「なったのか、ならなかったのか?」クリミナル 2人の記憶を持つ男 Tetさんの映画レビュー(感想・評価)
なったのか、ならなかったのか?
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殉死した敏腕CIAエージェントの記憶を、幼い頃の虐待による怪我で感情の無い犯罪者に転写したら、ってお話。
ケビンコスナー演じるジェリコは、幼少期の虐待の怪我が原因だとしてもかなりのクソ野朗!
こんなクソ野朗が主人公って中々珍しいなと。
逆にクソっぷりが痛快に感じてしまうけど、心理的には、共感の余地無し!
それが敏腕エージェント、ビルの記憶を得ることで感情、スキル、社会通念も変わっていき、人を構成する要素って一体なんなの?って思わせる。
記憶と人格が本人ならば外見が違っても愛せるものなのか?
なんか色々考えさせられる単純ならざる映画でした。言い過ぎ?
冒頭のモノローグからして、完全にビルになったのか、ならなかったのか?
こんな終わり方、好きです!
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