミュージカル。
そういう意味では、目新しところなど、まるでない。
いや、逆に、ボーイ・ミーツ・ガールの単純物語をミュージカルで魅せようという心意気や良し・・・といいたいところだが、どうにも気勢が上がらない。
成功していないジャズメンと目玉の大きい女優の出逢いの物語。
これって、マーティン・スコセッシ監督『ニューヨーク・ニューヨーク』と同じ設定じゃないの。
あちらはサックス奏者(ロバート・デ・ニーロ)と歌手(ライザ・ミネリ)だったが、こちらはピアノマンとアクトレス。
それに、男性は、どちらかというと陰気なタイプ(失礼、ライアン・ゴズリング)だし、女性は(というか演じている女優は)過去に『キャバレー』の主役を演じている。
すぐには気づかなかったけれど、妙に似通ったところがあることに気づいたのは30分ぐらいしてから。
とすると、どちらか一方が成功して、ふたりは別れて、そして、その後再会して、幸せな日々を送るが、やはりうまくいかなくて別れてしまう、という物語になるのではありますまいか。
そう思い観ていた。
けれど、異様なほど、物語が展開しない。
ミアとセブが、くっつきそうでくっつかない。
ちょっとした障壁やすれ違いで、そうなるのだ。
これは、大昔のMGMミュージカルでも結構あったパターン。
けれども、他愛なく素軽いMGMミュージカルと異なり、演出はいたって鈍重。
笑いを誘う映画じゃないのね。
なんて思っていると、ふたりはくっつき、一方が成功して、蜜月は短い、てな話になる。
やっぱり『ニューヨーク・ニューヨーク』か。
とも思うが、すでに、ここいらあたりで尺の4分の3ぐらいを消化している。
でね・・・
ここからはネタバレ。
何度も引き合いに出して申し訳ないが『ニューヨーク・ニューヨーク』の「そのが再会して」で、幕切れ。
おいおい、そうなの。
たしかに、その後の物語を描いても、単に重苦しいだけの映画になるのだから、「ここで終わり」とするのもいいだろう。
そこに達成されなかった幸せな日々を、ジャズミュージックに乗せて一気に描くという手法を持ってくれば、ハリウッドの映画人は驚くだろうし、「やられた」と思うだろう。
良くいえば、『巴里のアメリカ人』のクライマックスのジャズ版みたいな感じとも言えなくもないが、この手法、『チキンとプラム』や他の映画ですでに用いられている。
ビジネスでの成功は、決して愛の成功ではないというビターな終わりなのかもしれないが、これならば『ニューヨーク・ニューヨーク』の方を上に取る。
オープニングのハイウェイでの群舞のシーンもすごいし、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの歌も踊りも演奏もすごいのだが、踊りのシーンはフワフワしたカメラで腰が据わらないし、背景のCG加工などがうざったい。
特に、オープニング、あたかもワンカットで撮っているように、かつ、ハイウェイの奥まで群舞が続くように見えるが、意外とカット割っていたりしているのもわかちゃう。
ダンスシーンなんか、クレーンでカメラを持ち上げたり、背景をCG加工しなくてもいいのに。
せっかくの演者の魅力が削がれてしまう。
そうそう、それに、楽曲がやはりブルージャズ主体なので、気軽に口ずさめないのも難点。
セブを馘首するJ・K・シモンズがいう台詞、「ブルージャズは絶対だめだ」。
残念ながら、力作だけれど、恋に落ちなかったよ。
傑作
Filmarks枠で当選した試写会inTOHOシネマズなんば。
めっっっちゃよかった、どストライクでした……………ストーリー、歌、衣装、映し方。一つの壮大なショーを見たような、歴史を感じたような気分になりました。
ジャズピアノ、女優志望、舞台がロサンゼルスと少しでも自分とリンクするところが沢山あったのも印象的でした。あっ私は女優志望というわけではありませんが。笑
上映が終わったあと思わず拍手をしてしまう、陶酔するあまりに映画に詳しい先輩と来たのに無言になってしまう作品(笑)
もちろんいい意味で。
言葉にならないくらい幸せな時間でした…!!
音楽も素晴らしくて、あまりジャズには詳しくないはずなのになぜか聞き覚えのあるような、ララランド(ロサンゼルス、夢の国)にいざなうような旋律に歌、時折のダンスでした。開始3分で心が奪われるような映画が今までにあったでしょうか。カップラーメンができるのと同じ時間です。信じられませんね。笑
…少し調子に乗りました。
吹き替えなしのピアノ、大勢のダンサーと踊るオープニング、特にオープニングのシンガーは誰かもわからないというところ(話が戻った)嫌いと言いつつもお互いが気になる様子、ロサンゼルスの町並み、お家でのデュエット、すれ違う2人、そしてエピローグとなる仮想。すべてが魅力的です。オスカー作曲賞・主演男優賞・主演女優賞は決まりで(他の作品見ていないのに言うな)
間違いなく、忘れられない映画になると思います。サントラCD予約しました。笑
全369件中、361~369件目を表示