劇場公開日 2017年2月24日

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ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価

全1465件中、61~80件目を表示

4.5前半まるごと後半への布石

2023年11月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

セブとミアが並んでピアノを弾くシーンまでの、約半分にもわたる前半部分が恐ろしいほど退屈だった。
歌も本格ミュージカルに比べて微妙だし、そもそもほとんど歌わないし、少々チープに感じる色使いもなんとなく不快だった。

DVDだったので一度止め、ここまでの前半を一緒に観ている妻に対して散々にこき下ろした。
後半、怒濤の展開らしいよ。と助言をもらったが、恋愛映画で怒濤の展開っていっても限度ってものがあるでしょ?
少なくとも私の常識では後半に如何なることが起ころうとも、この前半のつまらなさを覆して高評価になるなどあり得なかった。そう「ラ・ラ・ランド」を観るまでは。

上に書いたピアノのシーンを境に、脚本も手掛けるデイミアン・チャゼル監督は魔法をかけた。
ストーリー、状況、キャラクターの心情などを繰り返したり交錯させたり、目に見える事から目に見えないことまで、あらゆる角度から刺激してくる奇跡のような演出と脚本は、間違いなく「怒濤の展開」だった。

そしてラスト10分、魔術師チャゼル監督は更に追い討ちをかける。怒濤より上の表現ってどんなものがある?思い付いたのならそれだよ。

観賞後に、この魔法を紐解くべく色々と話し合ったが、おそらく半分くらいしか理解できてない気がする。
物語の物理的な高(高台)と低(地下)、ミアの車、色、メタファーにメタファーを重ねて繰り返し、交錯させ、複雑な脚本を構築してみせた。
瞬間的な面白さも充分だが、噛みしめるように後からくる面白さもあり、もう驚きしかない。

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つとみ

5.0これで良かったんだよ。そう思わないか?ミア。

2023年9月26日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

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bloodtrail

5.0ラ〜ラ〜ラ〜ンド‼️

2023年9月24日
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泣ける

楽しい

興奮

この作品は21世紀サイコーのミュージカル映画だと思います‼️この作品が嫌いなミュージカルファン、いや映画ファンがいるのでしょうか❓LAのハイウェイでカラフルな衣装の男女が歌い踊る「アナザー・デイ・オブ・サン」に胸が高ならない人がいるのでしょうか❓ドレスアップした女子4人がスカートを翻しながら歌う「サムワン・イン・ザ・クラウド」にワクワクしない人がいるのでしょうか❓セブとミアが小高い丘で初めて一緒に歌い踊る「ラブリー・ナイト」にドキドキしない人がいるのでしょうか❓口笛が印象的なロサンゼルスについての歌「シティ・オブ・スターズ」に切なさを感じない人がいるのでしょうか❓プラネタリウムの星空の下で二人が吊られて踊る「無重力ダンス」の美しさに魅了されない人がいるのでしょうか❓ミアがオーディションで歌う「オーディション」に感動しない人がいるのでしょうか❓ロサンゼルスからパリへ、そしてロサンゼルスに戻る壮大なナンバー「エピローグ」に圧倒されない人がいるのでしょうか❓劇中の要所要所で流れる「ミアとセバスチャンのテーマ」に泣けない人がいるのでしょうか❓歌って踊ってタップ踏んで、ピアノまで弾くセブ役ライアン・ゴズリングは超カッコいい‼️同じく歌って踊ってタップを踏むミア役エマ・ストーンは超キュート‼️4つの季節に分けての物語構成や、二人が結ばれて幸せな人生を生きる夢と、それほど甘くはない現実を対比させたクライマックスの展開に唸らされない映画ファンがいるのでしょうか❓ハッピーエンドじゃないけど、これで良かったのかもとしみじみと思わせてくれるラスト‼️そんなスリル満点のストーリー展開と、カラフルでファンタスティックなミュージカルシーン、セブとミアの心情が反映された歌詞やメロディに耳を傾けると、ミュージカル映画の復権を願うデイミアン・チャゼル監督の情熱と、MGMミュージカルを始めとする数々の偉大なミュージカル映画へのチャゼル監督の深い愛情が感じられて、胸が熱くなってくる名作ですね‼️いやーミュージカルってホントにいいモノですね‼️

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活動写真愛好家

5.0全ての夢追い人へ

2023年8月31日
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泣ける

興奮

幸せ

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ももえもん

4.0古新しい

2023年8月28日
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50年代とかの時代設定かと思いきや、21世紀の携帯の呼び出し音がなったのでようやくほぼ現代だとわかった。
ラブストーリーかと思いきや、ジメジメとしていないのが良かった。
ぜんっぜん視覚的には刺激もないしかっこよくもないけど、2人の心意気がかっこよかった!

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lanachama

3.0いい作品ですが、

2023年8月23日
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鑑賞方法:映画館
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りか

1.0期待値高めシリーズ

2023年8月18日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

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ぽん

4.0とてもエキサイティングな映画だった

2023年7月20日
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鑑賞方法:映画館

僕も大学を辞めて、売れない音楽を何年もやっていた事があったので色々と感じることが多かった。
物語の最後で、ミアの叶えなたかった夢が溢れ出し、そしてまた自分の選んだ現実に戻っていった。
恐らくミアは今の人生を不満に思ってはいないはずだけど、何者でも無かった頃のピュアな情熱を今も懐かしんでいるのかもしれない。

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はなてん

4.0クリスマスなのに

2023年7月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

難しい

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カズユキ

5.0ライアン・ゴズリングが

2023年6月30日
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かっこよかった、この映画では(o・・o)/

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ミスター

3.5モヤモヤする終わり方

2023年6月18日
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楽しい

単純

歌もダンスも全てにおいてレベルが高いが、夢を叶えることと恋をごちゃごちゃにしてしまっているせいで何が彼女らの目的なのかがわからなくなってくる。彼、彼女の存在が夢を叶えるキーポイントになったという展開ではなく、音楽や芝居という壁であり夢であるものが自分たちを変えていく要素がもっと欲しかった。ジャズは好きだ

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ガガーリン

4.0内容は平凡だけど、「映画」というアートとしての出来が凄い。

2023年6月6日
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鑑賞方法:VOD

 ストーリーは夢を追い願いをかなえるということと、愛情の問題です。正直言って単純です。ですので、ストーリーを語るとこの映画の内容は「普通」ということになると思います。

 ですが、この映画の凄いところは、編集・カット・演出・脚本・カメラ・音楽そして演技の何をほめればいいのかわかりませんが、場面場面で「語る」のではなく「魅せる」ところだと思います。セリフの数が非常に少ないのですが、これほど心情が胸に染み込んでくると思いませんでした。初めの車でのすれ違いのシーンから2人が再会するところで、ちょっと背中がゾクリとしてしまいました。「映画大好きポンポさん」はこの映画の演出を大いに参考にしているみたいですね。

 最後のシーンの2人のIFの見せ方からのあの微妙な微笑みが非常にいいと思います。

 ハリウッド映画で「作家性」を意識した作品のレベルの高さはやはり凄いと思います。内容そのものははっきり言えば凡庸ですが「映画」というトータルのアートとしては感動させる力量を再認識しました。

 VODで見たので集中力の関係か、若干長すぎると思いますので減点しますが、映画館で見たら満点をつけたくなったかもしれません。
 一方でテーマ的に深掘りして行くと大したことは言ってないので、自分の中の風化が早い映画の予感がします。

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nyaro

3.0夢か愛か、どちらか1つ(受け売り)

2023年4月29日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

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とみ

4.0意外!!~ まさかオスカーを獲るなんて…

2023年4月19日
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ミュージカルは嫌いじゃありません。
むしろ大が幾つも付くくらい好きです。

何が意外だったのか、それは、きっと、
全てが新しく無かったからなの…だと思う。
劇場で観て、数年経った今もそう思う。

映画の中の音楽的な事。
楽器の演奏も、鼻歌も、
軽やかな足取りも、
恋のドキドキも
全てミュージカル。

音楽的にちょっとオーバーなだけで
世に存在するほとんどの映画に当てはまる。

新鮮には感じられなかったけれど
いくつかの賞は意外だったけれど
愛も色彩も視線も詰め込まれた
素敵な映画であることは受け止めた。

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星組

3.5JAZZ好きだけど

2023年4月13日
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鑑賞方法:VOD

歌って踊るシーンは冒頭でピークを迎える。脚本自体に特筆すべき事はなく、本編が進行するにつれ、その後のミュージカルシーンもなんとなく印象薄く感じる。
完全に好みの問題だろうし、時代背景も違うにしても、個人的には同じチャゼル作品でも『バビロン』の方が圧倒的に好みだ。

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Iwarenkon

4.5人生なんて

2023年2月27日
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こんなものなのかもしれない。何もかも、全てを手に入れることなどできるものではない。しかしそうであったとしても、その瞬間、瞬間を情熱を持って生きる事で、もしかしたら道は開けるということを、この二人の主人公が教えてくれたのかもしれない。夢を追いかける男女の出会いから別れまでを、ジャズや青・赤・黄のライディングや衣装で肉付けし、楽しく切ない物語を盛り上げた。ラスト10分は嵌まる人には鳥肌ものかもしれない。

p.s. JKシモンズがちらっと出てたw

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レイは!?★

4.5冒頭のあれ、どう撮ったの?

2023年2月25日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

なんとなくNetflixをつけ、おすすめ欄にあって再び鑑賞することに。

「夢」とか「幸せ」とかね、・・考えるべき時に見ると前に進む方に背中を押してもらえる映画だと思います。夢が大切、夢こそ至上命題といった感じ。

ただ、個人的には犠牲にする部分が大き過ぎると感じたなら、諦めるというか見送っていいと思うんですよね。その先の結果に満足できていればいいと思うんです。夢が叶っても幸せで無いなら意味なくない?って思っちゃう派。一方で「夢がある」=「ワクワクできる、色々妄想できる」状況は大切だと思うのです。これはもう全方向的に良くなっていくか悪くなっていくかを左右する大きな風向きだと思うのです。

そういった意味で、個人的な話ですが今の職場に「夢が無いなー。」と感じた私はするのです、転職を。妻と同じ職場という状況にも、週4のリモートワークにも、それなりの報酬にもある程度満足していたけど、この先の未来がつまらなそうだったし、まぁ・・仕方ないかな。

(※以下、ネタバレあり。)

「ラ・ラ・ランド」では男も女も、出会った当初持ち寄った夢を叶えた事で美化されているけれど、実際には若い時に夢を語り合った男女の数だけラストシーンがあるのですね。バッドエンドも含め。遭遇したのは状況的に偶然だったとはいえ、店名にセブスと付けちゃう男、セブスっていうネオン輝くロゴマーク見て「あっ」って思いながらも中入って一曲聴いちゃう女。ちょっと未練がましいような気もしちゃうなw

最後、セバスチャンの悲しげな演奏の指が途中で消え入るように止まったのと、他の観客が拍手する中拍手をしていないミア。解釈は色々とありそうですね。

だんだん暖かい日もあったりして、いよいよ桜咲く季節が近づいてまいりました。出会いと別れの共存する季節で、幸福感と悲壮感が同居するような、気分の高揚感や謎のやる気と相まって狂気じみた感覚もあったりする4月がもうすぐです。

基本的にどこにいても大体何とかなるもんだとは思っています。ただ「夢があるか」という観点は、この「ラ・ラ・ランド」ほど厳格に定義しないまでも、人生100年時代に今後も大事にしていきたいスタンスです。

それにしても「ラ・ラ・ランド」の曲は、春の夜にはいい曲ばっかりだなあ。

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うに

4.0タイトルなし

2023年2月17日
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ミアの頭はお花畑
最後は理想なのか、空想のBパターンなのか
成功しても空想してしまうものなのか
ミアの空想では一緒にパリに行っていたが、あれではセバスチャンは幸せではない

セバスチャンは夢を叶え、堪えるシーンはカッコイイ
お店の外壁にミアの広告を描いたり影ながら応援していたのかな

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おまめ

5.0夢を追うということ。

2023年2月12日
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バビロンの上映を記念した再上映で見に行きました。当時は映画館で見れなかったので、再上映してもらえて本当に嬉しかったです。

ミアとセブがお互いに夢を諦めてしまいそうなときに、支え合うシーンがすごく素敵。
ただただ信頼して応援してくれる人がいるのはこんなにも心強いんだなと感じる。

挫けそうな時は何度もこの作品を見ています。

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おはな
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