劇場公開日 2017年2月24日

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「変わらない街並み、変わりゆく二人」ラ・ラ・ランド ポルチェさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 変わらない街並み、変わりゆく二人

2018年1月15日
iPhoneアプリから投稿

およそ2時間ほどの作品ですが、
展開が早く、サクッと観られました。

ピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)
女優を志すミア(エマ・ストーン)
性格も考えも違う二人がぶつかり合い、
認め合い、次第に惹かれ合っていきます。

王道のラブストーリーですが、
この映画の魅力は何と言っても
鮮やかな映像美です。

季節ごとに進む物語のなかで、
同じシチュエーションやスポットに
何度も行きます。
変わらない街並み、変わりゆく二人。
言葉だけでなく、鮮やかな映像美で感じられます。

ジャズの起源は、
言葉の通じない人同士が、
心を通わせるために生まれたと語られます。
ミアとセブを繋げたのもジャズであり、
二人にすれ違いを生んだのもジャズでした。

ラストシーンには賛否両論ありますが、
あの”もし”の世界こそ、
ラ・ラ・ランドなのかなと思います。

ポルチェ
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