ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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最高!
もっと賞を取ってもおかしくない作品!
正直これの良さが分からない人はかわいそう。
たしかに前半で日本で言うミュージカルっぽさや元気な部分が出切ってしまって、後半がつまらなく感じ、ラストもスッキリしない…というのは日本人が言うのには一理あります。
が、ここは外国の文化や考え方を理解して欲しいところ。
元気なのがミュージカルじゃありません。
これはただの、夢を追いかける大人の甘く切ない恋の物語ではありません。
お互いを知り、共に夢を追い、その中で色々なことがあって、すれ違いもあって、離れても結局応援していて、全く別の生活になっても、お互いを忘れることは無く、夢を叶えた2人が再び出会った時様々な想いが駆け巡り、もうこれから関わることはなくとも最高の友人であり続ける。あまりに切ないけれどそれは一生心に残る美しい出会いとなるのです。
冒頭から最後まで度々流れる切ない曲はその伏線でもあります。音楽がこの映画の中でとても効果的に作用している。ありきたりな毎日がほんのささいなことで劇的に変化する。それがおそらくオープニングから既に込められています。
エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの演技もとても美しくて素敵でした。
日本だとあまり理解してもらえないストーリーかもしれないけど、純粋にこういう展開の物語はまさに私の求めていたものです。号泣とかじゃないです。とってももどかしくて、何かをどうにかしたくなる、けど受け入れる。涙が頬を伝うけど笑顔になる、そんな感じです。
拙いですが
この良さはもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思います。
懐古的
なんだか不思議な不協和音を感じる作品だった。
スマホを使える時代なのに、やけにファッションのセンスが古かったり。
それが嫌かと問われればそうでもない、妙な違和感をずーっと感じるだけである。
脚本的にはオーソドックスな構成で…特にどうという事もなく、どっかで観たような台詞とシチュエーションが満載だ。
なのだが…退屈というわけではない。
そして、のめり込むという訳でもない。
全編を通して、コミカルな作りにもなっていて多様なアプローチをしてくれはするのだが、日本人の笑いのリズムとは異なるのだろう…オチを認識した後に、「あ」と気づくような感じだった。
なんというか、ミュージカル寄りな映画だなあと思った。
いや、オープニングからしてこれぞミュージカル映画って感じなのかな?
歌ってる間は、現実の時間は動いているわけではなく、内面の解説や表現に全て費やされているような…そんな感覚を覚えた。
ミュージカルが好きな方は受け入れ易いのかもしれない。
それにつけても、あちらの役者のスキルの高さには驚く。
勿論、そのスキルがありきのオーディションであり、キャスティングだとは思うのだが、ソツがない。
後は色の使い方が、舞台っぽくて、よりミュージカル感が増してたのかもね。
なんかじっくり観るというよりは、BGMとして重宝しそうな感じである。
take on me ♪
予告編の部分が序盤から中盤であらかた片付くので、およよ?と、思ったけれどナルホドナルホド。
極彩色のノリノリミュージカルを期待するとご用心。この監督をセッションで知ってる方は大丈夫だと思われますが、中々に心をギュッとしてきます。
そこからの結末とオチも、個人的には好きでした。パッと開いてスッと終わる、そんな切なく優しい物語。
いい意味で裏切られた
「観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテインメント」
この宣伝文句は如何なものか.....^^;
もっとビターな大人の苦味を感じましたが。。
賛否両論のようですが、小難しい理屈はいらないなあと思いました。
のっけからあんなカメラワークであんな楽曲、素晴らしいの一言。そんなされたらワクワクせず観られるわけがないですよ!ずるい笑 あっという間にエンディングでした。
前評判とか先入観なしに見てほしい作品。
絶妙な男の恋心に共感
WE ARE Xを抜いて今年一位更新!最高な曲、斬新な構成は言うまでもないが、女性ではなく男の恋心を絶妙に描写した監督脚本のチャゼル監督にあっぱれ!女ってこんなものと感じさせる稀代の小悪魔を演じたエマ・ストーン、男気マックスのライアン・ゴズリング。最高です!
退屈でした。 ジャズはよく知らない。響いてこなかった。 オマージュ...
退屈でした。
ジャズはよく知らない。響いてこなかった。
オマージュしてるという古のミュージカル映画は全然わからない。
そういう目で見ると、ありきたりな話。
夢と恋愛と現実の中で生きる。
よくある。
ただ、最後の二人の笑顔はとても良かった。
いろんな選択肢があった中で、生きてきた現実を素直に幸せに感じているだろう笑顔だった。
10年に一度の 完成度の高い大好きな映画
4回見ました。こんなに夢中になるんて! まだ、数回 観る予定です。
最初から圧巻で、音楽が素晴らしい! 大好きな、「ロシュフォールの恋人たち」を思い出しました。監督のオマージュなのかも。とにかく、セブとミアに扮する二人の演技力が素晴らしく、ライアン ゴズリングは、「きみに読む物語」でいいなぁ とは思ってましたが、久しぶりに見て、こんなに素敵になっていたなんて!
「パリのアメリカ人」など、昔のミュージカルのいくつかの名作を思い起こさせるところがあるみたいで、監督がミュージカルが好きなんだ、って感じます。
ただ、最後が切なくて、最初に見た時、落ち込んでしまいました。二人の間に起こった事を
いろいろ想像したりして。
でも、とにかく 大好きな映画です‼️
うっとり
どこをとっても素敵。
歌もダンスもタップもピアノも。
ミュージカル映画だったからよかった。
これが普通の映画ならもったいない。
ミアが最後のオーディションで面接官に何でもいいから話してと、語り手になってと言われ、女優になるきっかけだった叔母の話をしてるシーンにボロボロと涙が出た。
最後も感動。
夢を持ち続けること、自分を信じることが
どんな時代を生きる人にも大切なことを当たり前に思わせる。
夢みるって素敵だし、夢を実現させることはもっと素敵。夢を掴んだ2人に心満たされた。
モヤモヤと美しさの共存
ララランド、正直途中まで観ていてすごくモヤモヤしてて、理由は、主人公たちは自分の「夢」を追うが故に、誰かが傷つくことを意に介さないし、社会を上手に渡れる選択肢を選ばないんです。いつも人の目を気にして社会をそれなりに生きているタイプの人間はたぶん彼らに感情移入できないんですよね…。
でも、途中セブのことを応援できるようになる瞬間があって、それはミアのために今までの「夢」を捨てる選択をした場面なんです…。その時、彼の「夢」は誰かを幸せにすることになっていて、今までの「夢」も叶わず、新しい「夢」もないミアはそんなセブを見て苦しむんですよね。
そんなミアを見てまたモヤモヤしていると、その彼女の胸中を歌った「愚かな夢追い人に乾杯を」を聴いて胸にストンと落ちるんです。『少しの狂気がスパイスになる、世界に新しい色を与える』彼らはこの世に必要なんだと分かった時、今までの彼らの不器用さが美しく見えてくるんです。
そしてそこからが怒涛のラスト。思い描いていた「夢」が叶ったミア。そんな彼女はかつてあったはずの今日に出会ってしまうんですけど、彼女はそのとき初めて「夢」を追うことをやめる選択肢を選んで話が終わるんです。
ララランド、本当にモヤモヤしておもしろくないとまで思いそうになったのに、最後にはなんだか良かった…という不思議な感覚になったため、所感を書かせていただきました。
たのしかった! 切ない感じの終わり方、というか流れがそういう感じな...
たのしかった!
切ない感じの終わり方、というか流れがそういう感じなのもよい。でも明るい感じというか。
踊りながら帰って来たよ。劇場を出た人がみんな口ずさんでいた!
期待しすぎた
イマイチやった
良かったのは、CMとかでやってる車のシーンと最後の回想?シーンくらいかな
歌も歌唱力もレ・ミゼラブルとかマンマミーアには負けてるし
ストーリーも、女優を目指してる人の典型的な話で、相手の職業がちょっと違うだけで想定できる内容やった
感動も笑いもなく、泣ける映画でもない
期待してなくてもイマイチって感じる映画やったと思う
映画館でみる必要は無かったかな
ミュージカルとしては・・・
最初に言っておきますが、俺はミュージカルが大嫌いです!
だけどアカデミー賞には弱いので(苦笑)観に行きました。
正直、ミュージカルとしては、
とても中途半端だというのが一番の感想。
ミュージカル嫌いなので、構えて観に行ったら、
ミュージカル部分が全体の2割くらい。
あとは、普通のドラマなので、
余計にミュージカル部分が浮くというか、
凄い違和感がしました俺は。
しかも、現代劇なのに、ミュージカル部分は
古き良きハリウッド時代風の振り付け、演出になるので、
(勿論、意図的にそういう演出なのですが)
観ていて、恥ずかしいというか、なんというか・・・(^^;)
物語としては、普通に良く出来ているので、
逆に「なんでミュージカルを取り入れたのだろう?」
とさえ思った。
終わり方がとても切ないし、その件の見せ方も巧くて俺は好き!
ただ、そこに至るプロセスが描かれていなく、
旨く行き過ぎている嫌いはあります。
でも、作品としてとても良く出来ているので、
一見の価値ありです!
俳優になれば良かった
これぞエンターテイメント!まるで素敵な夢を見ていたかのような気分。
何も難しい事は考えないで、作品に身を委ね、野暮な事は言わず、素直な気持ちで感じるように、夢見るように、歌うように鑑賞したい。おそらく僕たちの父や母が若かった頃は、そんな風に映画を楽しんでいたのだと思う。作中の、ある種の古めかしい感のあるデザインの服やセットのしつらえは、そういった懐古を促す演出なのではなかろうか?
色々な知人にこの作品をお勧めしているのだけれど、「あなたが言うほど大した事はなかった」と言いそうなタイプの人は何となく分かるので、そういった人にはお勧めしないようにしている。
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