「骨太かつ繊細なヒューマン・サスペンス」人間の値打ち ひで3さんの映画レビュー(感想・評価)
骨太かつ繊細なヒューマン・サスペンス
しばらくは周囲に「人間の値打ち」を勧めてしまうと思います。久々に?「この監督スゴイ!」と思いました。
何が良かったかを思いつくままに記します。
・脚本がしっかりしていて、最後まで引き込まれます。
・登場人物の中にいくつもの自分を見いだし、心に食い込んできます。
・サスペンスとして見事なだけでなく、登場人物像、思いがよく描かれています。人の優しさ、残酷さが散りばめられています。
この映画の構成は何も知らずに観た方が面白いと思います。
私は最後、二人が会うシーンで涙がジワリと出ました。
「人間の値打ち」がミニシアター系なのが残念です。
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