イン・ユア・アイズ　近くて遠い恋人たちのレビュー・感想・評価

世界同時ネット公開という配給方法をとったこの作品。
クリスマスに映画館で見たくなる。
愛おしいほど不思議な作品。
すごくいい。
2014.10.28

見知らぬ他人との関係性が薄い今の社会で見知らぬ他人とのテレパシーによる関係とロマンス、それぞれの生活の困難を乗り越え結ばれる二人にとても素敵だと感じた。筋書きは非常に単純だが、演出は非常に良かった。

このふたりみたいにどんなときでもそばに居られたら素敵なのにって少し思った

夢をみながら大人になりたい

仮釈放中のディランと医者の夫のもとで病人扱いされるレベッカは
小さい頃からお互いが受ける怪我や衝撃、気持ちの浮き沈みなどを感じる。
大人になったふたりはその"テレパシー"が自由に操作できるようになり頭の中のだれかと常に話をすることに夢中になった。
そしてふたりは頭の中で愛を知りコンテナに乗り込み海外に逃げる。

素敵なお話

アメリカの北部に住む女性と南部に住む男がどういうわけかテレパシーで結ばれる。
その後の展開は予想通りで何ら不安はない。
ゾーイ・カザンがとても可愛い。

現実にはありえない現象での2人の掛け合い、やりとりが面白かったです。一度は体験してみたいと思いました。
2人が初対面してからの続きがないのが、ちょっと不完全燃焼ぎみ(?)個々の人生は詳細に描かれていて良かったのですが、2人が交わってからがもう少し観たかったです。

ファンタジーだとは知らずに鑑賞。いつでもどこでも会話ができる恋人がいたら、それはそれでhappyなのかもしれない。。お互いの距離を乗り越え
多くの障害や問題を残して最後は念願の初対面を果たして終わり。それでいいのか恋愛映画とは

この際、細かいことは考えたらアカン。
相手を感じ合うこと、シンクロしてるって
プロットはありきたりやけど、まぁいいとしましょう。しかし、しかし、あのエロスのシーンは気持ち悪かったなぁーと。
観た人にはわかる。主演の女の子見れば見るほど、可愛く感じてきた。
知り合えないものですね。