ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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ごめん。私が悪かった。
根本的なことを言うと、私ラブストーリー苦手だったわ。
今まで見た映画にもラブなシーンはあったけどメインは謎解きだったりアクション。ここまでガッツリなラブストーリーは……最後に見たのはいつだったか……?
いくら評判が良いからってジャンルを考えたら見ちゃイカンかった。
しかもサクセスストーリー。そこに至るまでのイライラは本当にもー。
途中の言い合いで「うるせー!みんな目的のための手段に下げたくねー頭下げたりポリシーやプライドを泥水啜る気持ちで曲げてんだよっ!」とまたイラ。
そして、本当に私が悪かったと思うのは何でミュージカルなのに見た?
でもね、舞台とかは大丈夫なのね。
あれは同じ地続きの世界として見られるからなのか?
『ララランド』はダメだった。
頭では分かってるけど「オイオイ!いきなり歌い出したよっ⁉」と突っ込んだり、ロマンチックなプラネタリウムのシーンに「不法侵入、しかも飛んだよ⁉」と全然世界に入り込めない。
そして最後は……5年の出来事を逆算して、乗り換えはえーなと寒々とした気持ちになった。
ただ、本当に音楽のシーンや色鮮やかな衣装や背景は素敵。
今回は『どんなに評判が良くても自分が見ちゃイカンジャンルがある!』ことが解ったその意味でチケット代は安い授業料になりました。
LALALA~♪
10日の間に3回観て毎回号泣してるんですけど、不思議なのは本当にこの作品賛否両論あるんですね~、意外@_@
そして、それは映画に対する期待が人によって本当に違うということと、同じシーンを観ても感じ方が違うということ。
大好きになった映画なので久しぶりにレビューをけっこう見てるんですが、まあ色んな意見が上がる作品の方が話題になるのかもしれませんね。
個人的にパッと見(パッと聞き)明るく幸せそうだけど、もの悲しいことが好きなので、LALALANDは本当にツボでした☆
また映画の非現実的な設定の中にあるリアリズムが好きなので、そういった点からもよかったです。
共感できない、というより想像できる、あの時私も、じゃなくてもし自分だったら、ですね。
ストーリーが平板(失礼か。でもそう言われてますね)でも演出や演技・画面でいくらでも映画って魅力的になりますよね。
大体まだ描かれてない題材や設定・環境があるのかと思いますし、同じことをどれだけ味付けできるかが問われるんじゃないかと思います。
そして、ネタバレですが、タラれば?妄想?シーンにはやられました!
サントラダウンロードしてここだけ聞いてるとまた泣けるんですが、それまでに映画の中で使われていた曲のアレンジ版がこれでもかとたたみかかって(日本語変?)、どこで何が違っちゃったのか?って感じ。
まあ、このラストがあるからそれまでの展開も活きてくるんですね。
予定調和ではない、いい意味で裏切られた、という月並みな表現になってしまうのですが、演技、音楽、雰囲気^^・色調、全てが最高!
この作品を観られたことが幸せ、余生であと何回観られるか、と思う自分がいます。
先入観なしに浸るのが幸せです!
う〜ん
カーラジオに伏線貼っている気がする
初っ端からミュージカル前回で明るくて楽しく夢が詰まっている雰囲気で「ヘアスプレー」を思い出した。
冬にミアとセブは出会い、春に恋に落ち、夏に愛し合い、秋に別れを告げ、また冬に再会する。という文にすると他愛もないストーリーだったけど、見ているうちに音楽やキャラクターにどんどん惹かれて行く一方だった。
ミアもセブも互いに昔からの夢があり、何度挫折しても周りから言われても熱意があれば夢は叶うと、互いに相手の成功を願ってたけど先に夢から覚めてしまったのはセブの方だった。でも若しかしたらミアはとっくに夢から覚めかけていたのかもしれない。冒頭のコーヒーがかかってしまったこと、審査員が無反応なこと、いろんな塵みたいなことが積み重なって、とうとう独り舞台後に観客から言われた言葉によって潰されちゃったんだなと感じた。
そんな中、あの傷ついた独り舞台によってまたチャンスが巡ってきて、ミアは夢を追い始めた。セブも応援するけど、2人は夢じゃなくて未来の話をし始め見ているうちに何やら不安がよぎった。「愛している」とお互いに言い合うけれどなんだかそれが最後の別れみたいだなと。
結局その通りに数年後、ミアは大女優として成功を収めセブではない男性と結婚し子供もいる幸せな家庭を築く。セブも自分の店を持ち、大盛況でジャズを復活させるという夢を叶える。でも夢も愛もすべて行くハッピーエンドではなく、夢がかなった先に互いがいないというエンドが切なかった。セブの弾くピアノから繰り広げられる理想的なエンドは過去に選ばなかった選択肢によるもので、もしあのレストランでセブが失礼なく対応していたら、キースの仕事を断っていたら、独り舞台でランプを消さなかったら…そんな未来が待っていたかもしれない。でもミアは夫ともに店を後にしようとし、セブの方を振り返り、セブもそんなミアを見つけそこで〈END〉の文字。
その後2人はどうなったんだろうと想像してしまう。若しかしたら心の奥底では相手への愛があるかもしれないけれど、「大人」になってしまった彼らはまた愛し合うことなく、再び会うこともなく自分の道を進むんじゃないかと思う。2人がまたくっつくにはミアもセブも背負うものが出来てしまったし、それこそ最初のカーラジオででた「恋に落ちたシェイクスピア」のように2人は結ばれない運命なんだろうな…。
見終わった直後だから言いたい事書き連ねすぎてまとまった感想が言えない。
詳細レビューは他の方々のを。ばく然レビューです。
見る度に発見と魅了で満ち溢れている
1回見た時、映像が早すぎて気になり2回見てようやくわかった。
けっこう長い映画で、一つ間違えば中だるみしそうだった。
それがラストの展開で一気に目が覚める!
映画という総合芸術の全てを駆使して作品をつくろうと、監督の意気込みが感じる。
それも現代的な若さとパワーでぐいぐいと引きこまれた。
まさに空想世界、ラ・ラ・ランド。
なにより映像と音楽が美しい。
パレットに流しこんだような色の多彩さ。
夕暮れの丘、ロスの街並み、ミアの色とりどりのドレスの綺麗なことよ。
切ないメロディと力強いジャズの音楽がロンドのように溢れる中、2人の心理描写を四季のシーン毎にばっさりと切っていく。
ミュージカル映画?音楽映画?なかば中間色映画。
元オリーブ少女が好みそうなワクワクするおもちゃ箱みたいなシーンがたくさんあった。
ミュージカルありきの押しきせがましさもない。
クラシック風と現代風の見事なハーモニー。
終盤、女が立ち寄った店の名に見覚えが。
5年ぶりの再会なのか。
女はカウンターパンチを食ったような表情。
男は静かにピアノを奏でる。
このシーンから一気に夢の世界=ミュージカルの世界に突入。
あの日、男のピアノの音色に惹かれて見つめた、もしあの時、男がキスしてくれてたら、実現できたかもしれない2人の未来。
なんだかな~哀しくて泣けた。
今、自分の体から心が抜け出して宙を舞い、巴里の絵画の中で男とダンスをする。
現実の女は映画の撮影で巴里に行き、男はツアーに出て自然消滅したようだが。
「あなたを一生愛してるわ」といいながら別の男と人生を共にしている。
後悔と懺悔のような女の切なさ。
それでも男は「再会できてよかった」といいたげでかっこいい。
ビタースィートなラストでした。
タイトルなし(ネタバレ)
カラフルな衣装、綺麗な街並みが素敵でした。
ミュージカルや洋画はあまり得意ではないので、2時間という上映時間飽きないか不安でしたが、迫力のあるスクリーンで観て良かったです。
ラストは少し寂しくなりましたが、大人になるということは過去も思い出として受け止められることなんだろうなと感じました。ラストのもしも、のようなセブとの未来の幻想シーンがいちばん観ていて楽しかったです。
サントラ欲しい
Someone in the Crowd
人生の中でとても好きなミュージカル映画の1つです!
⭐︎ミュージカルシーンの撮影が素晴らしいです!
・実際の高速道路で撮影したオープニング
・lovely nightシーンの限られた撮影時間
(9月しかみられない日没マジックアワー)
・バリエーション豊かな衣装
・ライアン・ゴズリングがピアノを練習し実際に演奏
お互い叶えたい夢を実現できたのに、恋愛では結ばれず別々の道を歩む結果になってしまうのが切ないです😢
2人でデートしたり、好きな事を共有する時間もあるのでさらに切なく感じました。
映画館で鑑賞したときはあまり感動しませんでしたが、数年後にオーケストラ演奏上映をみたときは、自分の価値観が変わっていてとても泣けました…
今までの人生における恋愛や仕事の経験や個人の価値観によって映画のみかたや好みが変わるのかなと思いました。
人生は選択
二人の男女が出会い、お互いの夢を応援しながら、夢に向かって歩いていくストーリー。
人は欲張りだから、夢も愛も手に入れようとするけれど、実際それは無理な話で、何が一番大切かを選択し、他を手放しながら生きていく。
そんなことを感じた映画だった。
劇中、たくさんの魅力的な曲が溢れている。
映画を観る前から気に入っていた「アナザー・デイ・オブ・サン」、
劇中何度も流れて、その度に心動かされる「ミアとセバスチャンのテーマ」、
「シティ・オブ・スターズ」など、どれも素敵な曲だが、中でも圧巻だったと感じたのが、
ミアがオーディションで歌う「ザ・フールズ・フー・ドリーム」。
私はあのシーンで泣きました。
何はともあれ。
もう一度観たくなるような、そんな味わい深い映画。
タイトルなし(ネタバレ)
映画館で8回観た
観れば観るほど、また観たくなる
夢見た一年
何にも変えられないかけがえのない一年
大切なものって、今存在すること、それだけではない
いつでもどこにいても
感謝している
応援している
心で繋がっている
今は別々だけど幸せにくらしている
できることはありがとうって思うこと
でも信じている
相手の幸せを心から願っている
夢見た一年
これ以上ないくらい素敵に表現していました
観れば観るほどハッピーエンド
あんなに素敵な宝物があるのだもの
爽やかな映画
romantic💕
ワンピース、ワンピース❗
タイトルなし(ネタバレ)
夢を追う二人の物語。
男は一時夢を諦めて商業的な成功を収め、女は夢を追い続けて挫折を味わいながらも二人は一緒に暮らしている。
しかし、お互いが夢に向かって奮闘し叶えた代わりに二人は別々の道を歩むこととなる。
最後のミュージカルシーンではもし二人が一緒に夢に向かって奮闘し別れずに一緒に暮らしていけたら、を美しく描いている。それまで現実だった二人の暮らしが夢として描かれるのが幻想的で、また幻想的であるがゆえに常に心のどこかに寂しさを感じさせるもので印象的だった。
アカデミー作品賞は取れなかったが十分に見応えのある映画だった。
久々のトキメキ
見終わったあと、この感じ久しぶりだと思った。
映画のおかげでウキウキが寝るまで続くような、誰かに話したくて、ステキシーンが頭でグルグルするような感じ。
ジャズってあまり好きじゃなくて冒頭シーンも「カメラ動きすぎて見づらい…」とか思ってたけど、やっぱり監督賞!すばらしい!!
とにかくハッピーに終わらないで、ハッピーな空想を描く画面と、現実を知ってる観客の切ない心がぶつかり合うようなラストがすごい。
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