「韓国元祖版は、アルコール度数軽めの缶チューハイ的作品」最後まで行く(2014) ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
韓国元祖版は、アルコール度数軽めの缶チューハイ的作品
日本版リメイクを観た後、しばらくしてから鑑賞。
次から次へと試練がやってくる、スピード感のあるスリラーサスペンスアクション。
韓国元祖版の方が、主人公と敵側、両方悪い奴だけれども、
一応敵側が悪役で、善悪の二項対立がしっかりしていて、
無駄な描写が無く削ぎ澄まされたような、シンプルな作品だった。
ゆえに、ストーリーがわかりやすいし、例のアレ(「ズドンッ!」と「バーン!」のアレ2つ)も、驚きと共に、
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
な感じで、はっきりしてて良かった。
ラストの終わり方も、こちらの方が良かったと多く言われそうな最後だった。
ただ、鑑賞後感はこちらのほうがわかりやすい分、重さが軽いかなという印象。
おそらく、敵役の人物説明量の少なさと、家族絡みのシーンが韓国版だとササッと済ませた感じだからだろう。
缶チューハイにたとえるなら「ほろよい」シリーズ位の、軽めのアルコール度数なので、二日酔いにならないストーリーというか、内容の記憶が残る感じのものではなかった。
どちらかと言うと、驚きやハラハラが面白い、ジェットコースター感が強めの韓国版だった。
それにしても、韓国映画に出てくる警察ってほんと毎度毎度、ポンコツで無能だよね。
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