劇場公開日 2015年10月16日

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「前作とあわせて2時間にまとめてほしい」ダイバージェントNEO りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)

2.5前作とあわせて2時間にまとめてほしい

2015年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

本作の試写会に当選したので、慌てて1作目を借りてきて観た第1作『ダイバージェント』。
観たのは10日ほど前なのに、もうほとんど、すっかり内容を忘れていて、こりゃ困った・・・というような情況で観た。

とにかく、前作を観ていないと設定などがほとんどわからない。
その意味では、前作を観ていて助かった。

監督がニール・バーガーから『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』『RED/レッド』『きみがぼくを見つけた日』のロベルト・シュヴェンケに代わったので、とにかく荒廃した未来都市で繰り広げられるアクションの派手派手画面で魅せていきます。
とはいえ、これまで観たようなシーンのオンパレードですけど。

映画中盤からの、敵役ジェニーン(ケイト・ウィンスレット)のもとに出頭した主役トリス(シェイリーン・ウッドリー)が、先人が遺した謎の箱を開けるために仮想世界での実験にかけられるところが見所。

これも、過去に『バーチャル・ウォーズ』などで何度も観たようなシーンだけれど、まぁそこそこ楽しめる。

しかしながら、ひとつひとつのエピソードが長い。
箱が開き、先人のメッセージが告げられて、ダイバージェントの秘密が明らかになるのだけれど、前作とあわせてここまでを1本で撮れるんじゃないかしら。

『ハリー・ポッター』以降、ベストセラー小説シリーズの冗漫な映画化が多いように思えて仕方がない。

りゃんひさ