サウスポーのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
映画・サウスポー
監督・アントワーン・フークワ
出演・ジェイクギレンホール、レイチェルマクアダムス、フォレストウィテカー、ナオミハリス、w50セントw
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感想
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アントワーンフークワ監督作品、エンドオブホワイトハウス、トレーニングデイ、イコライザー、マグニフィセントセブン。
マグニフィセントセブンを観た時に書いた感想、”割といい作品”の監督です。サウスポーwowow鑑賞。
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またしても”割といい作品”だったーww
というか、真面目なんかな?ウマイっ!!という瞬間がないなー。妙にリアル志向というか。。やっぱ真面目だな。
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良いところ。まず設定が最高じゃんwチャンピオンが妻なくして、子供ともすれ違うが、心を入れ替え、復活する!!
しかもジェイクギレンホールの役作りハンパない。肉体に説得力を持たせている。あと、50セントが笑えるw
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気になるとこ。チャンピオン復活の際、基礎からトレーニングを行い、フットワークとディフェンスを磨くんだが、、まず最初の設定がWBA、WBC、WBO、IBFの統一チャンピオン。さすがにやりすぎだろ!?基礎も出来てない、ちょっとしたことですぐ怒る、こんな奴が4団体統一チャンピオンは、さすがにやりすぎ!.
こっからネタバレあります!.
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演出面もイマイチ盛り上がらず。最後の試合で、妻のいないリングサイドの椅子を映すんだけど、当然伏線で、最後娘が怖さを乗り越えてそこに応援にきて、ダウンから立ち上がるー。みたいな展開かと思わせて、、何もなし!!.
で、判定まで行って、負けるんだけど、家族の絆は強くなる、弱い自分に勝つ。みたいな展開かと思わせて、普通に判定で勝つという!!娘は控え室のテレビで見て喜ぶ。ジェイク勝った後"これでようやく前に進める"だって。.
いや、そもそもボクシングの美しさって、チャンピオンだからとか、4回戦だとか、勝つとか負けるとか関係ないから!!ボクシングと、自分の生き方と向き合う姿勢だから!.
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自分と向き合った時点で前に進んでるんだよ!!絶対負けた方がカッコいいのに。
マグニフィセントセブンの時もだけど、なんかことごとくツボを外されるんだよなー(・_・;
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ジェイクがカッコいいのと、ボクシングが見所です!
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#映画 #サウスポー #ジェイクギレンホール #フォレストウィテカー #レイチェルマクアダムス #50セント #アントワーンフークワ
感動
泣いた(T_T)
こういうのを待ってた!
よく出来たボクシング映画
主人公(ジェイク・ギレンホール)は世界チャンピオンのボクサー、美しい妻(レイチェル・マクアダムス)と一人娘とともに充実した日々を過ごしていた。
そんなある日、チャリティパーティで若手のボクサーから挑発され、殴り合いになり、何者かが銃を発砲、妻が亡くなってしまう。
あとはボクシング映画の王道的な展開だが、ボクシングシーンがよく出来ていて、大満足。
王道
俳優に支えられ
ジェイク・ギレンホールと子役のオオナちゃん目当てで鑑賞。 王道のス...
羽海野さんの『ハチクロ』を、不意に思い出しました。
私生活もボクシングも相手任せに頼り切って、自分自身を顧みず、責任転嫁ばかりだった。決して悪い人間でもダメなボクサーなんかじゃないけど、主人公ビリー・ホープは表すならまさに”未熟”の人。でもその未熟さは、誰しもが持ってるもので、そこに共鳴できるか否かで、映画を見る目が変わるかも(”未熟”は映画の出来自体にも通じる言葉なんだけどね)。
それでも僕はこの映画が大好きだし、最高だった。展開があまりにオーソドックスすぎるところは否めないし、「新しさ」は見えないところも納得せざるを得なかった。だとしても辛酸を舐め、落ちるとこまで落ちていっても、拳を奮って戦う男のドラマにはもう降参しかない。やはりどうもこの手の話は弱いようで、困ったものですw
ちなみに”何故『ハチクロ』なの?”と感じた方へ補足ですが(そもそも作品を知らない方は、ぜひ一度読んでください。少女漫画と侮るなかれ。男でも夢中になれます)、ビリー・ホープはその作品のヒロイン・はぐに似ているんです(あくまで個人の意見ですが)。漫画のネタバレぶっこみますが、最終10巻ではぐちゃんは男の子へこう言います(実はこの男の子は同志で想い人(?)なんです)。”描きたいの。これ以外の人生は、私にはないの”と。さらに前の9巻では、”「絵を描く」ということだけが、私を「守り」「生かさせて」くれた。描く事を手放す日が来たら、その場を命をお返しする”と。彼女にとって絵を描く行為はただの自己顕示ではなく、もはや呼吸と同じレベルの”生きるためのアクション”であり、ビリーがボクシングを続ける理由と、すべてでなくても似ているんです(ボクシングにこだわる理由も映画はちゃんと描いてます)。
ただ『ハチクロ』よりも映画は正直言うと(傑作には)寸前止まりで、もっと工夫ができたはずと思いました。それも何度も。だけどギレンホールの演技、フークア監督の演出は決して悪くないですし、『ナイトクローラー』に負けず劣らずのギレンホールがまた観れました。それだけでも映画を観る価値はあると思いますし、子役のウーナ・ローレンスの芝居もまさに必見でした(最早芝居を通り越した瞬間もありましたし)。
今年は邦画の異常なレベル(『シン・ゴジラ』や『君の名は。』、『聲の形』『この世界の片隅に』などの傑作映画)が非常に目立つ年ですが、個人的にはその布陣に負けない映画と思ってます。また何度も観たいって思ってしまっているほどですから。
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